新100畳敷八日市大凧製作について随時更新しています。
【 製 作 日 程 】

【お問い合わせ先】
世界凧博物館 八日市大凧会館
住所:滋賀県東近江市八日市東本町3番5号
電話:050-5801-1140
八日市大凧まつり実行委員会 事務局
住所:滋賀県東近江市八日市緑町10番5号(東近江市役所商工観光課内)
電話:050-5801-5662

◎新100畳敷八日市大凧『心身 健やか』製作記録
1.製作期間 平成22年7月10日(土) ~ 平成22年8月13日(金)
2.製作日数 28日間(調整日を含む)
3.製作参加者数 616人
たくさんのご参加、本当にありがとうございました!
2011年八日市大凧まつりで、またお会いしましょう!!

8月13日(金)八日市大凧会館 別館にて化粧塗り作業が行われました。
本日の作業でいよいよ全工程が終了し、新100畳敷八日市大凧『心身 健やか』がついに完成となります!
本日の作業は、約1カ月間にわたる全製作工程の最終となる、まさしく大詰めの作業となります。
先日に引き続き、『切り抜き工法』を施されている箇所の骨組みに、墨を用いて化粧を行っていきます。
そして、参加者や保存会から歓声と拍手が沸き起こり、化粧を終えた新100畳敷八日市大凧が、その雄大な姿を披露しました!

立体的な雲を背に、2頭の龍(辰)が舞い上がるその姿は、迫力満点!
しかし、そんな2頭の龍に負けず劣らず壮大な迫力で皆を驚かせていたのは、縦横6mにもなる巨大な『健』の文字でした!!
この新100畳敷八日市大凧は、8月14日(土)より8月17日(火)までの間、一般に公開され、2011年5月29日(日)に愛知川河川敷にて行われる予定の大凧まつりにて初飛揚されます。
100畳もの大凧が、大空へ舞い上がる瞬間の感動を我々と一緒に感じてみませんか?
ぜひ会場にお越しください!!

8月12日(木)八日市大凧会館 別館にて化粧塗り作業が行われました。
7月10日の「のりつけ式」より始まった製作作業もいよいよ最終工程となりました。
参加者は、「切り抜き工法」にて切り抜かれた箇所の骨組み【枠骨/菱骨/絵骨】1本1本に願いを込め、墨にて化粧塗りを行いました。

まず、大凧を表返すために八日市大凧特有の「長巻き工法」を活用してクルクルクル・・・【1】~【2】
次に、「長巻き工法」にて筒状になった大凧を参加者全員で力を合わせて180°回転します。【3】
回転が終了すると、端を固定し再び一面に広げていきます。【4】
この時に骨組みが折れたり、図柄に傷を付けないように注意しながら・・・【5】
無事、表返す事ができました!【6】
久々に現れた図柄にいつまでも感動していたいのですが、早々に最終工程である「化粧塗り」に取り掛かります。【7】~【10】
そもそも「化粧塗り」は、八日市大凧特有で、この作業があることで「切り抜き工法」を行った箇所が更に映える効果があるのだとか。
いよいよ明日、若干の微調整を加え完成となります!
化粧塗り後の姿は、次回の更新をお楽しみに!!

8月10日(月)八日市大凧会館 別館にて切り抜き作業が行われました。
台風4号の影響であいにくの天候となりましたが、たくさんの方に参加いただき、本日無事「切り抜き作業」が終了しました!!
これで、残る工程は「化粧塗り」のみですね!

恒例となりました「D(Dragon:龍)探し」。
本日も発見!!
健康的に焼けた肌にピンク色のTシャツがよく映えているスタッフを発見!!
その胸には2頭の龍(辰)が!!
どこかで見たことのあるようなデザイン・・・
そうです!今回の「心身 健やか」の図柄にソックリ!!
スタッフによると、
『ワゴンの中をかなり探しましたよ!!!!』
と大興奮!!
焼けた肌やTシャツに負けないくらい笑顔が素敵すぎたので、思わず・・・はい!チ~ズ!!

8月9日(月)八日市大凧会館 別館にて切り抜き作業が行われました。

はじめに、先日完成した「絵骨」を目印に切り抜く箇所を確認し、はさみで切り込みを入れていきます。【1】
次に切り込み部にのりを付け【2】、絵骨および和紙に貼り付けていきます。【3】
そうすると・・・なんということでしょう!見事に絵骨に沿った「切り抜き工法」が完成したではありませんか!!【4】

8月8日(日)八日市大凧会館 別館にて骨組み【絵骨】作業が行われました。

本日の作業で「骨組み【枠骨/菱骨/絵骨】」が完成!
これで全骨組みが終了しました。
はじめに、完成した骨組みを巻いていきます。
もちろん使用する工法は、八日市大凧特有の「長巻き工法」です。([1]~[3])
「長巻き工法」にて巻かれた骨組みを一時外へ移動し、図柄を裏返します。([4]~[5])
まず、半分に折ってまた半分に・・・
久しぶりに現れたのは、一面に敷き詰められたシートと新聞紙。([6])
次に、裏返した図柄を広げ、再び一面に和紙のキャンパスが出現すると、外に移動した骨組みを戻し「長巻き工法」を解いていきます。([7]~[11])
最後に、骨組みの微調整を行い完成です!!([12])

8月7日(土)八日市大凧会館 別館にて骨組み【絵骨】作業が行われました。

最近、恒例となってきています「D(Dragon:龍)探し」ですが、今回の龍は一味違います!
実はこの龍、1枚の紙から出来ているんです!!
作者は、現在大凧会館にて企画展「創作切り紙の世界」を開催中の創作立体切り紙作家 大東 守(おおひがし まもる)氏。
大東氏は1枚の紙を取り出し、専用のはさみを手に会話をしながら命を吹き込んでいきます。
数分で完成した切り紙の龍は、細部まで手を加えられ今にも晴天の大空に飛び出しそうですね。

8月6日(金)八日市大凧会館 別館にて骨組み【絵骨】作業が行われました。

湾曲の数多くある「絵骨」【1】ですが、「しならせ方」にもコツがあることをご存知でしょうか?
曲線を描く際に注意すべきは、竹本来の「内外」。
しならせる際には、曲線の外径側を竹の「外側」とすることで、強度も弾力性も増すのです。【2】
逆(曲線の外径側を竹の「内側」)にした場合は、簡単に破損(折れや裂けなど)してしまいます。【3】
ちなみに、竹の向きの確認は少し紙巻き用の和紙をめくって…【4】。

8月5日(木)八日市大凧会館 別館にて骨組み【絵骨】作業が行われました。
八日市大凧特有の「切り抜き工法」を行うために必要となる大切な作業ということもあり、保存会のみなさんに丁寧に指導していただきながら作業をすすめていきます。

今回の作業では、先日に引き続き「骨組み(絵骨)」に取り掛かります。
絵骨作業では、和紙のキャンパス上に描かれた図柄等に沿わす必要があるため、湾曲部分や結ぶ箇所が多くなり、以前の「枠骨」や「菱骨」と比較しても複雑化してきましたが、一人ひとりの手で着実に作り上げられていきます。
.png)
8月3日(火)八日市大凧会館 別館にて骨組み【絵骨】作業が行われました。
本日の昼の部で『菱骨作業』が終了し、いよいよ『絵骨作業』に取り掛かります。

今回作業を行う『絵骨』は、八日市大凧の特徴の1つである『切り抜き工法』を行う際に切り抜かれる和紙の縁に沿うように結ばれます。
切り抜かれる和紙の縁は直線だけでなく、湾曲(わんきょく)している箇所が多く、悪戦苦闘…。
しかし!以前にも紹介したように45cm間隔で『菱骨』がしっかり作られていたお陰で、滑らかな曲線を描いていた絵骨はまさしく芸術です!!
.png)
8月3日(火)八日市大凧会館 別館にて骨組み【菱骨/絵骨】作業が行われました。
夏休みということもあり、将来の伝承者であるお子さんも多く参加いただき、いつもと少し違った賑やかな作業となりました。

本日の作業では、小さな伝承者たちが大活躍!
はじめこそ使い慣れていない凧糸や骨に戸惑っていましたが、時間が経つにつれて大人顔負けの作業に脱帽です。
骨組み作業を終えた小さな伝承者たちは、糸巻きにもチャレンジ!
親子で、また子ども同士で糸巻き作業を行う様は、連日の猛暑を忘れさせるかのような爽やかさを会場にプレゼントしてくれました。
.png)
8月2日(月)八日市大凧会館 別館にて骨組み【菱骨】作業が行われました。
日も落ち、少しは涼しくなるかと思いきや・・・今夜も暑くなりましたが、会場も負けないくらい熱中し作業を進めていきました。

7月31日より始まりました「骨組み作業」。
この『骨』には、3種類もあるのをご存知ですか?
まず1つめの骨は、既に完成しています『枠骨』。
次に2つめの骨は、現在作業を進めています『菱骨』。
最後の3つめの骨は、今後作業を行う『絵骨』となります。
骨の太さも違う(枠骨・菱骨・絵骨の順に太い)のですが、役割もさまざま。
また、3つの骨を結び100畳もの大凧を作り上げていくのですから、数多くの接続点が存在します。
ちなみに質問してみるとその数は「2,000箇所以上」だとか…。
さすが100畳敷大凧!スケールが違います!!
.png)
8月2日(月)八日市大凧会館 別館にて骨組み【菱骨】作業が行われました。
8月に入り、ますます日差しが厳しくなりましたが、本日もたくさんの方に参加いただき、作業を進めていきます。

今回の骨組作業では、新たな秘密兵器が登場!
先日も紹介したとおり骨組み作業では、紙巻きを行った『枠骨』と『菱骨』を組み合わせていきます。
その結果、小指等の関節部分に凧糸の力がかかり、作業を繰り返していくうちに痛みや切り傷等が発生する可能性があります。
以前は、発生した際に傷テープ等で対応していたのですが、今回から事前に秘密兵器(テーピング)を事前に装着!!
ケガ等の心配もせず、力の入り具合もよくなるのでまさしく『一石二鳥』の効果ですね。

8月1日(日)八日市大凧会館 別館にて骨組み【菱骨】作業が行われました。
昨日に引き続き、朝から厳しい暑さとなりましたが、各団体や飛び入りにてたくさんの方に参加いただきました。

本日の作業では、昨日の『枠骨』より細い『菱骨』に取りかかります。
Q1.『菱骨』ってなに?
A1.全国各地に大凧あれど『菱骨』と呼ばれているのは我らが八日市大凧だけなんですよ!
もちろん、他県の大凧でも同じような骨はあるけれど呼び名は『斜め骨』などなど…
名前の由来は、その名のとおり完成後の骨を上から見ると、形が「菱型(ひしがた)」になることから付けられたのだとか。

Q2.『菱骨』の役割ってなに?
A2.『菱骨』の役割は大きく2つあります。
【1】100畳敷大凧の運搬等の際に用いられる「長巻き工法」ですが、凧を巻いた時に『菱骨』が螺旋(らせん)状になることで弾力性が生まれ、上下左右からの力に柔軟に対応できるようになるのです。
【2】空気抵抗を軽減することを目的に用いられる「切り抜き工法」ですが、『菱骨』があるからこそ絵(図)柄の縁となる『絵骨』の曲線を滑らかに仕上げられるのです。
八日市大凧の特徴である【1】と【2】を支えているのは、実はこの『菱骨』なんですね!!

7月31日(土)八日市大凧会館 別館にて骨組み【枠骨】作業が行われました。
今日も朝から厳しい暑さとなりましたが、たくさんの方に参加いただき、1箇所1箇所丁寧に作業を進めていきました。

本日の作業では、以前「紙巻き作業」にて製作した『枠骨』を、「墨打ち作業」にて描いたラインに沿って並べていきます。
しかし、紙巻きで製作した竹の長さは6~7m。凧の幅は12mおよび13m。…どうしましょう。
心配無用!
2本の竹を凧糸でつなぎ合わせると…あっという間に1本の枠骨の出来上がりです!
けど、万が一外れたりしたら大変…と心配されるかもしれませんが、ご安心を!
もちろん、つなぐ箇所や結び方は保存会の方に解りやすく教えていただいたのでバッチリです!!

本日の作業が終了すると、100畳敷大凧を支える枠骨が完成!!
八日市大凧特有の『切り抜き工法』をもってしても、100畳もの大凧が上空で受ける風圧は計り知れません。
しかし、本日の作業で1箇所1箇所想いを込めて結んだ枠骨は、大凧を支え、きっと晴天の大空へ舞い上がってくれることでしょう。

最近、恒例となりました『D(Dragon:龍)探し』。
もちろん、本日も会場内を探索していると…発見!!
しかも!今回は初の「小物(カバン)」でのエントリーです!!
ではいきますよぉ~。はい!チーズ!!

7月29日(木)八日市大凧会館 別館にて色付け作業が行われ、図柄が完成しました!
今回の作業では、BBC(びわこ放送)の収録があったことから、参加された各団体や西澤東近江市長は、少し緊張しながらも仕上げ作業を順調に進めていきました。

本日の作業では、龍や雲の濃淡を微調整し、朱文字も筆で描かれた原図を確認しながら筆独特の「強弱」や「擦れ(かすれ)」具合を忠実に和紙のキャンパス上に再現していきます。
そんな中、本日も発見しました!!
最近、恒例になりつつある「龍探し」。
前回は「黒生地に白龍」だったのに対し、本日は「白生地に黒龍」です。
それでは、100畳凧の大龍とハイ!ポ~ズ!!
みなさんも龍の描かれた洋服や小物と一緒に共演してはいかがですか?

のりつけ式から始まった製作作業も、はやいもので3週間が経とうとしています。
本日までにたくさんの方に参加いただき、無事図柄および朱文字を完成することが出来ました。
参加いただきましたみなさん、毎回ご指導いただきました保存会のみなさん、本当にありがとうございました!
次回より「骨組」「切り抜き」「化粧塗り」と進んでいきますが、今後とも益々のご協力を賜りますよう事務局一同よりお願いいたします。

7月27日(火)八日市大凧会館 別館にて色付け作業が行われました。
昨日色付けを行った箇所が乾き、また違ったイメージになった龍(辰)や雲を原図と比較し、鱗や線等の濃さを増す箇所、「ぼかし」を強調する箇所の微調整が行われました。

本日の作業では、龍(辰)の鱗や雲の微調整の他にも龍の顔部分にいよいよ影が!!
影が入ることで鼻や口、眼や角がより立体的に、より鮮明になり、迫力ある表情が現れました!

7月26日(月)八日市大凧会館 別館にて色付け作業が行われました。
通常作業自体は「調整日」となっていましたが、昨日に引き続きミニ大凧参加団体である『Black Jack's(ブラックジャックス)』に協力をいただき、龍の鱗や雲の色付け作業を進めました。

今回の作業では、昨日色付けを行った龍(辰)の鱗に濃い墨を重ね塗りし、薄墨との濃淡を演出します。
次に、水と少し青みがかった墨で雲の立体感を強調すると、和紙のキャンパス上に本物そっくりの雲が出現!その雲の上部からは迫力ある龍(辰)が姿を現し、存在感をアピールしています!!
最後にもうひと手間。
雲の縁取りを太めの筆で豪快に描くと・・・なんということでしょう!迫力が3倍にも4倍にも膨らみ、参加者全員が喜びと驚きに包まれました。
凧製作も料理同様、最後のひと手間や隠し味が大成功への決め手となるのですね。

7月25日(日)八日市大凧会館 別館にていよいよ龍(辰)の図柄に対する色付け作業が行われました。
本日も昨日に負けず外は猛暑となりましたが、日曜日ということもあり、たくさんの方に参加いただきました。

本日の作業にて、2頭の龍(辰)の鱗や影となる部分に薄墨を塗られると、迫力は倍増!!
その眼、その口、その鉤爪(かぎづめ)が今にも動き出し、床一面の和紙のキャンパスから飛び出して来そうです。
そんな中、今回の参加者の背中にも見事な龍が・・・大小3頭の共演に思わずカシャ!

夏休みに入ったこともあり、最近の会場では親子連れの参加者を数多く拝見します。
3年に1度の記念すべき新100畳敷八日市大凧製作を、夏の思い出アルバムの1ページに加えてみてはいかがでしょうか??
多くのご家族、お友達での参加を事務局一同、心よりお待ちしてます!!

7月24日(土)八日市大凧会館 別館にて『健』の文字に対する朱墨作業が行われました。
連日の猛暑の中、本日もたくさんの方に参加いただき朱墨作業もスムーズに進んでいきます。

昨日までは、白い和紙の上に縁取りのみ描かれていた『健』の文字でしたが、本日の作業で雰囲気は一変!!
縦横約6mもの朱文字の大迫力が右の写真では伝えきれず大変残念ですが、書道家 荻野丹雪(おぎの たんせつ)氏の躍動感ある作品は、先日の墨入れ作業にて浮かび上がった2頭の龍(辰)をも黙らせ、縦横約6mの威風堂々たる風貌で私たちの前に姿を現したのです!

7月23日(金)八日市大凧会館 別館にていよいよ筆入れ作業が行われました。
先日の『筆選定』にて、描く線種や場所等によって分けられた筆を手に慎重かつ大胆に、1本1本筆入れが行われていきます。

今回の作業にて墨入れを行った結果、和紙のキャンパス上に龍(辰)や雲の絵がはっきりと浮かび上がり、今にも動き出しそうですね!
新100畳敷八日市大凧は、今後行われる『色付け』作業等で魂が吹き込まれ、更なる躍動感を感じられる姿に成長することは間違いないです!!
みなさんもぜひ1度会場にて体感してみてはいかがですか??

7月22日(木)八日市大凧会館 別館にて23日より開始される『筆入れ作業』の際に使用する筆選定が行われました。
通常作業自体は「調整日」となっているにも関わらず、大凧保存会をはじめたくさんの方に出席いただき、筆選定および一部朱墨作業を進めました。

今後進めていく『筆入れ』や『朱墨』、『色付け』等では、一面の和紙のキャンパス上に既に描かれている下書きや図面等を参考に筆を使用し描いていきます。
最近は、パソコン等の機器の発達、普及のお陰で昔に比べ文字や絵を書く機会が減ったように思います。ましてや毛筆となると1年に1度あるかないか・・・。
特に毛筆は力の入れ具合や描く方向で濃さや太さが変化しやすく、描く場所の他に使用者の得意・不得意や使用経験の有無に左右されない線を描くために大変重要な作業となるため、会場の空気は通常以上に緊迫していました。

7月19日(祝)八日市大凧会館 別館にて下絵作業が行われ、本日でいよいよ下絵の仕上げとなります!
本日は、昼の部で描かれた下絵をコンテを使用し仕上げていき、見る見るうちにキャンパス上に浮かび上がる龍の姿に感動しながら作業を進めていきます。

1匹の龍の出現に沸き起こる会場とは反面、みなさんの心に「もう1匹を今から描くの?」と不安の声も・・・・。
そこは八日市大凧の伝統と特色でもある『対称絵』を生かし三度『和紙の大波』が発生!!大の大人が飲み込まれる程の大波[1]の後、みなさんが1列に並び和紙の裏からゴシゴシ[2]。
撫で忘れが無いことを確認した後、再度和紙を開けると[3]・・・・なんということでしょう!双子龍が誕生したではありませんか[4]!!

7月19日(祝)八日市大凧会館 別館にて下絵作業が行われ、本日の課題は「雲」と「龍の鱗」です!
本日の課題はともに曲線となることから、竹を定規代わりに下絵を描いていきます。
竹をしならせて曲線を描いていく訳ですから、当然1人での作業は不可能となります。
そこは野球等のスポーツ同様チームワークが大事!!
始点・終点を定める人、竹をしならせ固定する人、線を描く人。みんなが力を合わせて描く1本1本の線は着実に1匹の龍へと変化していきます。

作業参加者のみなさんには作業前にご了承をいただいていますが、今回の作業風景をカメラおよびビデオカメラにて撮影させていただいております。
今回、撮影させていただきました画像および映像は東近江市や大凧会館のホームページ、または今後の各種資料に使用させていただきます。
また、記念ビデオ(DVD)を製作し今後来館された方への紹介等にも有効に活用させていただきます。
みなさんのご理解とご協力をお願いいたします。

7月18日(日)八日市大凧会館 別館にて下絵作業が行われ、いよいよ龍(辰)の下絵が本格的に始まりました!
朝から気温はぐんぐん上昇し、真夏日が発表された本日も会場にはたくさんの参加者が来られました。
絵を描くといっても凧の大きさは100畳。絵の経験のある方でも大多数の方は、大きくても画用紙に描いたことしかなく、はじめはキャンパスの大きさに圧倒されるばかりでしたが、そこは百戦錬磨の大凧保存会のみなさん。巧みな指導のお陰で本日の作業もスムーズに進みます!
ちなみに写真は、ゴムでも海苔でもなく今回の下絵作業の仕上げで使用するコンテ(消し炭)です。(今回は、下書きの段階では鉛筆を使用)

7月17日(土)陽は落ちてもまだまだ昼間の暑さの残る中、八日市大凧会館 別館にて下絵作業が行われました。
昼間行われた『健』の文字の縁を修正すると見事な緑色の『健』の文字が現れました!

「今年の朱文字は緑色?」と思った矢先、ホウキ部隊の登場!
一気に取り除かれた後には赤鉛筆の跡が!
なるほど!次の段階でこの赤鉛筆の下絵を元に朱墨で仕上げられるんですね。

最近、夏休みが近いせいか小中学生のお子さんの参加を目にします。
さまざまな国や地域で難しくなってきている地域伝統文化や技術の『継承』。
今回の判じもん受賞者からも解るように八日市大凧では「親から子へ」「大人から子どもへ」と、私たちが昔そうだったように現在も着実に伝わっているようです。

7月17日(土)昨日までの梅雨空が嘘のような青空のもと、八日市大凧会館 別館にて下絵作業が開始され、いよいよ和紙に命が注がれていきます。
設計図を片手に升目を確認し、まずは『健』の文字、そして辰の頭部へと取りかかります。
はじめは恐る恐る作業を行っていたみなさんも途中から眼つきが変わり一致団結。団結した「匠集団」は、みるみるうちに形を仕上げていきます。

今回の下絵作業では、第2弾となる『秘密兵器』が登場!!(右写真)
一見、砂のようですが正体はプラスチックです。
この秘密兵器を下書きの上に撒き、小さなハケで形を整えていきます。
大凧保存会の方にお話を伺うと、
「昔は古米や粗悪な米(ゆりご)を使用していた。」のだとか。
現在は、材料こそプラスチックに変わりましたが基本的な作業は今も昔も変わらずすべて手作業で行われるからこそ、細部にまでこだわった迫力ある文字が描けるんですね。

7月16日(金)八日市大凧会館 別館にて紙巻き作業が行われ、新100畳敷八日市大凧の図柄の縁等に使用するすべての「菱骨」への紙巻きが終了しました!
連日の作業で、当初大量にあった「菱骨」も残りわずかとなり、1本1本確実にそして想いを込めて作業を行う会場は、終始笑顔と笑いの絶えない明るい雰囲気で順調に進み、ついにラスト1本に!!
完成と同時に今回、参加いただいたみなさんからガッツポーズにも似た万歳が沸き起こりました!

7月16日(金)紙巻き作業終了後、次(明日)の作業「下絵」の準備を行いました。
まず床一面にシートを敷き、その上に新聞紙を2人1組で敷き詰めていきます。
床一面に敷き詰められた姿は、まるで『砂浜』のようですね。

床一面に敷き詰められた新聞の『砂浜』に再び和紙の大波が押し寄せます!
苦労して敷き詰めた新聞紙がめくれないように、ゆっくりゆっくり慎重に・・・。
今回のような作業(準備)が行われていることを初めて知りました。
大凧保存会のみなさん、お疲れ様です。
そして久しぶりに和紙のキャンパスが現れました。
明日からいよいよ「下絵」が始まります。
乞うご期待ください!!

7月15日(木)荒天の中八日市大凧会館 別館にて、紙巻き作業が行われ、新100畳敷八日市大凧の図柄の縁等に使用する「菱骨」に紙巻きを行いました。
外は、まるで南国のスコールを連想させる局地的な豪雨にも関わらず会場には多くの方に参加いただきました。
残念ながら天候の悪化に伴い予定していた一部団体の方には、「中止」の連絡をさせていただいていましたので、今回参加された方の情熱・熱意には、ただただ脱帽です。

7月13日(火)八日市大凧会館 別館にて、昼の部に引き続き紙巻き作業が行われ、新100畳敷八日市大凧の図柄の縁等に使用する「菱骨」に紙巻きを行いました。
外はあいにくの天気でしたが、多くの方に時を忘れ作業を楽しんでいただけました。

当初は戸惑いもあり、なかなかうまくいかなかった紙巻き作業でしたが、進めるにつれ両チームはコツをつかみスピードアップ!!
作業の締めは、まるで運動会のような白熱したチーム対抗戦となり、結果は「同着」。
みなさんの笑顔と満足感があふれる作業となりました。

7月13日(火)八日市大凧会館 別館にて、昨日に引き続き紙巻き作業が行われました。
紙巻き作業では竹に糊を塗り、紙を巻きつけていくのですが、はじめは「ハケ」等を使用して糊を塗っていた方も途中からは軍手をはめ、子どもの頃を思い出し自らの"手"をハケ代わりに作業を進めておられました。

今回の紙巻き作業では、協力いただいたみなさんの頑張りの他についに『秘密兵器』が登場!!(右写真)
一見、魚釣り用の「釣りざお」のようですが、正体は「手動ドリル」なんです。
工具の先端に竹を差し込み、レバーを回すと・・・・・7mもの竹がクルクルと回転を始めます。後は紙テープを巻きつければ一丁上がり!
大凧保存会の方にお話を伺うと、
「昔は手で竹を持ち回していたため、本数も多く非常に大変だったが、ある日の作業中に工具を使用するアイディアが生まれた。」のだとか。
八日市大凧は「伝統文化」だけではなく、多くの方の新しいアイディアを取り入れ、作りあげられているんですね!!

7月12日(月)八日市大凧会館 別館にて墨打ち作業が行われ、新100畳敷八日市大凧製作の基本となる升目(ますめ)ができあがりました。
今回の作業では墨壺を使用し、別館いっぱいの広がった和紙のキャンパスの上に朱墨の升目を描いていき、朱墨のついた糸を指ではじくと「パーン」と乾いた音が館内に鳴り響きました。
パソコン等のさまざまな機械が発達した現代でもこのような昔ながらの道具を使用し、1人ひとりの指先にて1本1本描いていく姿は、まさに『粋(いき)』ですね。

7月12日(月)八日市大凧会館 別館にて紙巻きが行われ、100畳敷八日市大凧の図柄の土台となる竹に紙テープを巻きつける作業を行いました。
今回の竹に紙テープを巻きつけることで強度が増すだけでなく、八日市大凧特有の『切り抜き工法』を行ううえで必要となる、化粧塗り作業での墨のノリが良くなるという利点もあります。

今回の作業を始めるにあたり、7月11日(日)八日市大凧会館 別館にて行われた紙継ぎ体験にて継がれたホールいっぱいの1枚のキャンパスを2つ折りにし、今回のスペースを確保しました。
この2つ折り作業でも八日市大凧らしい方法が取り入られています。
先日の作業で使用した「糊(のり)」が和紙と床をくっつけていることから、左写真のように和紙と床の間に風を送り、"やさしく"そして"確実に"糊をはがしていく姿はまさに『和紙の波』です。

7月11日(日)八日市大凧会館 別館にて紙継ぎ体験が行われました。
日曜日ということもあり、小さなお子さんも多く参加いただき、1枚1枚和紙を慎重に継いでいくとホールいっぱいの1枚のキャンパスが完成し、新100畳敷八日市大凧完成への大きな第1歩が刻まれました!

7月10日(土)八日市大凧会館 別館にて行われたのりつけ式では、多くの観客やミニ大凧コンテスト関係者、報道陣の見守る中、新100畳敷八日市大凧の図柄および判じもんが発表されました。

新100畳敷八日市大凧の図柄は、上部左右に辰の絵を描き、下部に「健」の文字が描かれており、「心身(辰辰)健やか」となります。
八日市大凧まつり実行委員会では、「健康」をテーマにした判じもんを募集し、数多くの力作の中よりヒントを得て、2頭の龍(辰辰/たつたつ/しんしん/心身)が正面を向いている、つまり、心身がしっかりと社会を見つめ正対し積極的に向かっている状態を持って、「心身 健やか」であるとの意味を持つ判じもんと決定されました。
また、今回の「健」の文字は、次代を切り拓く作家として幅広く活躍され、ウイスキー「響」のロゴや大河ドラマ「新撰組!」の題字でも知られる荻野丹雪(おぎの たんせつ)氏の手によるものです。

式典の冒頭に行われました図柄審査発表では、古川 智葉さん(ふるかわ ちよ/東近江市)、鳥居 美華さん(とりい みか/近江八幡市)が優秀賞を受賞されました。
今回の受賞者2名は、ともに小学校6年生との結果に八日市大凧の伝統文化の継承が確実に行われていることを証明しました!

7月4日(日)新100畳敷八日市大凧製作に伴い、2008年~2010年までの3年間、八日市大凧まつりにて多くのかたがたに感動といのちの大切さを伝えてきた「共生」大凧が、大凧保存会の手で修復され世界凧博物館 八日市大凧会館内に展示されることとなり、前代である「非戦の誓い」と世代交代を行いました。
「共生」大凧は、これからも市内外から訪れる多くのかたがたに伝統文化と命の大切さを伝えていきます。
ぜひみなさんも間近で100畳敷八日市大凧の大きさと細部にわたる技術を体感ください。
.jpg)
平成22年7月10日(土)から8月12日(木)までの約1カ月間、八日市大凧会館別館(東近江市八日市東本町)にて新たな100畳敷八日市大凧の製作が行われます。
今回製作を行う新100畳敷八日市大凧は、2011年から2013年に開催される「八日市大凧まつり」にて飛揚されます。
.jpg)
製作に先立ち7月10日(土)午後2時より行われる「のりつけ式」では、市内外から広く一般公募を行った56作品の中から選定された受賞作品の発表や表彰式が行われ、新たな図柄や判じもんが発表されます。