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平成26年12月 定例会

[2014年11月28日]

ID:5472

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平成26年12月市議会定例会開会挨拶【平成26年11月28日】

 
開会にあたりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
  本日、平成26年12月東近江市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様にはご多用の中、ご出席をいただきまして、誠にありがとうございます。
  今年も残すところ後一月余りとなり、大変あわただしい時期になってまいりました。
    本市の紅葉の名所でございます永源寺や百済寺、石馬寺などでは、深まる秋を楽しもうと多くの観光客の皆様に、お越しいただいております。約3千本の木々が鮮やかに色付いた永源寺の境内では、永源寺地区まちづくり協議会のみなさんの手によってライトアップが、明日29日まで行われ、紅葉と古刹の幻想的な風情を楽しんでいただいております。
   さて、11月22日に長野県北部で発生した「長野県神城断層地震」では、44人の方が怪我をされ、多くの家屋が全半壊するなど、甚大な被害が報告されております。被災されました皆様に、心からお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い復興を願うものでございます。幸い、死者・行方不明者はないという報告でございますが、これは、地域でハザードマップを作成され、隣人同士が助け合い見守りあうなど、日頃の地域防災活動の賜物であるとも考えております。災害発生時には、何より地域の防災力が大きな力を発揮いたします。本市といたしましても、対岸の火事とすることでなく、自身のこととして捉え、自治会を中心とした地域力の強化を図ってまいりたいと考えております。
   国政におきましては、11月21日に衆議院が解散され、当分の間、選挙による政治的な空白が避けられない状況となっております。今回の解散は、与党が掲げる経済政策継続のぜひを問うものとされておりますが、日本経済の動向を決める、さらには地方経済にも大きな影響を与える重要な選挙でございます。そこで、今回の衆議院議員総選挙においても活発な政策論争が行われ、国民の皆様が主体的かつ責任をもって、一票を投じることができることを強く望むものであります。
  また、選挙後に発足します政権には、早期の新年度予算編成とともに、地方の発展に係る政策を講じていただくことを強く願っている次第でございます。
    さて、現在、平成27年度当初予算の編成に向けて、各課からのヒアリングを実施しているところでございます。今年度から、新しい取組みとしまして「東近江市グランドデザインレポートOGR2014」に基づき、各部から、豊かで力強い発展を目指した地域の活性化などの提案を求めました。政策推進会議で方向性を定めました事業については、新年度予算に組み入れ、積極的に取り組んでまいりたいと考えております。
   また、選挙後の新政権や経済の動きなど、国や県の動向を注視するとともに、中長期的な事業展開を視野に入れながら、私がかかげさせていただいております「3つの理念」「5つの基本政策」に基づき、守りの姿勢ではなく、攻めの姿勢で、夢や希望が持てる予算を創意工夫しながら編成してまいりたいと考えております。
   11月17日には、道路整備、河川改修などについて、私自身、国土交通省へ要望に伺ってまいりました。今後も、各事業の早期実施に向けて、国や県に対し、予算要求等の要望活動を積極的に行ってまいりたいと考えております。
    また、国では、地方創生関連2法案が、過日臨時国会で成立いたしました。本市といたしましても、地方創生や人口減少への対応を進めるため、庁内の組織を立ち上げ、検討しているところでございます。人口減少や複雑多様化する地域課題解決のため、全庁一丸となって取り組んでまいりたいと考えております。
  11月11日には、市立蒲生医療センター長峰診療所の竣工式を挙行いたしました。これまでの施設は、老朽化が進み、耐震基準も満たされていないことから、同敷地内で新たな建設を進めてきたものでございます。新しい診療所は、従来の金曜日の診察に加え、水曜日にも診察を行い、また医師や理学療法士による健康教室を開催するなど、長峰地区をはじめとする東近江市民の皆様に、信頼される医療の提供と、健康維持の情報発信ができるよう努めてまいりたいと考えております。
    11月14日には、能登川支所・コミュニティセンター整備工事の起工式を挙行いたしました。この工事につきましては、契約締結に至るまで大変時間を要し、市民の皆様、議員の皆様に、ご心配をお掛けいたしましたことを、まずもってお詫びをしなければなりません。本工事は、老朽化している支所の耐震改修を行い、コミュニティセンターとしても活用し、併せてホールを建設するもので、この工事が完成しますと、支所機能と生涯学習施設の一体化が図れ、能登川地域におけるまちづくり活動の一層の充実が期待できるものと考えております。
    さて、11月16日でございますが、市場のPRと活性化を図るため、八日市公設地方卸売市場連絡協議会によります、「おいでやす日曜市」が、昨年度に引き続き開催されました。当日は、市場(いちば)の新鮮な海産物や地元野菜に加え、交流を進めております三重県いなべ市や南伊勢町の海産物なども販売され、多くの市民の皆様で大変賑わいを見せた日曜市となりました。来年2月にも、本年度2回目の日曜市の開催を計画していだだいております。今後も、この市場(いちば)を、より身近に感じていただき、新鮮な農作物や水産物が適正な価格で安定的に供給できる場となりますよう、協議会の皆様のさまざまな取組みに期待するものでございます。本市は、商売の街・商人の街として、発展してきた長い歴史を有しており、商業の活性化を図り活気あふれる街にしていくことが、行政の大きな使命のひとつでもあると考えているところでございます。
    次に、市立小学校の統廃合により閉校しておりました旧甲津畑小学校を、地元甲津畑町自治会の皆様の大変なご理解を得まして、ブラジル人学校であります「日本ラチーノ学院」に利用していただくこととしました。現在、来年1月の開校を目指して、東近江市・ラチーノ学院の双方で準備を進めているところでございます。休校状態の学校の有効活用と、甲津畑町の活性化を期待するもので、皆様には暖かく見守っていただければ幸いであると考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
    さて、本日12月市議会定例会に、ご提案を申し上げます案件は、専決案件1件、予算案件9件、条例案件13件、その他案件9件の合計32議案でございます。どうか慎重にご審議をいただき、適切なるご決定を賜りますようお願いを申し上げまして、開会にあたってのあいさつとさせていただきます。どうか、よろしくお願い申し上げます。

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