平成29年度当初予算

　本市においては、人口減少社会の到来や地域間競争に的確に対応し、持続的な発展を図るため、昨年度に策定した「東近江市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の4つの基本目標を「東近江市グランドデザインレポートOGR2016」の施策分野として予算の重点化を図りました。

　また、平成29年度からスタートする「第2次東近江市総合計画」の前期基本計画に合わせ、事務事業をさらに細分化し、優先度に応じた財源の最適配分を図り、将来都市像として掲げる「うるおいとにぎわいのまち東近江市～鈴鹿から琵琶湖の恵みを生かし人が輝くまちづくり～」の実現に向け、確かな一歩を踏み出す予算としました。

　具体的には、中心市街地のにぎわい創出や本市の自然・歴史・文化・地理的優位性、日本遺産を活用した観光戦略などの事業推進、定住移住施策の推進、さらに子育てしやすいまちづくりを通した少子化対策によって、本市の創生総合戦略をさらに深化させていきます。

　平成29年度一般会計の当初予算は499億円で、前年度予算と比較すると17億円(3.3%)の減少となるものの、平成28年度当初予算に次ぐ過去2番目の予算規模となりました。

　特別会計（6会計）の合計は254億5,820万円、企業会計（3会計）の合計は87億2,691万円で、予算総額は840億8,511万円となりました。