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書 Calligraphy

[2017年11月9日]

ID:8257

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2017

第13回(平成29年度)   13th

東近江市美術展覧会   An art exhibition
入賞作品集         A work of selected arts

書部門   審査員 :藤居 孝弘

 

<総評>

一瞬の爆発的な躍動、長時間にわたる集中。制作に真剣に臨まれた姿が目に浮かぶすばらしい作品が多数寄せられました。また、昨年に引き続き高校生の作品が多数出品されていたことがとてもうれしく思いました。指導される先生方、またこの展覧会を運営されているかたがたのご尽力に深く敬意を表し、感謝申し上げます。入賞した作品は、普段の修練の上に、自分のスタイルを確固として持たれ、深く研究されていると感じました。


市展賞

作品

【命 題】漢詩句
【住 所】蒲生郡日野町
【氏 名】長束 典子
【特別賞】東近江市芸術文化祭実行委員会委員長賞
【講 評】隷書の筆法に熟達しながら、さらに、現代性を盛り込んだ秀作です。筆に全生命力を乗せて書かれた線は、生き生きとし見るものにエネルギーを与えてくれるようです。

特選

作品

【命 題】デコボコ
【住 所】東近江市
【氏 名】山本 渓翠
【特別賞】朝日新聞大津総局賞
【講 評】絶妙な墨色と巧みな筆使いによって、縦横だけのシンプルな素材に、生命感を与えています。二字の響き合いという点で、それぞれの文字の底辺画の長さや余白の変化があれば、さらにすばらしかったのではと思います。

特選

作品

【命 題】千樹鳥聲寂
【住 所】東近江市
【氏 名】新庄 明美
【特別賞】滋賀市民新聞社賞
【講 評】闊達な動きで躍動感に溢れています。見せ場の「聲」字を引き立てるために、脇役となる周辺の字の形、墨量の工夫などが見事です。「樹」の右上がりの線と、「花」の右下がりの線が「聲」を中心に左右対称に見えるところをひと工夫されるとよいのではと思います。

特選

作品

【命 題】遠いところで子ども達が歌ってゐる
【住 所】愛知郡愛荘町
【氏 名】北川 知栄子
【特別賞】東近江スマイルネット賞
【講 評】漢字かな交じり書作品が少ない中で、出色の作品です。筆の割れやかすれをうまく生かして、立体感を感じさせます。後になるほど詰め込んだ感があると、四行目の文字の大きさの工夫で余白が生かせるとよかったかと感じます。

佳作

作品

【命 題】穫
【住 所】東近江市
【氏 名】森 陽子
【特別賞】―
【講 評】のぎへんの縦画など、紙の上を端から端まで全力で走られたことを想像させる見事な運筆です。つくりの上部、草のところでの筆使いが不用意に感じられました。

佳作

作品

【命 題】富士山
【住 所】東近江市
【氏 名】松吉 禎華
【特別賞】―
【講 評】紙によくくい込んだ筆が見せる線が非常に重厚で石に刃物で刻む篆刻をイメージさせます。全体として見た時の行の通りが整理されるとさらによいでしょう。

佳作

作品

【命 題】草門
【住 所】東近江市
【氏 名】武村 文美子
【特別賞】―
【講 評】最小サイズですがきらりと光る作品です。一行三字というのに、見事に流れを生み出し、余白も美しい。冒頭部分、少し控えめな大きさで書き出すと、中盤、終盤の魅力が増すのではないでしょうか。

佳作

作品

【命 題】臨 飲中八仙歌巻
【住 所】近江八幡市
【氏 名】國重 百葉(高校生)
【特別賞】―
【講 評】明代の書家、張瑞図の臨書。古典に真摯に向き合い、その特徴を自らに取り込もうとする意欲作。筆に含ませる墨量がもう少し多ければさらに豊かなものになったと思われます。

高校生奨励賞

作品

【命 題】弾
【住 所】東近江市
【氏 名】上野 桂(高校生)
【特別賞】―
【講 評】体当たりで挑んだ、若さあふれる書。構成の工夫など、作品としての改善の余地はあると思うのですが、「弓」部や「田」部の動きなど高校生ならではのエネルギーを感じて見事です。

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