【10月28日（土）】「癒しと悟りThe禅」が開催されました

　28日（土）、梵釈寺（蒲生岡本町185）で座禅や写経などを通して日頃の疲れを癒すイベントが開催されました。

　このイベントは、万葉ロマンが香る蒲生野の地で田園風景を眺めながら、平安時代に創建されたと言われる梵釈寺内にある国の重要文化財の木造の阿弥陀如来像の前で座禅を組み、心を癒してもらおうと一般社団法人がもう夢工房が開催されたものです。

　市内外から14人が参加し、熊倉実栄住職から座禅の組み方や呼吸の仕方などについて指導を受け座禅を組みました。時折、住職が警作を与え、パーンという音が静寂の中に響きました。

　座禅の後は、写経や散策を行い、住職特製の精進料理も堪能しました。

　住職は、「騒がしい日常から離れて落ち着いてほしい。一つのことに集中すると新たな世界が見えます。また別の機会にも座禅に取り組んでほしい。」と話しました。

　主催された一般社団法人がもう夢工房の田中浩さんは、「がもう夢工房は地域資源をうまく活用し、持続できる地域づくりを目標としています。今回の企画は今年度初めて実施したものですが、住職にも協力していただき、地域ならではのものとなりました。参加者からも好評を得ていますので、今後拡大していきたいです。」と話しました。