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【12月9日(日)まで】重伝建選定20年記念展~ひと・まち・くらし 五個荘金堂の選択~開催中

[2018年9月21日]

ID:9347

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重伝建選定20年記念展~ひと・まち・くらし 五個荘金堂の選択~

 15日(土)、近江商人博物館企画展示室で、記念展「重伝建選定20年記念展~ひと・まち・くらし 五個荘金堂の選択~」が始まりました。これは、五個荘金堂伝統的建造物群保存地区が国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されてから20年目を迎えることを記念した企画展で、五個荘金堂伝建地区の町並みの魅力をより知ってもらおうと、町並み保存に焦点をあて、合計136点の写真やパネル、資料などで五個荘金堂町のこれまでの取組と町並みの魅力を紹介しています。会期は12月9日(日)まで。

 記念展「重伝建選定20年記念展~ひと・まち・くらし 五個荘金堂の選択~」について、詳しくはこちらをご覧ください。

展示されている写真の一部

展示されている写真の一部です

 東近江市五個荘金堂伝建地区は、近江商人発祥の地として知られ、江戸時代末から戦前にかけての近江商人の本宅や農家住宅など、湖東地域に特徴的な、伝統的な町並みが広がっています。
 展示では、写真やパネル62点で町並み保存活動に携わる人びとや地域の人の暮らしぶりを紹介しています。ほかにも、大工道具や左官道具、大工指南書、造園手引書、指図等図面関係、修理作業の写真などの資料を64点展示し、町並み保存に関わる特色ある技術を見ることができます。

 9月15日(土)9時30分から行われたオープニングセレモニーで挨拶した小椋正清市長は、「平成10年12月25日の選定以降、20年間にわたり地元の金堂まちなみ保存会をはじめ住民の皆さんや建物の所有者などのさまざまな活動や事業により、伝統的な美しい町並みが守られてきた。多くの協力に感謝している。この選定20年記念事業は今までの町並み保存の歴史を振り返ることはもちろん、今後どのように活用しまちづくりに活かしていくのかを考える契機としたい。この事業が伝建地区の価値を再認識し、未来のまちづくりへと繋がる第一歩となるよう、一層の支援と協力をお願いしたい」と話しました。
 また、五個荘金堂伝統的建造物群保存地区 重伝建選定20年記念事業実行委員会委員長の山脇勝さんは、「五個荘金堂が国の重要伝統的建造物群保存地区に認定され20年を迎えた。20年という年月はそろそろ世代交代が必要になる時期でもある。記念展をはじめ、シンポジウムやまち歩き、小学生による修理体験などを通して、先人から引き継いできた伝統的な町並みを未来へ継承していくための活用の方策を考えていきたい」と挨拶しました。
 来場した日根野秀平さんは、「県立彦根工業高校で古民家リノベーションについて学んでいて、五個荘地区の町並みやその保存の取組が、参考になると思い訪れた。近江商人博物館は小さい頃によく来ていたので、懐かしいし、展示されているものはどれも参考になる」と話しました。

テープカットの写真

オープニングセレモニーではテープカットが行われました

展示を案内する学芸員

セレモニーの後、学芸員による展示の解説がありました

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