【2月2日、3日】「こども雛絵巻まつり」を開催しました
[2019年2月7日]
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2月2日(土)と3日(日)、五個荘近江商人屋敷外村宇兵衛邸で、子どもが主役となる「こども雛絵巻まつり」を開催しました。
きらびやかな衣装で着飾った市内の小学生あわせて40人が、内裏びなや三人官女、五人囃子(ばやし)に扮(ふん)して、来館者をかわいらしく出迎えました。
これは、五個荘近江商人屋敷4館、観峰館、八年庵、金堂まちなみ保存交流館、近江商人博物館、cafe & gallery Hakmokrenで1日(金)から始まった「商家に伝わるひな人形めぐり」の開催中に行われるイベントの一つで、例年、東近江市レインボー大使や地元学生らがひな人形に扮(ふん)し来場者をお出迎えする「にんげん雛絵巻まつり」を、今回初めて子どもたちを主役として開催したものです。会場では、公募で集まった市内の小学生が、きらびやかな衣装で着飾り来場者に甘酒やひなあられを振る舞いました。
女びな役で参加した小学生は「少し恥ずかしかったけど、きれいな衣装を着られて楽しかった」と元気に話しました。
2月2日(土)、外村宇兵衛邸で展示している「御殿飾り」を五個荘金堂町在住の外村市郎さんより寄贈していただいたことに伴い、同屋敷で贈呈式を行いました。
今回寄贈いただいた「御殿飾り」は、約150年前に製作され外村家に代々伝えられてきた貴重なもので、縦100センチメートル×横120センチメートルの大きさの大御殿と縦70センチメートル×横80センチメートルの大きさの小御殿の内外に人形13点、諸道具18点が並ぶ御殿飾りです。
式典では、外村さんから寄贈品目録が小椋市長に、また小椋市長から外村さんに感謝状が手渡されました。
外村さんは「この季節にしか飾ることはないが、大勢の人に商人屋敷に来てもらい、御殿飾りを見てもらいたい」と話しました。
小椋市長は「この御殿飾りを寄贈いただいたことで、より一層観光政策に弾みがつくと感じている。近江商人屋敷のひとつの象徴として大切に使わせていただきたい」と感謝の意を込め、あいさつしました。