ワクチンの副反応について
[2021年4月16日]
ID:12888
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新型コロナウイルスワクチンに限らず、一般的にワクチン接種後には、ワクチンが免疫をつけるための反応を起こすため、接種部位の痛み、発熱、頭痛などの「副反応」が生じる可能性があります。治療を要したり障害が残ったりするほどの副反応は、極めてまれではあるものの、ゼロではありません。
今回新たに承認されたワクチンの国内治験では、ワクチンを2回接種後に、接種部位の痛みは約80%、37.5度以上の発熱が約33%、疲労・倦怠感が約60%の人にそれぞれ認められています。
ワクチンに含まれる成分に対する急性のアレルギー反応であるアナフィラキシーの発生頻度は、市販後に米国で100万人に5人程度と報告されています。日本での接種では、ワクチン接種後15~30分経過を見て、万が一アナフィラキシーが起きても医療従事者が必要な対応を行います。
新型コロナウイルスのワクチン接種後に副反応による健康被害が生じた場合についても、一般的なワクチン接種と同様に予防接種法に基づく救済制度が適用されます。
救済制度とは、医療機関での治療が必要になったり、障害が残ったりした場合に、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金などの給付)を受けることができる制度です。
詳しくは、予防接種健康被害救済制度(厚生労働省ホームページ)をご覧ください。
副反応などの専門的な相談については、「滋賀県新型コロナウイルスワクチン専門相談窓口」に電話してください。
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