発達支援セミナーを開催しました
[2022年2月15日]
ID:14177
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今回のセミナーは、『ADHDの特性と理解』をテーマに、龍谷大学大学院文学研究科臨床心理学専攻の武田俊信さんを講師としてお招きして講演していただきました。
武田先生からは、ADHD(注意欠如・多動症)について、不注意、多動、衝動性といった症状が日常生活のどのような場面で困難さにつながっているか、具体例を交えて話していただきました。
ADHDなどの発達に特性がある人は、頑張ってもうまくいかないといった経験になりやすいこと、周囲の人は、その頑張りを理解して、得意な部分やできている部分にも目を向け、どのような工夫ができるか考えていくことが大切であるというお話が印象的でした。
また、医師という立場から診断や服薬についても経験談を交えて話していただきました。
参加者からは、「ADHDの人は、周囲から理解され難いと思うので、今回のような内容で理解が深まってほしいと思いました」、「今日聞いた、してほしくない行動は無視して、良い所はほめる、スモールステップ、短い課題で対応していきます」といった感想が聞かれました。
講演の中で、紹介された本を市ホームページにも掲載します。
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[1] つながりの作法 同じでもなく違うでもなく、綾屋紗月・熊谷晋一郎、NHK出版生活人新書
[2] べてるの家の「当事者研究」、浦河べてるの家、医学書院
[3] 目の見えない人は世界をどう見ているのか、伊藤亜紗、光文社新書
[4] わかりあえないことから コミュニケーション能力とは何か、平田オリザ、講談社現代新書
今後も、発達支援セミナーを保護者や支援機関の関係者がともに学び合う場として、活用していただきたいと思います。
東近江市発達支援センター
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