正副議長あいさつ
[2023年11月1日]
ID:15287
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このたび、東近江市議会の議長並びに副議長の要職に就任し、身に余る光栄に存じますとともに、責任の重大さに身の引き締まる思いであります。なお、本分の議会運営におきましては、引き続き、聖徳太子の説いた教えを規範として、健全な精神のもと活発な議論によって運営をしてまいる所存であります。
私は、太子の説いた「十七条の憲法」の神仏習合の教えこそ、我が国の穏やかで調和のとれた国柄と国民性の基礎を築いたものと理解しています。
「和をもって貴しと為す」は、神道の国家や集落など集団における人のあり方を示したものであり、「篤く三宝(仏法僧)を敬う」は、個人の悟りを高める仏教の教えを謙虚に学ぶことであります。社会の規範になっている「公序良俗」も、長い歴史の中でこの宗教的な精神が育まれてきたからこそ、異論なく国民が共有できるのだと考えます。
しかし今日、それらが揺らいできています。守り続けてきた麗しい伝統や価値観を、この変化激しい時代の中で守り活かしていく為にも正しく見極め、信頼と共感に溢れ、皆様が安心して暮らせるまちづくりができるように、議員ともども論議を重ね精励してまいる所存であります。
今後とも、皆様の温かいご支援、ご指導ご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
令和5年11月1日
東近江市議会議長 西澤 由男
副議長 田井中 丈三