まちのスケッチ ●5/30 共生の大凧、有終の美を飾る 2010年八日市大凧まつり  八日市大凧まつり実行委員会が主催し、今年で27回目となる八日市大凧まつりが、建部北町の愛知川八千代橋下流河川敷にて、開催されました。  天候に恵まれた当日は、約3万8千人もの人が訪れ、今年が3年目となり最後の飛揚となる「共生」の「判じもん」が描かれた100畳敷大凧の飛揚を見守りました。  100畳敷大凧は縦13メートル、横12メートル、重さは約700キログラム。約140人の引き手が長さ約200メートル、直径約2センチメートルの綱を引きます。11時40分からの1回目の飛揚では、高さ80メートル、滞空時間27秒87を記録し、続く2回目の飛揚は記録なしに終わったものの、12時22分からの3回目の飛揚では、高さ100メートル、滞空時間47秒28を記録。そして、4回目となる14時26分からの飛揚では、高さ150メートル、滞空時間4分28秒29を記録し、会場は観客らの大歓声に包まれました。 ●6/1 これが初プールだ! 箕作小学校プール開き  新設の箕作小学校で、市内の小学校の先頭を切ってプール開きが行われました。  この日は、午前中は水温が低かったため水泳の授業は見送られましたが、午後になって気温も水温も上がると授業が決定。  4年生の児童たちが、箕作小学校において初となるプールで、楽しげな声と水しぶきを上げました。 ●6/6 国内最古級の土偶発見! 相谷熊原遺跡発掘調査現地説明会  縄文時代草創期(約1万3千年前)の国内最古級の土偶が見つかった相谷熊原遺跡(永源寺相谷町)で、現地説明会が行われ、市内外から約1,300人もの考古学ファンらが訪れました。当初は午前と午後の2回の説明会の予定でしたが、予想を超える人出に対応して、計15回も行われました。  今回見つかった土偶は、高さ3.1センチメートル、最大幅2.7センチメートル、重さ14.6グラムで、乳房と腰のくびれがはっきりと表現されています。頂部には小さな突起があり、直径約3ミリメートル、深さ約2センチメートルの穴があいています。また、底は平らに仕上げられているため、自立が可能です。  同時期の土偶には三重県粥見井尻遺跡出土の土偶2点があり、この時期の土偶としては2遺跡・3事例目となります。  なお、この土偶などの出土資料は、7月4日(日)まで能登川博物館で、9月3日(金)から12日(日)まで近江商人博物館で展示する予定です。 広報ひがしおうみ 7月号  平成22年7月1日発行(通巻66号)  編集・発行:東近江市企画部広報課 〒527-8527 滋賀県東近江市八日市緑町10番5号 代表電話=0748-24-1234 電話=0749-46-2100 IP=050-5801-1234 広報課 電話=0748-24-5611 IP=050-5801-5611 FAX=0748-24-1457 ホームページ http://www.city.higashiomi.shiga.jp 広報ひがしおうみは、環境に配慮した再生紙を使用しています。