まちのスケッチ ■記号の説明・・・問=問い合わせ、IP=IP電話 ●絆(きずな)つなごう 復興への道すじ 第二章 〜2年目をむかえて〜 ◆震災を忘れず、ともに学ぼう  被災地にはこの1年間、物資や義援金、ボランティア活動など、全国からたくさんの支援が寄せられました。多くの地域でガレキの撤去が進み、企業や工場も再開し、徐々に震災前の暮らしが戻りつつあります。  しかし、特に被害の大きかった沿岸部では、その爪あとが未だ深く残っています。  この大災害を他人(ひと)ごとにせず、ともに学びながら、復興に向けて力をあわせることが、今こそ必要ではないでしょうか。本市においても、市民のみなさんの活動紹介や義援金の募集、本市の特色を生かしてのまちづくりの提案などに、引き続き取り組みます。 写真3枚=野球場前に積み上げられたガレキ(陸前高田市)、被害の爪あと(気仙沼市)、気仙沼市大島での応援メッセージ展示 ◇東日本大震災義援金の受付期間が9月30日まで延長されました  集まった義援金は、日本赤十字社を通じて被災地の復興支援に役立てられます。 問=社会福祉課 電話=0748-24-5644 IP=0505-801-5644 ◆私たちにできる、気づきと学び 【知る】被災直後の状況と復興の現状から、自分にできることを今一度考えてみませんか。また、名所旧跡や特産品、移ろいゆく四季など、東北の魅力を知ることも震災を忘れない方法の一つです。 写真=雪の磐梯山 【伝える】現地を訪れたことのある人は、まちの様子や被害を受けられた人たちのことを、ぜひ周りの人たちに話しましょう。あなたが感じた「生の声」は、次の支援の輪を広げます。 【訪れる】被害の惨状や人々の暮らしなど訪れてみて初めて知ることがあります。被災された人たちの心に寄り添い、活動を継続することで、信頼関係が生まれます。末永く交流を続け、絆を紡いでいきましょう。 ※上記4枚の写真は平成24年3月2日(金)・3日(土)に撮影 ◆3/11 これからの被災地復興を考える 災害支援活動市民報告集会  愛東コミュニティセンターで、「絆を紡ぐ 東近江市支援の和 〜あの日から1年 3.11を忘れない〜」と題した災害支援活動市民報告集会が行われ、市民約250人が参加しました。集会では、愛知郡広域行政組合消防本部、八日市商工会議所青年部、愛東地区まちづくり協議会からの活動報告が行われ、参加者はこれからの支援活動のあり方や自らにできることをあらためて問いかけていました。 写真=愛東地区まちづくり協議会の発表の様子 ◆3/11 大空はひとつ、こころはひとつ 東近江大凧保存会が追悼の凧揚げ  仙台凧の会による凧・絆プロジェクトの運動に賛同した追悼の凧揚げが全国各地で行われ、東近江大凧保存会も復興への願いを託して大凧を揚げられました。  芝原町地先の田んぼで行われた凧揚げでは、快晴と程よい風に恵まれる中、「復興」の判じもんの8畳敷大凧が、東近江大凧保存会会員など15人により、高さ約150メートルまで飛揚しました。 写真=空高く揚がる「復興」の8畳敷大凧 広報ひがしおうみ 4月号 平成24年4月1日発行(通巻87号) 編集・発行:東近江市企画部広報秘書課 〒527-8527 滋賀県東近江市八日市緑町10番5号 代 表 電話=0748-24-1234/0749-46-2100/IP=0505-801-1234 広報秘書課 電話=0748-24-5611/IP=0505-801-5611 FAX=0748-24-5568 ホームページ http://www.city.higashiomi.shiga.jp