まちのスケッチ ●カヌーの世界大会で八日市南高校2年生の中村由萌さんが準優勝!  「カヌースプリントジュニア国際レガッタ」 日本人初の快挙  5月25日〜27日にかけて東欧のスロバキアで開かれたカヌー世界大会「カヌースプリントジュニア国際レガッタ」のカヤックシングル200m・16歳以下で、八日市南高校食品流通科2年生の中村由萌さんが準優勝に輝かれました。14歳〜16歳が出場する同クラスでは、日本人で初めての快挙です。  大会では、1,000m・500m・200mの3種目にエントリー。最初に出場した500mでは、スタートラインに着く直前に転覆し、まさかの棄権となりました。そのときの悔しさをバネに、残りの2種目に挑み、いずれも回を重ねるごとにタイムを伸ばし、200mでは準優勝という快挙を成し遂げられました。  現在、インターハイに向けて練習中の中村さんは、「今回の大会で、世界のレベルの高さを実感しました。もっと自信をつけて、インターハイで優勝し、いつかは世界の頂点に立ちたいです」と夢を語ってくださいました。 写真=準優勝のメダルを手に持つ中村さん 写真=練習中の中村さん ●7/12 いのちのつながり、家族のきずなを感じて・・・ 國森康弘写真展−いのちつぐ「みとりびと」−  (表紙から続く)フォトジャーナリストの國森さんは、平成22年の秋から永源寺診療所の花戸貴司医師に同行し、家族の死と向き合う在宅での看取りの姿を取材されてきました。  今回の写真展は、取材によって生まれた写真絵本4冊に掲載された写真を中心に、選ばれた大小49枚すべてに國森さんのコメントが添えられ、図書館フロアと視聴覚ホールいっぱいに展示されています。  来館者は、「孫やひ孫とつながれた手を通して、子どもたちが身近な生と死を感じることの大切さを感じます」と写真に見入っておられました。  展示は8月12日(日)まで行われます。(期間中の休館日:6日(月)、7日(火))  また、國森さんは、10月4日(木)・5日(金)に本市で開催する介護保険推進全国サミットで、今まで取材されてきた看取りについて講演されるとともに、サミット特別写真展も開催されます。 写真=写真展の様子 ●7/14 風情で感じる夏の日の涼 「近江の麻」日本の夏をここちよく  白壁と舟板塀の町並みが残る五個荘金堂町の近江商人屋敷(外村繁邸・外村宇兵衛邸・中江準五郎邸)にて、暑い季節に涼しさを届ける麻製品の企画展が開催されています。  展示作品は、近江の麻で作ったのれんや座布団、ストール、子ども服、うちわなどです。外村宇兵衛邸では、網戸のように風通しを良くした『涼障子』(写真右)が縁側にはめられ、夏の心地よい風を通し、のれんをなびかせていました。  企画展は、8月16日(木)まで開催されます。また、会期中は、団体割引料金で入館いただけます。(月曜日休館) 写真=外村宇兵衛邸の涼障子の様子 広報ひがしおうみ 8月号 平成24年8月1日発行(通巻91号) 編集・発行:東近江市企画部広報秘書課 〒527-8527 滋賀県東近江市八日市緑町10番5号 代 表 電話=0748-24-1234/0749-46-2100/IP=0505-801-1234 広報秘書課 電話=0748-24-5611/IP=0505-801-5611 FAX=0748-24-5568 ホームページ http://www.city.higashiomi.shiga.jp