まちのスケッチ ●−全国の先進事例、市の取り組みを情報発信−住み慣れた地域での看取りを考えた2日間 【第13回介護保険推進全国サミットinひがしおうみ】  第13回介護保険推進全国サミットinひがしおうみを「人と地域の絆の中で、地域包括ケアを〜誰もが安心して看取(みと)られる顔の見える地域を創る〜」をテーマに八日市文化芸術会館を主会場に開催し、県内外の自治体や介護・医療福祉の関係者、市民など2日間で述べ2,600人が参加されました。  サミットでは、市や東近江圏域が取り組んでいる地域包括ケアや在宅看取りについて全国に情報発信しました。 ●10月4日 ○開会式 写真=開会式から熱気あふれる会場 ○基調講演 「地域包括ケアとは何か」 公益財団法人さわやか福祉財団理事長 堀田力さん  最期まで住み慣れた地域で“その人らしさ”を大切にしたケアを地域が一体となって行う「地域包括ケア」を実践するためには、地域の絆などが必要不可欠と説かれました。 写真=講演される堀田さん ○分科会  3つの専門分野に分かれ、全国各地で行なわれている先進的な事例から今後の取り組みについて意見を出し合いました。 第1分科会「ターミナルケア〜居宅の看取り・施設の看取り」 第2分科会「認知症支援〜適切なアセスメントに基づいたケアプランへ〜」 第3分科会「定期巡回・随時対応サービス〜訪問介護のパラダイム転換〜」 写真=第1分科会の様子(コーディネーター 小鳥輝男さん) ●10月5日 ○啓発劇  脳卒中で倒れた患者やその家族が受ける医療福祉、介護サービスを題材に、今後の地域医療のあり方について考える啓発劇が上演されました。 写真=市民や医師、消防署員、僧侶など多職種で構成された「地域から医療福祉を考える東近江懇話会」による啓発劇  ○特別講演  地域包括ケアの活動や在宅医療、地域での看取りについての講演がありました。 講師 ◆三方よし研究会世話人代表 小鳥輝男さん ◆永源寺診療所長 花戸貴司さん ◆フォトジャーナリスト 國森康弘さん 写真=講演される花戸さん ○閉会式  「地域よ変われ!介護よ変われ!自治体と住民は変化の先頭に起(た)とう」との力強い大会宣言を西澤市長が読み上げ、参加者全員の拍手により宣言が採択されました。その後、介護保険推進全国サミットのシンボル「転ばぬ先の杖」が次回開催地である富山県南砺市(とやまけんなんとし)の田中幹夫市長に引き継がれサミットは終了しました。 写真=西澤市長から富山県南砺市の田中市長に手渡された「転ばぬ先の杖」 広報ひがしおうみ 11月号 平成24年10月1日発行(通巻94号) 編集・発行:東近江市企画部広報秘書課 〒527-8527 滋賀県東近江市八日市緑町10番5号 代 表 電話=0748-24-1234/0749-46-2100/0505-801-1234 広報秘書課 電話=0748-24-5611/0505-801-5611 FAX=0748-24-5568 ホームページ http://www.city.higashiomi.shiga.jp