■記号の説明・・・問=問い合わせ まちの話題 ●絆 つなごう 復興への道すじ わたしたちにできること −知ること、そして気持ちをカタチにすること− 3・11を前に、市内各地で被災地支援の活動が行われました。 ◆知る ●動物たちの声なき声に耳を澄まして  震災後、福島に残された動物たちの惨状を訴える講演会「のこされた動物たち〜終わらないフクシマ いのちは今も待っている〜」が3月8日(金)、湖東コミュニティセンターで開催(東近江市地域振興事業団主催)され、約100人が参加しました。  講師の太田康介さんは、滋賀県出身のカメラマンで、アフガニスタンなどの紛争地のほか、動物も撮影されてきました。  知人から福島に残された動物の現状を知り、水とエサをやりたい一心で、現地に向かった太田さんは、避難の際、すぐに戻ってこられると飼い主が泣く泣く公民館の柵につないだペットがそのまま息絶えていたこと、番犬が忠実に家を守り、死んでいたことなど、報道されない動物たちの悲惨な実態を写真と動画を用いて話されました。  太田さんは「動物たちの死をなかったことにされるのが一番悔しいし許せない。写真は、もう二度と会えない動物たちの生きていたあかしです。そのあかしを、みなさんに伝えたかった」と講演会への思いを話されました。 写真@=被災した動物たちを忘れないでと訴える太田さん 写真A=同時開催された写真展。動物たちの声なき声が語りかけます。 ◆気持ちをカタチに ●広がれ!支援の輪  東北復興キャンペーンとして、市内4か所で映画の上映会や講演会が行われ、延べ約200人が来場されました。会場では、募金が呼びかけられ、グッズ販売の収益の一部も復興支援にあてられました。 写真=復興を願う多くのみなさんの善意が集まりました。  また、東近江大凧保存会では、10日(日)、全国一斉に復興祈願の凧を揚げる取り組みに賛同し、「復興」の8畳大凧を飛揚する予定でしたが、あいにく雨のため中止となりました。この凧は、震災についてあらためて考えるきっかけにと、東近江大凧会館で展示されました。 写真=8畳大凧。上部にフグを描き下部に大きく興の文字で「復興」と読みます。 ●わたしたちにできること  東日本大震災の発生から2年。現地は本格的な復興に向けて、まだまだ支援を必要とされています。  わたしたちにできることは、被災された人たちの現状を知り寄り添うこと、寄り添って感じた気持ちをカタチに、まずはできることから取り組んでみることではないでしょうか。  これからも復興にむけ息の長い支援を続けていきましょう。 ◆平成26年3月31日まで 東日本大震災義援金の受付期間延長  市役所および支所などに義援金箱を設置しています。お寄せいただいた義援金は、日本赤十字社を通じて被災地に送られます。 問=社会福祉課 電話=0748-24-5644 IP=0505-801-5644 有料広告 ●滋賀ペット葬儀社 創業31年 まごころこめてお手伝い 琵琶湖動物霊園 心塔 お迎え・個別火葬・納骨供養 ※年中無休 日本ペットランド フリーダイヤル0120-46-1200 ●八日市駅前法律事務所 (滋賀県弁護士会所属)弁護士 川瀬新也 ◆法律相談全般(予約制)相談料無料 〒527-0029 東近江市八日市町1番23号 川嶋ビル3階 TEL(0748)22-3913 URL http://www.yokaichi-law.jp/ 電話受付9:00〜17:00 ●人口(平成25年3月1日) 人口:116,798人(−57)/男:57,900人(−29)/女:58,898人(−28)/世帯数:41,537世帯(+40)*( )内は前月比