まちのスケッチ ●4/27 巧みな掛け合いに拍手喝さい  NHKラジオ深夜便のつどい公開録音  深夜放送のラジオ番組「ラジオ深夜便」の公開録音が八日市文化芸術会館で開催され、全国各地から570人あまりのリスナーが参加しました。  第1部は、びわこ成蹊スポーツ大学の豊田則成教授から、人生は自分らしさを見つけること、じっくり悩むことも必要など、競技引退後のアスリートへのインタビューから学んだことなどについて講演されました。  第2部では、ラジオ深夜便の案内役であるアンカーの宮川泰夫さんと住田功一さんが登場(写真)。東近江大凧の紹介や幼少期のガリ版の思い出など、お二人のエピソードを交えながら話されました。また、近江商人の三方よしにならい「アンカーよし リスナーよし 社会よし」の放送をめざしますと話されると、会場から大きな拍手が起こりました。 写真=アンカーの宮川泰夫さんと住田功一さんによる第2部の公開録音の様子 ●4/28 中世・近世に思いをはせる  「能登川の歴史」発刊記念講演会  『東近江市史 能登川の歴史』第2巻(中世・近世編)の発刊を記念した講演会が、やわらぎホールで行われ、およそ150人が参加しました。  滋賀県立大学の水野章二教授からは、近江守護佐々木六角氏の本拠地が繖山南部にあったことから、中世において繖山周辺が政治の中心地であったことが話されました。  また、滋賀県立大学の東幸代准教授は、栗見出在家町、栗見新田町付近は江戸時代に彦根藩が新田開発し、百姓を移住させて興した村であることや、その後、南須田町、伊庭町付近の内湖でも幕府による新田開発が行われたことなどを解説されました。 写真@=『東近江市史 能登川の歴史』第2巻(中世・近世編) 写真A=講演会の様子   ●5/4 勇敢な若衆たちに大きな声援  伊庭(いば)の坂下(さかくだ)し祭  200年以上の歴史があり、近江の奇祭の一つにも数えられている「伊庭の坂下し祭」が、伊庭町の繖山で行われました。  この祭は、重さが400〜500sある3基の神輿を、若衆たちが山頂の「繖峰三神社」からふもとの大鳥居まで豪快に引き下ろす勇壮な祭です。  ふもとまでは、標高差が約170mある急斜面が続く坂道で、その中でも、最大の難所である「二本松」は、岩肌が露出した6m程の急な崖となっています。その崖の上から一気に滑り下りる神輿の迫力や若衆たちの熱気と懸命な表情に、詰めかけた多くの見物客は固唾をのんで様子を見守りました。  そして、無事難所を越えた時には歓声がわき起こり、若衆たちに大きな拍手が送られました。 写真=最大の難所「二本松」を滑り下りる神輿と若衆たち  ●5/11 まちを見守る人気者が集合  飛び出し坊やとゆかいな仲間たち  赤いシャツに黄色いズボンでおなじみの「飛び出し坊やのとび太くん」が本市で誕生して40年、県内では、まちのいたるところで多彩な顔ぶれの飛び出し人形を見ることができます。  能登川博物館において、湖東、湖北、甲賀地域の飛び出し人形を写真などで紹介する展示が初めて行われ、ゆるきゃらや忍者、アニメのガールズバンドをかたどったものなど114種類が勢ぞろいしました。  また、とび太くん以外からお気に入りの飛び出し人形を選ぶ「ゆかいな飛び出し人形 選抜総選挙」では、286票の投票の中から五個荘金堂町にある近江商人飛び出し人形(写真)が1位に輝きました。 写真=1位に輝いた近江商人飛び出し人形 広報ひがしおうみ 6月号 平成25年6月1日発行(通巻101号) 編集・発行:東近江市企画部広報課 〒527-8527 滋賀県東近江市八日市緑町10番5号 代 表 電話=0748-24-1234/電話=0749-46-2100/電話=0505-801-1234 広報課 電話=0748-24-5611/IP=0505-801-5611 FAX=0748-24-1457 ホームページ http://www.city.higashiomi.shiga.jp 広報ひがしおうみは、環境に配慮した再生紙を使用しています。