まちのスケッチ ●9/3 いつまでもお元気で ■女性最高齢者を慶祝訪問  敬老の日を前に、本市の女性最高齢者である五十子たき(いかごたき)さん(107歳)を小椋市長が慶祝訪問しました。  五十子さんのショートステイ先の能登川園を訪れた小椋市長は「102歳まで畑仕事をされていたと聞いています。いつまでも長生きしてください。おめでとうございます」とお祝いしました。  五十子さんはゆっくりとうなずき、お祝いの言葉とともに贈られた花束と記念品を受け取ると、集まった家族や同園の仲間、職員さんから大きな拍手が送られました。 写真=小椋市長から花束を受け取る五十子さん ●9/10 美を追求するアーティストに学ぶ ■「追求の先に…美を拓くものたち」展、プレイベント「作家の仕事を見せる」 (表紙から続く)西堀榮三郎記念探検の殿堂で検討されているレンタルミュージアムの事例展示「追求の先に…美を拓くものたち」を前に、プレイベント「作家の仕事を見せる」が行われ、市内外から約30人が参加しました。  レンタルミュージアムは、チャレンジ精神あふれる人に情報発信の場を開放する試みです。今回は、28人の作家が「美」をテーマとした展示とイベントを企画提案されました。  参加者は、陶芸・洋画・日本画・水墨画・写真の中から関心のあるジャンルを選び、各分野のアーティストから、表現の手法や製作方法などの指導を受けました。  筆使いのコツや重ね塗りのテクニック、作品を形成する際の力加減など、熱心に質問をしながら取り組む参加者が多く、会場には素敵なアーティストがたくさん誕生していました。  この催しは、東近江の芸術を愛する会と同館の共催で行われました。 写真=日本画家からペンギンの描き方の指導を受ける参加者 ●9/6 命と向き合いつづられた書たち ■増田洲明おわび紙と書とことば「ひとと ほとけと いのちと」  法泉寺(建部堺町)住職の増田洲明(ますだしゅうめい)さんが、仏教の世界を通した日々の気づきをおわび紙(がみ)につづった作品70点が能登川図書館で展示されています。  おわび紙とは、書作の過程で失敗した紙を墨の部分と余白の部分に切り分けて溶かし、それらを自らすきなおして作られた紙のことです。増田さんが、これまで焼却していた多くの紙への申し訳ない気持ちと感謝を込めて「おわび紙」と名付けられました。  作品は、4文字で完結する言葉や、約100文字にわたる長文の詩などが独特の筆使いで書かれています。  水彩画を施した作品もあり、「平然と 魚(カレ)のように いのちを 差し出せるか」と小さな命の重さを説くものや、「苦しんでいる人が、苦しんでいる人を、苦しめています。いじめとは…」のように社会問題を問いかけるものなど、増田さんが命と向き合い生まれた言葉であふれています。  訪れた人は、「命はいただきものということが作品に込められていて、命を大切にすること、そして命はすべて平等であることが伝わってきます」と作品に見入っていました。  この展示は、10月13日(日)まで開催しています。 写真= @増田さんの作品「平然と 魚(カレ)のように いのちを 差し出せるか」 A作品を見る来館者 広報ひがしおうみ 10月号 平成25年10月1日発行(通巻105号) 編集・発行:東近江市企画部広報課 〒527-8527 滋賀県東近江市八日市緑町10番5号 代 表 電話=0748-24-1234/0749-46-2100/0505-801-1234 広報課 電話=0748-24-5611/0505-801-5611 FAX0748-24-1457 ホームページ http://www.city.higashiomi.shiga.jp 広報ひがしおうみは、環境に配慮した再生紙を使用しています。