■記号は、問=問い合わせ IP=IP電話 特集 絵本はじめまして ●赤ちゃん絵本には、音の響きやリズム、美しい絵、赤ちゃんにやさしく語りかける言葉がちりばめられています。絵本を通して、親子のふれあいは一層豊かなものになります。 ◆心が寄り添うひとときを  赤ちゃんにとって、家族のおひざや腕の中でぬくもりを感じながら、やさしい言葉をかけられることは一番の喜びではないでしょうか。また、その時間は、家族にとっても幸せなひとときでしょう。  そんな幸せな時間を絵本と一緒に過ごしてみませんか。  美しい絵やリズミカルな言葉との出会いは、親子の世界を広げます。また、一緒に過ごした時間は、赤ちゃんにとっても、家族にとっても大切な宝物となるでしょう。  親子で互いのぬくもりを感じながら絵本を楽しんでください。 ◆「どんな絵本を読んだらいいの?」  絵本選びに迷ったら、ぜひお近くの図書館にお越しください。図書館司書にお気軽に声をかけてくださったら、絵本選びのお手伝いをします。親子で楽しみながら、お気に入りの絵本を見つけてください。 問=八日市図書館 電話=0748−24−1515 IP=0505−801−1515 または、市内各図書館(問い合わせ先は14ページをご覧ください) ●おひざでだっこのおはなしかい  赤ちゃんと参加していただけるおはなしかいです。一緒に絵本を読んだり、 わらべうた、手あそびなどで楽しい時間を過ごします。お話の途中で、赤ちゃんがハイハイしても大丈夫!お気軽にお越しください。  市内の各図書館で定期的に開催しています。  お父さんやおじいちゃん、おばあちゃんもぜひご参加ください。 ※「おひざでだっこのおはなしかい」の開催日時は、毎月14ページに掲載しています。 写真1=能登川図書館で行われたおひざでだっこの様子 写真2=「くるっとまわして猫の目♪」わらべうたでふれあい遊び ●わが家の絵本タイム     海江田美香さん、帆奏(ほのか)さん(小脇町)  子どもが10か月のころから図書館で絵本を借りて読んでいます。  2歳となる今では、読んであげると落ち着くのか、お昼と夜寝る前がわが家の絵本タイムです。  おひざでだっこのおはなしかいは、子どもとふれあう絵本を選んで読んでくださっているので親子で楽しく参加できました。1歳のころよりも反応があり子どもの成長も感じています。 写真=海江田美香さんと帆奏(ほのか)さん ●「おすすめ絵本」赤ちゃんをだっこしながら、親子で一緒に楽しめる絵本です。 ◆『がたんごとん がたんごとん』安西水丸/作 福音館書店  “がたんごとんがたんごとん”と汽車が走っていくと「のせてくださーい」の声。  くり返しのリズムが楽しい絵本。 ◆『りんご』松野正子/文 鎌田暢子/絵 童心社  あかいりんご、きいろいりんご、ピンクのりんご。くるくるくるっと皮をむいて芯を取って、いただきます!まるごとりんごが楽しめる絵本です。 ◆『おつきさまこんばんは』林明子/作 福音館書店  夜、屋根の上からお月さまが出てきたよ。 「こんばんは」。お月さまとお話しながら読んでください。 ◆『くだもの』平山和子/作 福音館書店  すいか、ぶどう、いちごにばなな。みんなが大好きなくだものがいっぱい。  一緒に味わいながら楽しめる絵本です。 ◇赤ちゃんにぴったりの絵本をプレゼント 【ブックスタート事業】  保健センターが実施する乳幼児健診の10か月児健診で、4冊の中からお好きな絵本を1冊プレゼントしています。 問=こども家庭課  電話=0748-24-5643  IP=0505-801-5643 ●「−絵本−あれこれQ&A」絵本の読み聞かせなどのお悩みにお答えします。 Q:絵本は何歳から読んであげるといいの? A:何歳から、という決まりはありません。0歳からでも一緒に楽しめます。ページが開かれ、絵が変わり、お母さん、お父さんの声が聞こえることを、赤ちゃんは心地よく楽しんでいますよ。 Q:何度も同じ絵本ばかり読んでほしがるのですが、どうしたらいいですか? A:お子さんに大好きな絵本ができたことを喜んでください。子どもは大好きな絵本に何度も出会いたいものです。心ゆくまで楽しませてあげてください。 Q:子どもが途中であきてしまったり、ページを勝手にめくったりしてしまうのですが… A:子どもが絵本を読んでもらう楽しみは、おはなしを楽しむだけでなく、読んでくれるお母さんやお父さんと一緒にいること、自分のために読んでくれる声を聞くことです。動き回って関心をなくしているように見えても、ちゃんと耳は聞いてくれています。なにがなんでも最後まで聞かせなければ!とがんばらないで、リラックスして読み手もその時間を楽しんでください。 Q:お母さん以外も読んだ方がいいのでしょうか? A:お父さん、おじいちゃん、おばあちゃんも、ぜひ読んであげてください。いろんな人に読んでもらって、たくさんの人と心を通わせることができれば、読み手にとっても、聞き手にとってもすばらしいひとときになりますよ。