まちのスケッチ ●11/24 手から手へ伝わるぬくもり ■ええほん東近江NUKUTOI市(ぬくといいち)  無農薬にこだわった新鮮野菜や雑貨、スイーツの作り手やアロマトリートメントのセラピストなど、東近江地域を中心に活動されている人が出店する「ええほん東近江NUKUTOI市(ぬくといいち)〜クラフトマーケット〜」が、ガリ版伝承館周辺で開催され、約600人が来場しました。  このイベントは、出店者と市民が交流し、本市の良いもの(=ええほん)を知ってもらうことで、これまで以上に地域に愛着を感じてもらい、さらには「東近江市観光物産振興ビジョン」の中の魅力的な物産づくりにつなげようと初めて実施されたものです。訪れた人は、手仕事の体験ワークショップや出店者との会話を楽しみながら過ごしていました。 写真=手作りのスイーツ(柿ムース)を手渡す出店者 ●12/3 つきたてのおもちはおいしいね ■湖東ひばり幼児園でもちつき  おもちの粘り強さにあやかり、粘り強く、健康で長生きできる子になるようにと、湖東ひばり幼児園でもちつきが行われました。  幼保一体化施設となって初めて行われたもちつきには、4、5歳児205人と、応援にかけつけた5歳児の祖父母22人が参加。地元で収穫されたもち米8升を「よいしょー、よいしょー」と元気よく掛け声をかけながらもちつきをしました。  その後、つきたてのおもちは、きなこや砂糖醤油(さとうじょうゆ)で味付けされ、園児たちは「やわらかくておいしい」ともちをほお張っていました。 写真=元気よくもちつきをする園児 ●11/30 先人たちが築いたまちなみへの誇りと愛着があふれる1日 ■重要伝統的建造物群保存地区選定15周年記念シンポジウム 「これまでのまちなみ保存 これからのまちなみ保存」  五個荘金堂地区の重要伝統的建造物群保存地区選定15周年記念シンポジウム「これまでのまちなみ保存 これからのまちなみ保存」が、てんびんの里文化学習センターで開催され、市内外から約150人が参加しました。  始めに、NPO法人金堂まちなみ保存会の西村實理事長や五個荘観光ボランティアガイド協会の岩田春美会長など6人から、まちなみ保存の活動や魅力について発表がありました。  同地区のまちなみや近江商人屋敷の造りの特徴、選定に向けた地域での合意形成や建物を修理するときの苦労、さらに「地元住民がまちに誇りをもって、まちを愛している姿に感動した」という観光客からの手紙が紹介されました。ほかにも「風情に惹(ひ)かれ、空き家を購入した。住み始めてから、さらにまちの価値を感じた」など、まちなみの魅力とそこに暮らす人々の温かさについての発表がありました。  続いて、発表者によるパネルディスカッションが行われ、これからもまちなみを保存し続けるため、「芸術家に場を提供してみては」「建物の維持管理がしやすくなるような制度が必要」「次世代に伝承するためには行政との協働で進めることが大切」など具体的な提案が出され、参加者はこれからのまちなみ保存に向けて決意を新たにしていました。  また、15周年を記念して近江商人博物館で特別展「拡がる 凛(りん)としたまちなみ」が1月19日(日)まで開催されています。伝統的家屋の修理例や金堂を支えた職人などまちなみ保存に尽力された歴史や魅力が紹介されています。(当展示のみ入館無料) 写真@=活発な議論があったパネルディスカッション 写真A=近江商人博物館での企画展 広報ひがしおうみ 1月号 平成26年1月1日発行(通巻108号) 編集・発行:東近江市企画部広報課 〒527-8527 滋賀県東近江市八日市緑町10番5号 代 表 電話=0748-24-1234/0749-46-2100/0505-801-1234 広報課 電話=0748-24-5611/0505-801-5611 FAX0748-24-1457 ホームページ http://www.city.higashiomi.shiga.jp 広報ひがしおうみは、環境に配慮した再生紙を使用しています。