まちのスケッチ ●1/1 新春の湖東平野で“初走り” ■第52回東近江元旦健康マラソン大会  東近江元旦健康マラソン大会が、「1年の健康は元旦にあり」をキャッチフレーズに、布引グリーンスタジアムを発着として開催されました。   中村功一大会長が「東京オリンピックの開催決定でスポーツの機運が高まったのでは」と話されたように、過去最高の1,321人が全国各地から集まりました。大会には、3km、5km、10kmの各コースに、ジョギングの部を含む合計12の部門が設けられ、勢いよくスタートした参加者は、多くの声援を受けながら、入賞や完走をめざし元旦の東近江市を駆け抜けました。 写真=勢いよく駆け抜ける参加者ら ●1/9 舞う獅子に息を呑む  ■園児が獅子舞を鑑賞  さくらんぼ幼児園で、毎年恒例の伊勢大神楽の獅子舞鑑賞が行われました。  幼児園の遊戯室で舞ったのは、三重県桑名市から巡業した山本源太夫一座の8人。12個の茶碗を巧みに積み上げ遊ぶ曲芸「献燈の曲」や、鈴と御幣を持った獅子が舞う「神来舞」など4つの演目が披露されました。獅子舞を鑑賞した約250人の園児たちは、獅子がしなやかに、時には荒々しく舞う姿を、息を呑んで見つめていました。  獅子舞を初めて見たという3歳の男の子は「怖くなかった、頭を噛まれるのは楽しかった」と胸を張り話してくれました。 写真=獅子舞を園児が鑑賞する様子 ●1/12 マユ玉取り合う、若者の熱気 ■西市辺裸まつり  西市辺裸まつりが市辺町の法徳寺薬師堂で行われました。  この祭りは、五穀豊穣と無病息災を祈願する伝統行事です。羽織袴姿でお堂に集まった若連中が独特の節回しの謡で、酒式を繰り広げます。その後、一斉に着物を脱ぎ捨てふんどし姿となり、「チョウチャイ、チョウチャイ」の掛け声とともに、長命の木に餅を付けたマユ玉を我先にと奪い合います。  マユ玉を勝ち取ると、良縁に恵まれると伝えられており、奪取した中村勇斗さんは「今年は良いことがあると期待したい」と話していました。 写真=マユを奪取する中村さん ●1/12 新成人の思い、高らかに飛揚 ■成人式後の東近江大凧揚げ  新成人自らが制作した20畳敷きの東近江大凧揚げが、聖徳中学校のグラウンドで行われました。  大凧の判じもん(絵柄)は、真っ赤な太陽を背に駆ける天馬を上部に描き、下部に朱の大文字の「頑」、その両脇に「三七手“」の千社札を配し、「皆で(三七手“)、頑(朱文字)張(天馬)ろう!」と読みます。大人と新成人がそれぞれ力を出して社会や地域を豊かにしていくとの思いが込められています。  式典を終えたばかりの新成人約40人が一斉に綱を引くと、大凧は勢いよく約100メートルの高さまで揚がり、門出を祝福しているようでした。 広報ひがしおうみ 2月号 平成26年1月1日発行(通巻109号) 編集・発行:東近江市企画部広報課 〒527-8527 滋賀県東近江市八日市緑町10番5号 代 表 電話=0748-24-1234/0749-46-2100/0505-801-1234 広報課 電話=0748-24-5611/0505-801-5611 FAX0748-24-1457 ホームページ http://www.city.higashiomi.shiga.jp 広報ひがしおうみは、環境に配慮した再生紙を使用しています。