まちのスケッチ ●5/3  地元の物産品でおもてなし ■「(仮称)奥永源寺道の駅」プレイベント  ゴールデンウィーク期間中の3日・4日に、来春オープン予定の「(仮称)奥永源寺道の駅」のプレイベントが鈴鹿の里コミュニティセンターで開催され、両日で約1,000人が来訪しました。  会場には、地元有志のみなさんによる物産販売のほか、奥永源寺地域でアトリエを構える木工作家のみなさんの作品展示もあり、訪れた人に地域の魅力を紹介されていました。  県外ナンバーの車も多数来場し、新緑の山並みと清々しい空気に一息つきながら、岩魚の塩焼きや鹿肉のシチュー、政所茶など奥永源寺ならではの味覚を楽しみ、お土産に新鮮野菜やしいたけ、こんにゃくなどを買い求めていました。 写真=訪れた人と会話が弾む ●5/4 勇敢な若衆たちに拍手喝采!  ■「伊庭の坂下し祭」  近江の奇祭の一つに数えられ、200年以上の歴史を持つ「伊庭の坂下し祭」が、快晴で汗ばむ陽気の中、伊庭町にある繖(きぬがさ)山で行われました。  この祭は、繖山の山腹にある「繖峰三(さんぽうさん)神社」から麓の大鳥居まで、300〜400kgもある3基の神輿(みこし)を若衆が引きずり下ろす勇壮な神事です。  山道は距離にして約500m、標高差が約170mもあり、途中にはいくつかの難所があります。中でも「二本松」は、岩肌が露出した約6mの急な崖になっており、祭りの最大の見せ場となっています。周囲にも緊張感が伝わる中で、若衆たちは「ヨイトコセーノ」という大きな掛け声とともに神輿を滑り下ろしました。  坂下しの終盤となる麓では雅楽の音色が響き渡る中、約4時間かけて神輿が鳥居を通り抜けると、難所を乗り越え無事に到着した若衆たちに見物客からは大きな拍手が送られました。 写真=「二本松」から滑り下ろされる神輿 ●5/10 日本画の魅力、肌で感じて ■初めてでも描ける!日本画体験教室  日本画をより身近に親しんでもらえるきっかけにと、郷土玩具の小幡人形を描く体験教室が、近江商人博物館で行われました。  「東近江の芸術を愛する会」の垣見真由美さんが講師に、また、6月29日まで同館で日本画展を開催中の日本画家、中出信昭さんが特別アドバイザーとなり、参加した約20人に日本画の魅力を伝えました。  参加者たちは、まず、垣見さんが描いた小幡人形の下絵を見本にして、用意された色紙に丁寧に墨で輪郭や模様などの線を書き出しました。その後の色づけでは、日本画特有の胡粉(ごふん)と呼ばれる白色の下地を塗った後、美しい色合いがでるように色の異なる水干(すいひ)絵具を数回塗り重ね、紙面上に鮮やかな色彩を表現しました。 写真=水干絵具を塗り重ねる参加者 ●5/11 歩いて、気持ちリフレッシュ! ■太郎坊さんウォーク  新緑の箕作(みつくり)山を歩く「太郎坊さんウォーク」が行われ、市内外から約80人が参加しました。  この催しは、東近江市スポーツ推進委員協議会が主催するウォーキングの一つで、毎回、同協議会が設定した市内の8つのウォーキングコースから1か所を選んで歩きます。  一行は箕作小学校を出発後、松尾神社北側の林道延命線を通り、瓦屋禅寺を経由して太郎坊宮に向かいました。その後、ゴールをめざし、水稲が植えられ始めた田園地帯を歩きました。  参加者は、新緑の木々の間から漏れる暖かい日差しを受け、額にうっすらと汗を浮かべてながら歩いていました。 広報ひがしおうみ 6月号 平成26年6月1日発行(通巻113号) 編集・発行:東近江市企画部広報課 〒527-8527 滋賀県東近江市八日市緑町10番5号 代 表 電話=0748-24-1234/0749-46-2100/0505-801-1234 広報課 電話=0748-24-5611/0505-801-5611 FAX0748-24-1457 ホームページ http://www.city.higashiomi.shiga.jp 広報ひがしおうみは、環境に配慮した再生紙を使用しています。