まちのスケッチ ●5/25  琵琶湖の風を受け舞い揚がる ■2014東近江大凧まつり  100畳敷の大凧が空に舞う「2014東近江大凧まつり」が東近江市ふれあい運動公園で開催され、約130人の引き手が6回の飛揚に挑戦。最大48mの高さまで舞い揚がり、約1分間の飛揚に成功すると、引き手と観客から歓声が沸き起こりました。  今年の100畳敷大凧は、「ふれあい」をテーマに3年ぶりに新調されたもので、図柄に語呂を合わせて意味をもたす東近江大凧の特長の「判じもん」は、向き合う燕と繋という文字をあわせて「縁(燕)あって繋がる」となります。 写真=引き手によって100畳敷の大凧が空を舞う ●6/8 戦跡をめぐり平和について考える  ■「消えた飛行場〜八日市飛行場物語〜」  本市の歴史に埋もれた資産を再発見してもらおうと、陸軍八日市飛行場と周辺戦跡をめぐる着地型観光が一般社団法人東近江市観光協会の主催で実施され、県内外から44人が参加しました。  一行は、冲原(おきはら)神社に残された陸軍飛行隊兵舎の門柱をはじめ、御園小学校にある弾痕が残る石、石谷町にある殉国の碑などを見学。参加者は熱心にメモを取り、写真に収めていました。また、飛行機を空襲から守るために造られた掩体壕(えんたいごう)の見学では、やぶの中から現れたコンクリート造りの大きな姿に「すごい」という声があちらこちらから上がっていました。 写真=掩体壕を見学する参加者 ●新コーナーおとなりさん 東近江市&いなべ市  石榑トンネル開通(平成23年3月26日)から3年。古くから江勢道と呼ばれ栄えた街道は、時を超え新たな交流の要となっています。  このコーナーでは身近な話題から両地域を比較し、共通点や違いを紹介していきます。 ■東近江市DATA  人口:115,766人  面積:388.58km2  平均気温:14.6℃ ◇農TOP3(農業産出額)  1位 米  2位 野菜  3位 乳用牛 ◇工TOP3(製造品出荷額等)  1位 窯業・土石製品  2位 電気機械器具  3位 金属製品 ■いなべ市DATA  人口:46,196人  面積:219.58km2  平均気温:15.0℃ ◇農TOP3(農業産出額) 1位 米 2位 肉用牛 3位 野菜 ◇工TOP3(製造品出荷額等) 1位 輸送用機械器具 2位 非鉄金属 3位 窯業・土石製品 今回は、米作りについてお隣さんをのぞいてみましょう。 ■東近江市  鈴鹿山系と琵琶湖、双方から水の恵みを受けた肥沃な大地には、滋賀県で開発された高温に強くおいしい新品種「みずかがみ」が昨年から植えられています。「環境こだわり米」として農薬や化学肥料を削減して人にも琵琶湖にもやさしい米作りが進められています。 ◇農事組合法人 市原地区布引営農組合長 岡崎和夫さん  「周辺8集落で法人化し大型農機の導入などでコストを抑えています。「環境こだわり米」は、刈り入れまで  の苦労はありますが、それだけに良質な米が収穫できます」 写真=岡崎さん 写真=鈴鹿山系と「みずかがみ」が植えられた田んぼ ■いなべ市  いなべの米づくりを支える員弁川は、石灰石の採掘が行われる藤原岳が水源です。石灰層でろ過された清流が美味しいお米の源。コシヒカリ、キヌヒカリ、ミルキークイーンなどの銘柄が植えられています。 ◇みずほのおかげ市場 日紫喜広幸さん  「地形の特徴から小規模の農家が多いですが、その分工夫をしてます。私のところも微生物のぼかしを使い農  薬を控え、苗の間隔を研究し、粒が大きく味の良い米を作っています」 写真=日紫喜さん 写真=藤原岳と田んぼ 広報ひがしおうみ 7月号 平成26年7月1日発行(通巻114号) 編集・発行:東近江市企画部広報課 〒527-8527 滋賀県東近江市八日市緑町10番5号 代 表 電話=0748-24-1234/0749-46-2100/0505-801-1234 広報課 電話=0748-24-5611/0505-801-5611 FAX0748-24-1457 ホームページ http://www.city.higashiomi.shiga.jp 広報ひがしおうみは、環境に配慮した再生紙を使用しています。