まちのスケッチ ●7/3  美味しく出来た和菓子に舌鼓 ■和菓子作り講座  地元の職人の技を身近に感じてもらおうと、和菓子の作り方を学ぶ講座が能登川コミュニティセンターで行われました。講座には定員いっぱいの16人が参加し、山路町で和菓子店を営む河ア隆さんの指導により、あじさい餅・くずまんじゅう・わらび餅の3品を作りました。  そのうち、鮮やかな紫色が涼しげなあじさい餅作りでは、もち米から作られた道明寺粉に熱湯と食紅を加え、ふやかしてから蒸したものに、砂糖と水あめを入れて弱火で煮ますが、粘り気が強いため参加者らは混ぜる作業に苦戦していました。河アさんは「和菓子作りには力がいる」と、和菓子作りの難しさを伝えていました。交代しながら混ぜ終えた後、ゆずペーストから作ったゆずあんを包み込んでようやく完成しました。  参加した60代の女性は「力がいる作業があり難しかった。3品それぞれ使用した素材が異なり、その多様さに興味を持ちました」と話していました。 写真=和菓子づくりに励む2人の女性 ●7/12 透きとおった音色に涼を感じる  ■葦笛コンサート  五個荘近江商人屋敷3館で開催している夏の企画展の関連イベントとして、県内を中心に活動されている笛吹童爺のメンバー4人による葦笛コンサートが、外村繁邸で行われました。  演奏に使われた葦笛は、近江八幡市の西の湖の葦を使ってメンバーが制作したものです。  約45分間の公演では、「夏の思い出」や「琵琶湖周航の歌」など、懐かしいメロディー12曲を披露され、訪れた10人の来館者は蒸し暑さを忘れ、涼しげな音色に耳を傾けました。  大阪府高槻市から訪れた60代のご夫婦は、「滋賀県の歴史や文化に魅かれ、永源寺や湖東三山などによく来ます。葦笛の音色に、少しの時間ですが涼しい風が流れた気がしました」と話していました。  なお、夏の企画展「伝統の暮らしから今のスタイルへ」は、五個荘近江商人屋敷中江準五郎邸、外村繁邸、外村宇兵衛邸の3館で8月31日(日)まで開催しています。 写真=葦笛コンサートの様子 ●6/22 火点をめがけて放水 ■東近江市消防操法大会  東近江市消防操法大会が滋賀県消防学校(神郷町)で開催され、市消防団が日ごろの鍛錬の成果を競い合いました。  この大会は、消防団員の消防技術の向上と迅速・厳正な行動による士気高揚をはかり、消防活動をより充実させることを目的として毎年行っています。指揮者を含め5人で行うポンプ車操法の部に4隊、指揮者を含め4人で行う小型ポンプ操法の部に5隊が出場し、操作の正確さやタイムなどを競いました。  本番では、悪天候の中、「がんばれ」「最後まで集中」などの声援を受けながら、各隊ともに機敏な動きでホースを伸ばし、標的へ放水。日ごろの鍛錬の成果を見事に披露した団員たちに会場から大きな拍手が送られました。  なお、ポンプ車操法の部優勝および小型ポンプ操法の部優勝、準優勝の3隊は、8月3日(日)に開催される第49回滋賀県消防操法訓練大会に本市の代表として出場されます。 ◆ポンプ車操法の部  優 勝:第8方面隊(蒲生)  準優勝:第2方面隊(八日市)   3 位:第6方面隊(湖東)  4 位:第3方面隊(永源寺) ◆小型ポンプ操法の部  優 勝:第7方面隊(能登川)  準優勝:第4方面隊(五個荘)  3 位:第3方面隊(永源寺)  4 位:第5方面隊(愛東)  5 位:第1方面隊(八日市) 写真=ポンプ車操法の部優勝の第8方面隊、小型ポンプ操法の部優勝の第7方面隊 広報ひがしおうみ 8月号 平成26年8月1日発行(通巻115号) 編集・発行:東近江市企画部広報課 〒527-8527 滋賀県東近江市八日市緑町10番5号 代 表 電話=0748-24-1234/0749-46-2100/0505-801-1234 広報課 電話=0748-24-5611/0505-801-5611 FAX0748-24-1457 ホームページ http://www.city.higashiomi.shiga.jp 広報ひがしおうみは、環境に配慮した再生紙を使用しています。