まちのスケッチ ●8/30 “ヒコーキ野郎”の夢を追う ■あなたもパイロット - 操縦席に座ってみよう  西堀榮三郎記念探検の殿堂で、翦風号(せんぷうごう)の模型と、大空への夢とロマンを追った人々を紹介する企画展が始まりました。  翦風号とは、ライト兄弟が世界で初めて有人動力飛行を成功させた11年後の大正3年、沖野ガ原付近と現在の愛荘町島川上空を12分かけて往復した動力つき有人飛行機のことで、フランスの飛行学校で操縦術を学んだ愛荘町出身の荻田常三郎氏が帰国とともに持ち帰ったものです。  今回展示されている実物大の模型は、平成16年に市民有志のみなさんが残された設計図をもとに忠実に復元したもので、木材と布張りの機体は全長6.58m、最大幅は9.3mもあります。  操縦席で記念撮影に臨んだ小学6年生の男子児童は「大昔に、こんな飛行機が空を飛んでいたなんてすごい」と話していました。  この企画展「翦風号−郷土が誇るヒコーキ野郎たちの夢−」は10月22日(水)まで開催しています。 写真=翦風号と、その操縦席に座る少年、周囲で見学する人々 ●9/2 いつまでもお元気で ■女性最高齢者を慶祝訪問  敬老の日を前に、本市の女性最高齢者である和田キクさん(106歳)を小椋市長が長寿のお祝いに訪れました。  療養入院されている青葉病院を訪れた小椋市長は、「滋賀県の最高齢者をめざしてもっともっと長生きしてください。いつまでもお元気で」とお祝いしました。  和田さんは、少し緊張した面持ちで「ありがとうございます」と答えながら花束を受け取られた後、小椋市長としっかりと握手を交わされました。 写真=小椋市長から花束を受け取る和田さん ●9/14 平時の今こそ災害に備える ■東近江市総合防災訓練  “台風の影響で局地的な大雨が降る中、震度6強の強い揺れにみまわれた”との想定のもと、総合防災訓練が勤労者グラウンド(市辺町)を主会場に行われ、市民や関係機関から約800人が参加しました。  地元住民が参加した救出救助訓練では、家屋の倒壊などでの負傷者に声をかけて状態を確認し、救助の優先度を判断して救護所へ搬送しました。  また、外国語で災害情報を発信する訓練や、物資配送訓練なども行われ、参加者はいつ起きてもおかしくない災害に対して気を引き締めました。 写真=救出救助訓練に参加する市民 ●9/14 トンボ飛ぶ。秋の訪れ ■オオルリボシヤンマを探しに行こう  トンボを通して豊かな自然を知ってもらおうと、永源寺図書館主催の「オオルリボシヤンマを探しに行こう」が山上町地先のため池で開催され、16人が参加しました。  オオルリボシヤンマは、美しい瑠璃(るり)色の斑紋が全身に入った大型のトンボで、北海道から本州、九州に広く生息しています。参加者は、トンボ研究会会員で本市在住の澤田弘行さんの指導のもと、素早く動くトンボに手こずりながらも、オオルリボシヤンマやアキアカネなど18種類のトンボを観察しました。 写真=オオルリボシヤンマをつかむ少年 写真=オオルリボシヤンマの拡大写真 広報ひがしおうみ 10月号 平成26年10月1日発行(通巻117号) 編集・発行:東近江市企画部広報課 〒527-8527 滋賀県東近江市八日市緑町10番5号 代 表 電話=0748-24-1234/0749-46-2100/0505-801-1234 広報課 電話=0748-24-5611/0505-801-5611 FAX0748-24-1457 ホームページ http://www.city.higashiomi.shiga.jp 広報ひがしおうみは、環境に配慮した再生紙を使用しています。