フォトニュース ひがしおうみ東西南北 季節の話題をお知らせ! ●4月2日 健康ダンスに意欲 新隊員に藤井さん  第2期「地域おこし協力隊」の委嘱式が市役所で行われました。  今回委嘱されたのは、大型アミューズメントパークでダンサーとして活躍されるなどの経歴を持つ藤井悠矢さん(32歳)。大阪府箕面市から愛知川上流の山間に位置する奥永源寺地域の杠葉尾町に移り住み、過疎高齢化が進む同地域の活性化に取り組まれます。  委嘱式では小椋正清市長が藤井さんに委嘱状を手渡し、藤井さんは「健康ダンスに取り組んでみたい。地域のコミュニケーションの促進にもつながれば」と意気込みを話されました。  本市での地域おこし協力隊の受け入れは、昨年4月から同地域で活動されている前川真司隊員と山形蓮隊員に続き3人目となります。 写真=小椋市長と話す藤井さん ●4月4.5日 春の祭 最上踊り・フキハヤシ  市指定無形民俗文化財の最上踊りが4日、尻無町の八坂・八幡神社と大森町の大森神社で奉納されました。  これは、両町に伝承されている300年以上の歴史をもつ民俗芸能です。名前の由来は、江戸時代に東北地方で57万石を誇った大名の最上氏が家督争いの末この地に5000石で転封され、その陣屋で領民が踊ったことに由来します。  当日は境内のかがり火の明かりに照らされながら、囃子や太鼓の音に合わせ、日の丸扇子を手に輪になって踊りました。  また5日には、羽田神社(上羽田町)でフキハヤシが奉納されました。フキハヤシは、祝詞(シュウシ)とも呼ばれ、4人の子どもたちが紋付羽織袴装で、笛・鼓・締太鼓で囃子を奉納するものです。神を喜ばせるための芸能であり、豊作を祈願する要素が多く盛り込まれ、市指定無形民俗文化財に指定されています。囃子を奉納した小澤郁弥くん(八日市西小2年)は、「昨年の締太鼓は太鼓に合わせてできたけど、今年の太鼓は一生懸命に毎晩練習しました。次に担当する笛は、音を出すのが難しそう」とほっとした表情で話されました。 写真=尻無町の最上踊り、大森町の最上踊り、上羽田町のフキハヤシ ●3月28日 正しい知識で万が一に備える  東近江市体験交流型旅行協議会主催の「アレルギーの基礎知識講演会」がショッピングプラザアピアで開催されました。  同協議会は農林漁業体験や民泊の受け入れを促進するため平成23年に市内の営農、漁業組合やNPO法人などで設立されました。今回は、子どもたちが安全に滞在できるよう、アレルギーの知識や発症時の対処法に関する講演が行われ、受け入れ家庭など約50人が耳を傾けました。  講師のNPO法人アレルギー支援ネットワーク 常務理事の中西里映子さんは、民泊受け入れ時の注意点として、保護者への事前調査と子どもへの聞き取りでアレルギーに関する正確な情報を得ることなどを挙げられ、参加者からは「知識を持つことで、安心して受け入れられる」との声が聞かれました。 写真=講演をする講師の中西さん ●4月16日 風の女神4人の委嘱式 開催される東近江大凧まつりに華を添える「風の女神」4人の委嘱式が勤労者総合福祉センターウェルネス八日市で開催されました。風の女神はまつり当日、100畳敷大凧が空高く舞い上がるために、よい風が吹くよう祈念するほか、まつり当日を含む大凧まつり関連事業に参加し、イベントを盛り上げます。委嘱式では東近江大凧まつり実行委員長の小椋正清市長から、公募で選ばれた東浦優生さん(20歳)と藤原悦子さん(35歳)に加え、観光大使の「東近江レインボー大使」である伊藤理絵さん(30歳)と小辰阿希子さん(28歳)に凧でできた委嘱状が手渡されました。  委嘱された藤原さんは、「たくさんの願い札が貼られた大凧なので、夢を運べるような風をおこしたい」と抱負を述べました。  また、風の女神の衣装は、地域ブランド「近江の麻」を用いて成安造形大学生がデザインしたものを、昨年に引き続き着用します。湖東繊維工業協同組合の北川陽子さんは、「地域の行事に地域の素材が使用されることがとてもうれしい」と話されました。 写真=小椋市長と凧の委嘱状を手にした4人の風の女神 ●桜名所めぐり 五個荘中央公園、太郎坊宮参道、松尾神社参道、佐久良川の堤