代表質問 太陽クラブ 北浦義一 節目の10年 次に向かって 問 2月11日に市制10周年記念式典が盛大に行われ、初代市長の中村功一氏と日本画家の中路融人 氏に名誉市民の称号が贈られた。  市制10周年記念として実施される具体的事業は。 答 市主催事業では、外国人による日本語弁論大会の誘致開催をはじめ、農林水産まつりや聖徳ま つりの内容を充実します。  また、太郎坊宮夫婦岩のライトアップや能登川コミセンのこけら落とし事業として「出張! なんでも鑑定団」の収録などの事業を予定しています。  一方、市民協賛事業では、多くの市民団体等に各種記念事業を検討していただいています。 問 10周年を記念して市民憲章が制定されたが、市民への周知・啓発は。 答 市役所本庁舎や各支所などの公共施設に掲示し、各自治会の集会所にも掲示していただきます。  また、市内小学3・4年生が社会科を学習する資料集「わたしたちの東近江市」の改訂版にも掲 載します。 移行に向けて順調なスタート 問 昨年12月22日に東近江市と昴会(医療法人社団昴会)は能登川病院の管理運営に関する基本協 定を結ばれた。  市長の勇気ある決断で、県内初となる公立病院の指定管理者制度導入により、27年4月から新 たな形でスタートし、地域医療を維持していただくことになる。  指定管理者制度への発表からわずか半年足らずの移行期間であるが、医療体制や職員の動向はもとよ り、施設維持や細部にわたる引き継ぎは問題なく進んでいるのか。 答 病院職員は、公設民営の方向性が明らかになった当初、不安や心配があるようでしたが、市 長自ら職員への説明を行うとともに、個別面談を実施しました。  また、昴会にも説明会や個別面談を繰り返し実施していただき、職員の不安解消に努めました。  その結果、新体制のもとで35名の職員が引き続き勤務する予定です。  また、引き継ぎに関しては、病院内に昴会の準備室を開設し、施設設備関係の契約事項や診療材 料・薬剤在庫管理等について協議を重ねています。  昴会の積極的な対応や病院職員の協力により、4月からのスタートに向け順調に進んでいます。 問 平成36年に開催される滋賀国体について、市内で実施される競技種目や会場は。  また、施設整備の考えは。 答 招致希望種目の選定にあたっては、東近江市体育協会所属の競技団体と協議を行い、昨年 12月に県へ開催希望競技に係る調査書を提出していますが、現時点では決定されていません。  施設整備の考え方については、招致種目の決定後、国体競技施設基準に適合した改修計画を立 て、整備していきたいと考えています。 垣見隧道の完成はいつ 問 道路整備アクションプログラムに計画されている前期整備路線(26年から30年)で事業着手さ れる27年度の路線は。 答 予定している路線は、都市計画道路小今建部上中線聖徳工区と市道八日市駅瓦屋寺線、都市計画道路中 学校線、市道山上上二俣線の4路線です。  また、交通安全事業では、市道小川林能登川線、市道中学校大塚線、市道小田苅愛東線の3路線を 整備します。 問 都市計画道路中学校線はJRとの協議も終え、現在では鉄道の軌道内の工事が進められている。  地権者の協力をいただく中で、概ね建屋の移転が完了したが、今後の道路工事計画は。 答 27年度は、JR部分の委託工事の継続と垣見信号交差部の一部改良に取り組み、28年度末には 委託部分の完成を目指します。  隧道前後の取り付け部を含めた全体工事の完成は31年度末を目標としています。  しかし、国からの交付金の交付状況やJR部分の工事の進捗、用地取得の状況により完成年度が 遅れることがあります。