一般質問 太陽クラブ 安田高玄 道の駅 いつオープン 問 道の駅「奥永源寺渓流の里」開設の趣旨・目的とPRの方法は。 また、いつオープンか。 答 道路利用者の利便性向上と地域振興の核として、行政機能をはじめ、防災、コミュニティセン ター機能などを兼ね備えた「小さな拠点」として整備を行うものです。  PRは、いなべ市や南伊勢町と話し合い、協力をお願いします。  また、テレビ、ラジオなどのメディアを使っての告知と、当市のHPにも掲載を進めています。  同時に、県にお願いするとともに市の予算でも案内看板設置を計画しています。  オープンは、建築工事の再入札の準備を進めており、遅れを一刻も早く取り戻すよう努めます。 問 初年度の収支および集客見込みと将来展望は。 答 オープン1年間の収支と集客数は、2200万円で、7万5000人を見込んでいます。  しかし、道の駅周辺の道路整備も途中であることから、もう少し精査する必要があります。  当市の東の玄関口と地域振興の役割を担いつつ、鈴鹿の山々や清流など地域の資源を十分に活 用しながら、来訪者と地域が一体となって、にぎわいが溢れるようにと考えています。  また、国道421号の道路拡幅工事も順次進められており、全区間の改良工事が完工すればます ます交通量は増え、一層にぎわいのある道の駅になると考えています。  今後も一定の期間は支援が必要と考えており、特徴ある道の駅として事業展開を図っていきます。 太陽クラブ 鈴村重史 誰が守るのか 問 県下最大の穀倉地帯を誰が守るのか。 答 現在、新規就農者は国が支給する青年就農給付金を活用し、トマトやイチゴの園芸作物、水稲 の規模拡大に取り組んでおられます。  27年度は、ハウス助成や技術習得への支援を行うとともに、地域の担い手同士による担い手ネッ トワークの研修会を開催することにより、担い手の生産技術や農業経営の向上を図ります。  さらに、人・農地プランに位置付けられた担い手には、リース事業による農業機械の導入やスー パーL資金の借り入れ等、経営の安定に必要な支援を行います。 問 農地中間管理機構の対応と周知徹底は。 答 市内29集落で取り組まれ、農地中間管理機構へ預けた農地は9 5 4h a、経営転換協力金の交 付を受ける自作農家は475戸、耕作者集積協力金の対象農地は27・5h aです。  地域集積協力金については、26年に農地集積いただいた地域に不利益が生じないよう、一日も早 く交付金が支給されるよう県に強く要望します。 問 サル被害の徹底した対策を。 答 毎年、農作物の被害状況調査を実施し、現地確認による被害や出没状況の把握に努めています。  また、家屋の瓦剥ぎや雨どい・アンテナの損壊といった生活被害の発生も確認しています。  27年度は、出没カレンダーや年間被害アンケートをもとに地域実施計画を作成し、県の 審査を受け、大型捕獲設備による全頭捕獲を委託して、個体数調整に取り組みます。 太陽クラブ 大橋保治 ニーズに合ったサービスを 問 26年4月から、ケアホームのグループホームへの一元化や重度訪問介護の対象者が、現在の重 度の肢体不自由者に加え、重度の知的・精神障がい者であって、行動障がいを有するものに拡大され た。  当市においても障がいのある方への支援の充実と拡大が見込まれる。  ところで、重度心身障がい者の入浴サービスは、障がい者施設においては支援されているが、 自宅での入浴になると浴槽の改修など家族の負担は大きくなる。  市と特別養護老人ホーム等が連携して、重症心身障がい者への入浴サービスが提供できないか。 答 重症心身障がい者に対する入浴サービスの提供については、特別養護老人ホーム等の入浴サー ビスを行っている事業者が、介護保険の運営基準を順守した上で、なお余力がある場合において は、本来のサービスの提供に支障がない範囲で、要介護者等以外の方に入浴サービスを提供するこ とは可能ですが、全額自己負担になる等の課題があります。  ニーズの把握に努めるとともに、他市の動向にも注視しながら、今後のあり方について調査・研 究したいと考えています。 問 ケーブルテレビを活用した、広報紙のデータ放送は可能か。 答 県や大津市では、広報紙が県内民間テレビ局で、データ放送をされています。  当市でも同様に、スマイルネットのデータ放送を活用し、広報ひがしおうみを掲載することは可 能であり、前向きに検討します。 太陽クラブ 杉田米男 芝生の水管理は大丈夫か 問 能登川南小学校のグラウンド芝生化において、当初水やりは、地中埋設によるスプリンクラー での仕様であったが、整備内容が突然変更された理由は。 答 この工事は、27年度当初に着手するため、昨年12月に債務負担行為の補正をしました。  その後、市内全ての学校を芝生化した場合の後年度における財政負担が課題となったため、設備費 を抑え、適正に管理できる方法を再検討しました。  その結果、地中埋設スプリンクラーを移動式のスプリンクラーに変えるなど、より安価な方法で 芝生化が実現できるものと判断し、変更しました。 問 水やりについては市で責任をもって対応するとのことだが、人力によるホースでの水やりにな れば、市の職員の時間外手当等が必要になる。  市内全ての学校を芝生化すれば、いつまでも人件費が必要となる。  自動散水型の方が初期コストは高くなるが、管理コストの人件費がほとんど掛からないと考えるが。 答 芝生管理のための人件費が大幅に掛かることは、避けなければならないと考えています。  散水設備については、設置工事費が安価で、できるだけ人的負担の少ない方法を検討しています。  その方法の一つとして検討しているのが移動式スプリンクラーであり、教職員やボランティアの 負担が少なくなる方法で、予算の範囲内において努力します。 太陽クラブ 戸嶋幸司 2年目に期待 問 学力向上学習番組制作・放送業務委託料について、 @26年度の事業の総括は。 A27年度の事業内容は。 答 @26年度の成果については、児童へのアンケートと学校関係者へのアンケートをもとに総括 しました。  視聴した児童については、全体的に肯定的な意見が多くありましたが、テキストが難しいなどの 改善を求める意見もありました。  学校関係者も、内容を改善して継続を望む意見が9割を超えており、全体的には肯定的に捉えら れています。  課題としては、学校への案内や配布が遅れたことで、家庭学習として取り組みにくかったことな どがありますが、このような反省点を改善した上で、27年度は取り組むことにしています。 A視聴の対象を26年度同様、小学5年生とし、夏休みと春休みに、スマイルネットで15分番組 を1日2回放送する予定です。  番組の内容は、26年度の実績を踏まえつつ、児童のつまずきやすい課題に焦点を当て、より動き があり、わかりやすい内容になるよう、新たに制作をします。  あわせて、番組のDVDも作成します。  そのほか、番組テキストを作成して配布することや、視聴できる環境がない児童には、市教委か らDVDプレーヤーを貸し出すことにしています。  なお、インターネット上での配信は、児童が家庭で活用するには難しいなどの理由から、27年度 は実施しません。