フォトニュース ひがしおうみ東西南北 季節の話題をお知らせ! ●5月20日 羊の毛刈り 夏に備えてスッキリ  池之脇町の忠連谷「ひつじの里」で、羊の毛刈りが行われました。獣害対策と里山整備のため、池之脇町自治会が平成21年に日野町にある滋賀県畜産技術振興センターから2頭の羊を借り受けて飼育を始め、以後、繁殖や寄贈などにより、現在では23頭にまで増えました。毎年この時期には、羊たちの暑さ対策と夏場の病気予防、衛生管理のために毛刈りを行っており、今年で5回目となります。電動バリカンやハサミを使い、9頭の分厚い羊毛を1頭あたり15分ほどで刈られていきました。見学に来ていた市原幼稚園の田中孝之介君(5歳)は、さっぱりとした羊の様子を見て、「すっきりとして気持ちよさそう。」と話しました。 写真=毛刈りを見学する園児たち ●5月23日 手作りのあたたかさに触れる ヘムスロイドの杜まつり2015  全国の手工芸作家が集まり、展示や販売を行う「ヘムスロイドの杜まつり2015」が、ことうヘムスロイド村で開催されました。  6人の手工芸作家が、5つの工房で創作活動を行うことうヘムスロイド村。同村の手工芸作家らが組織するヘムスロイドの杜まつり実行委員会が毎年開催し、24回目を迎えます。陶芸品やガラス工芸品、アクセサリーや木・革・布製品などのほか、イラスト入りのはがきなど、多種多様な136軒ものブースでにぎわいました。また、本市の姉妹都市であるスウェーデンレトビック市を紹介するコーナーや、近隣自治会による飲食バザーも出店されました。  アクセサリーを販売するブースでは、小さく切られた木と、釘やネジを使って作る「ロボット手作り体験」が行われていました。毎年まつりに来ているという福田琉生君(愛東南小6年)は、「ものを作るのが好き。そんなに難しくなかった。」と話しました。ことうヘムスロイド村でカフェ「BASE FOR REST」を営む、同実行委員長の上野智信さん(34歳)は「このまつりを通してものづくりの良さを伝えたい。」とまつりへの想いを話しました。 写真=集中してロボットを作る福田君  写真=レトビック市の伝統工芸品なども販売  写真=ブースでは出展者と来場者が交流  写真=ペット連れの来場者もたくさん発見 ●6月4日 親と子のよい歯のコンクール  口腔衛生に対する関心を高め、健康づくりに寄与することを目的とした「東近江市親と子のよい歯のコンクール」が湖東保健センターで開催されました。  毎年実施するこのコンクールは、前年度に3歳6か月児歯科健康診査を受診してむし歯のなかった幼児とその保護者を対象に、歯や歯ぐきの健康状態を審査し表彰するものです。今年は8組の親子が参加しました。  湖東歯科医師会の井田孝夫歯科医師が、親子のむし歯の有無や歯肉の状態、歯並びなどを診察後、審査を経て、最優秀賞1組、優秀賞2組を表彰しました。最優秀賞に選ばれたのは、太田裕美子さん(40歳)と隼輔君(4歳)の親子。受賞について、裕美子さんは「記念になる賞がもらえてうれしい。子どもが歯磨きを嫌がるときもあるけれど、うまく声かけをしたり好きなキャラクターの歯ブラシを使ったりしています。」と話されました。  なお、太田さん親子は滋賀県が開催する「第64回親子でいい歯コンクール」(7月12日開催)に、本市代表として出場されます。 写真=井田歯科医師による診察  写真=優勝した太田さん親子 ●6月13日 外国人による日本語弁論大会 本市で開催   「外国人による日本語弁論大会」が八日市文化芸術会館で開催されました。  この大会は1960年から毎年開催され、日本の社会や文化に日ごろから深く接している外国人が日本語でスピーチをされるものです。市制10周年を記念し今年は本市で開催されました。  予選審査を通過した11か国12人が出場され、来場者約600人の前で、自国との文化の違いや日本に来て感じた事など、流ちょうな日本語で1人当たり約6分間スピーチを行いました。外務大臣賞を受賞した専門学生のジャネル ジョイス サーミエント カヒリグさん(フィリピン)は、日本の歌に興味を持ち来日、その後和歌の意味や言葉も調べ、「万葉集の時代から四季の自然の中で日本文化が築かれてきた」とし、そうした深く美しい日本人の心を広く伝えていきたいとスピーチされました。来場した大学生の山田悠貴さんは「自分よりも日本のことを知っていて、驚きました。」と感想を話されました。  なお、大会の模様はNHK Eテレで7月12日(日)午後3時から放送予定です。 写真=出場者の皆さん  写真=外務大臣賞を受賞したカヒリグさん  写真=熱烈応援! 写真=出場者によるトークセッションで盛り上がる会場