フォトニュース ひがしおうみ東西南北 季節の話題をお知らせ! ●6月26日 フェスタ・ジュニーナを開催  甲津畑町に本年1月から開校した、ブラジル人学校の日本ラチーノ学院で、同国の国民的イベント「フェスタ・ジュニーナ」が開催され、約100人の生徒とその保護者らが祭の衣装を身にまといダンスなどを楽しみました。  男の子はジーンズやチェック柄のシャツに麦わら帽子、また女の子は頬にそばかすを描き、少し派手なドレスを身にまとい登場。いずれも同国の農夫婦をイメージしたもので、祭の特徴的な衣装です。生徒らは男女ペアで腕を組んで回ったり、踊り歩いたりするクアドリーリャと呼ばれるダンスを披露。また手の込んだブラジル料理を持ち寄って食事も楽しみました。  生徒のミシェリ チエミさん(17歳)は「フェスタの時期はとても気持ちが盛り上がります。校舎も広いので気持ちよく踊れて楽しいです。」と話してくれました。   写真=フェスタ・ジュニーナと見学する家族 ●6月21日 建部里まつりを初開催  河辺いきものの森で「建部里まつり」が初めて開催されました。午前中は森を散策するクイズラリーや勉強会、午後は竹の薄切り大会などが行われました。  黒川葵くん(八日市北小1年生)は「昔の遊びを教えてもらえて楽しかった。水鉄砲を作ってうち合いをしたので、ずぶ濡れになった。家に持って帰って遊びたい。」と話しました。 写真=水鉄砲を作る地域の人と子ども ●6月19日 あま〜い初夏の味を堪能 みんな大好きメロン給食  愛東地区の幼稚園・保育園・小学校で「メロン給食」が実施されました。これは、地元の上岸本温室組合の好意により、約20年前から「あいとうメロン」を無償で提供いただいているものです。今年は約400食分となる30玉のメロンが提供されました。  愛東南小学校では、調理員さんが約10玉のメロンを手際よく切り分け、給食の時間になると児童全員分のメロンが各教室にいきわたりました。ずらりと並んださわやかな緑色のメロンを給食当番がひとつひとつ丁寧にお皿にのせて配っていきました。  5年生の教室では「甘くておいしい」「やわらかくて果汁たっぷり」などの声が飛び交い、川副慧悟くん(愛東南小5年生)は、「口の中で甘みが広がって濃厚」と感想を話しました。 写真=メロンを切り分ける調理員さん 写真=「いただきまーす!」 写真=おうしいメロンをありがとう ●6月27日 保育の仕事 就職フェア  「保育の仕事 就職フェア」が市役所本庁舎新館会議室にて開催されました。本市で開催する同就職フェアは3回目で、過去最多の42人(うち市外から13人)の参加がありました。  現役保育士による手遊び紹介で緊張した雰囲気が和らいだ後、市内の保育園で働く保育士2人が、仕事のやりがいや同僚や先輩の支えでつらい時期を乗り越えたことなどの体験談を語り、身近な先輩保育士の話に熱心にメモをとる参加者の姿が見られました。  また、会場には、私立ふたば保育園と延命保育園によるブースや保育士相談・登録コーナー、手作りおもちゃや各園の活動写真展示コーナーなどが設けられ、参加者は興味のある場所へ自由に移動し、話を聞いたり体験したりしながら仕事への理解を深めました。  こども未来部の藤原真弓管理監は「合併以降、幼保の垣根をとるべく取り組みを進めてきた。整備された環境のもとで安心して保育に従事できることが本市で働く魅力」と述べました。 写真=ブースで現場の話を聞く学生 写真=現場でも使える手遊び体験 ●6月30日 七夕を前に交通安全啓発  あいとうマーガレットステーション(妹町)で東近江警察署のマスコット「エスポくん」と長浜警察署の「ひよたん」がコラボして交通安全啓発を行いました。  愛東北幼稚園の5歳児14人がジュニアポリスに扮し、七夕をイメージして飾りつけた反射板などを施設来訪者に配布し、「安全運転をしてください。」と呼びかけました。 写真=施設来訪者に反射板などを配布する園児 ●7月4日 県内初出土!石積み護岸 土位遺跡で現地説明会  愛知川の左岸に位置し、本市神田町、外町にまたがる土位遺跡から、少なくとも江戸後期までに築かれた堤防の石積み護岸遺構が発見されました。  今回発見された遺構は、愛知川の堤防と、その河川側を守る石積み護岸の一部で、滋賀県内で石積みの護岸遺構が確認されたのは初めてとなります。確認された規模は最大で長さ約17m、幅約8m、高さ約2m、石積みの護岸は、河川側の約45度の法面に30pから40p大の石が10段以上積まれたものです。遺跡周辺は愛知川左岸の氾濫平野に位置し、河川に近いため古くから人が住み農業を営んできました。一方で水害の被害を受けやすく、1802年には近隣集落が浸水した記録が残っています。  当日は市民や歴史愛好家など約100人が詰めかけ、県文化財保護協会職員による説明を熱心に聞き入っていました。遺跡が発見された神田町生まれの大野学さん(43歳)は「普請で近くの村の人々により築かれたと聞き、驚いた。昔の人の苦労や努力はすごいと感じた。」と話されました。 写真=土位遺跡を見ながら職員の説明を聞く参加者