フォトニュース ひがしおうみ東西南北 季節の話題をお知らせ! ●10月1日 能登川駅前地域のにぎわい創出  本市4人目の「地域おこし協力隊」の委嘱式が市役所で行われました。  今回委嘱されたのは、住宅の外構資材の専門商社や、花・野菜の苗の生産卸会社などで勤務された経歴のある増田健多さん(28歳)。愛知県一宮市からJR能登川駅前の垣見町の店舗兼住居に移り住み、商業者の高齢化や後継者不足で空き店舗が増加している商店街の活性化に取り組まれます。また、苗の栽培に携った経験を生かして、地域の声を聞きながら、野菜の朝市やガーデニング教室、花や野菜に関わる店舗の開業などを見据え、活動されます。委嘱式では小椋正清市長が増田さんに委嘱状を手渡し、増田さんは「大学生の時に商店街の実情や将来について学んだ。商店街活性化の役に立って、地域に貢献したい。」と意気込みを話されました。 写真=市長と会話する増田さん ●9月27日 明治・大正ロマンあふれる行列 ぶらっと五個荘まちあるき  秋晴れの下、五個荘金堂地区を中心とした一帯で、「ぶらっと五個荘まちあるき」が開催されました。  「日本遺産認定記念!〜ごかしょう・祈りと暮らしの水遺産〜」をテーマとして、近江商人の本宅や神社・仏閣で、普段は非公開の所蔵物や建物が一般公開されたり、現在活躍中の画家や陶芸家の作品が展示されたりしました。   また、明治・大正時代に活躍した近江商人や丁稚など商家に関する衣装や、女学生、舞踏姿に扮した100人あまりが歴史と情緒あふれる町並みを行進しました。行列を見ていた40代女性は、「レトロで懐かしい雰囲気が町並みに合っている。このイベントがお気に入りで、毎年見に来ています。」と話されました。  そのほか、ステージイベントでは、地元の淡海書道文化専門学校生による躍動感あふれるライブ書道や赤レンジャイショーで盛り上がりを見せました。また、金堂まちなみ保存会による、よもぎ餅と抹茶の振る舞いや、五個荘金堂地区のジオラマの展示も行われました。 写真@=近江商人時代絵巻行列 写真A=はいからさんグランプリに選ばれた新宮みかさん 写真B=淡海書道文化専門学生によるライブ書道 写真C弘誓寺の抽象画展 ●9月21日 木地師の指定文化財を特別一般公開  木地師のふるさと君ヶ畑町の松御所金龍寺で、能面や古文書など木地師に関連する文化財が一般公開されました。  木地師の歴史に詳しい住民や地域おこし協力隊の前川真司さんらの呼び掛けで、地元に伝わる木地師に関するさまざまな文化財を紹介して観光に生かそうと企画しました。日本の各地に分散した木地師を君ヶ畑の役人が訪ねて金銭を徴収しながら作った氏子狩帳(県指定文化財)や室町時代に作られたという老人の能面が特別に公開され、訪れた40代男性は、「貴重なものを間近に見られて感動した。」と話されました。 写真@=前川さんによる木地師の歴史解説 写真A=氏子狩帳(県指定文化財) 写真B=松御所御用札(県指定文化財) ●10月10日 〜ひと・地域・生活・医療・行政を結ぶ〜道の駅「奥永源寺渓流の里」オープン   本市2番目となる道の駅が、蓼畑町の国道421号沿いに10月10日オープンしました。平成16年に閉校した旧政所中学校を活用したもので、市内の特産物を販売する売店や観光情報を提供する情報コーナーのほか、ミニ水族館や鈴鹿山野草の紹介パネルなども設置しています。また、市役所出張所と出張診療所もあり、地域住民の生活支援も担う施設になっています。  開駅記念式典では、小椋市長が「地域の特色を生かしながら、伝統や文化も含めた地域の魅力を内外に発信できるような施設にしていきたい。」とあいさつしました。  家族と訪れた中村優歩さんは、「永源寺ダムカレーがおいしかった。上に乗っていたシカ肉の竜田揚げもおいしく食べられた。」と話していました。 写真@=かまどベンチやトイレベンチも備える憩いの場と木造テラス 写真A=約40台分の駐車スペース 写真B=市内特産物や観光マップなどが並ぶ情報・物販コーナー 写真C=開駅記念式典での小椋市長らによるテープカット