一般質問 太陽クラブ 北浦義一 人命と財産を守るために 問 東近江市地域防災計画に、市内における土砂災害警戒区域および土砂災害特別警戒区域が掲載 されている。  これらの危険地域の実態把握や災害防止に向けての取り組みは。 答 市内にある土砂災害危険箇所は289カ所あり、毎年、県と合同でパトロールを実施し、状況 把握に努めています。  市では、防災マップや広報紙、ケーブルテレビ、防災出前講座を活用して危険箇所の周知、啓発 活動をしています。  また、昨年度は、土砂災害警戒区域などに指定された各自治会に出向き、危険箇所の点検や防災 のポイント説明、聞き取り調査を実施しました。 問 県下の土砂災害区域の未指定区域は1190カ所であるが、市内の状況は。 答 土砂災害警戒区域等は、昨年度に15カ所の指定を行い、未指定は44カ所あります。  今後も県と連携を図りながら区域指定に取り組み、土砂災害対策の推進に努めます。    問 25年の台風18号で、床上浸水等の被害があったドリームハイツの対策は。 答 愛知川増水時における、向田川からの逆流による浸水対策の応急措置として、内水排除を行う ための排水ポンプ車導入と、仮設ゲートを設置しました。  今年度は、地元自治会との協議を進め、堤防等の詳細設計と用地測量を行う予定です。  用地測量が完了次第、用地買収を進め、順次工事に着手する予定です。 問 能登川ひばり保育園とめじろ保育園の今後の整備計画は。 答 能登川ひばり保育園は、認定こども園として現在地に建て替え、繖寿苑跡地は駐車場と考えて います。  めじろ保育園は、学校法人ヴォーリズ学園が「そらの鳥こども園」として現在地で建て替え、29年 4月に開園予定です。 太陽クラブ 杉田米男 通行に支障 いつ解消 問 市立能登川病院は、4月から指定管理による、医療法人社団昴会の経営となり、外来患者数 も救急搬入台数も、昨年に比べて飛躍的に増えてきている。  能登川病院に向かう道路は一部区間、道幅が狭く救急車の通行に支障が生じており、市道の拡幅 が必要では。  また、周辺の都市計画の区域区分の見直しが必要では。 答 能登川駅東口から能登川病院に向かう市道能登川高校線は、整備が必要な路線であると認識し ています。  しかし、能登川駅東口周辺地域においては、現在着手している垣見隧道の整備後に、都市計画道 路JR東口線や駅前広場の整備を進め、駅周辺地域のまちづくりを進めていく必要があると考えて います。  市道能登川高校線は、都市計画道路横川高校線として幅員14m の道路で計画決定がされており、 整備が一刻も早く進むよう用地の確保等が必要です。  沿線の土地利用の動きに合わせ、事前に対策を取っていきたいと考えています。  都市計画の区域区分の見直しは、現在、県に申し出る区域の選定と市街地整備の実現性および、 見直しの妥当性などの論点整理を進めています。 問 市消防団のポンプ操法訓練については、どの分団も操法訓練場の確保に苦労されているが、解 決策は。  また、消防署内に訓練場を整備してはどうか。 答 消防ポンプ操法の訓練は、既存の公共施設の駐車場等で実施していただいていますが、水利や 照明等の確保に苦慮されている訓練場もあり、公共施設の新設や改築で駐車場の整備に合わせ、訓 練場としての使用を考慮した整備に努めます。  消防署に訓練場を整備することについては、消防署の施設整備計画との整合を図る必要があり、 今後、東近江行政組合と協議して検討します。 太陽クラブ 大橋保治 販売方法に不評の声 問 市制10周年記念事業で、プレミアム三方よし商品券を販売した。  1次販売では6万8400冊を販売したが、約3万6千冊が売れ残った。  2次販売は、本庁や支所等で整理券を配布し、初日に終了した。  その後、引き換えされなかった残り821冊を八日市文芸会館で3次販売し、完売した。  市民から「1次販売は知らず、2次販売で知ったが、その日は平日のため都合が悪く、次の日に 支所へいってみると売り切れであった」と不評の声があった。  周知方法は万全であったのか。  なぜ、2次販売は1次販売と同じ抽選方法を行わなかったのか。  また、平日に整理券を配布した理由は。 答 今回のプレミアム三方よし商品券の販売については、国の消費喚起・生活支援型交付金事業に 基づいて実施したものです。  周知方法については、チラシの新聞折込、ホームページ、ケーブルテレビ、音声告知放送、商工 会議所・商工会の機関紙掲載、駅前でのチラシ配布など、様々な方法で行いました。  しかし、結果として周知できなかったことは、万全ではなかったと考えます。  1次販売は、往復はがきにより受け付けましたが、半数ほどが売れ残ってしまいました。  経済団体等とも協議を行い、同じ方法では売れ残ることが予想されたので、2次販売では整理券 での先着による販売を行うことにしました。  市民が近くの施設で受け取っていただけるよう交付場所を拡大し、交付期間は12日間としました が、1日で終了してしまいました。  それぞれの交付場所では、セキュリティ、人員配置などの面で土日に交付するのは困難であった ため、平日交付としました。 市政会 西澤善三 運動会であふれかえる駐車場 問 大きくなった湖東ひばり幼児園の送迎時の安全対策と、運動会等で駐車場が不足しているが対 策は。  また、迎え時間に遅延した時の超過料金制度に問題があるのでは。   答 送迎については、年齢別や地域分けで時間差を設けるなどの工夫と、職員による誘導などの安 全対策を行っています。  運動会等では駐車場が不足する中、近隣のご協力もいただき確保に努めています。  保育料については、短時間保育は標準時間に対し1割程度軽減しており、認定時間を超える分は 延長料金をご負担いただくルールとしています。 問 補助金規定の見直しで事業の縮小や解散される団体が出てきているが。 答 25年に説明をして、26年から各種団体の運営への補助は廃止し、自らを高める教養講座や地域 貢献活動への補助に移行しました。  老人会をはじめ要綱の主旨に沿った活動をしていただけるように、窓口で丁寧に説明をしていま す。 問 湖東歴史民俗資料館は、起業家の作業場等で活用ができないか。  また、泰山閣は地域の集会に利用できないか。 答 民俗資料館は国の登録文化財になっており、現在は収蔵庫として利用していますが、事務所と しての利用は可能です。  泰山閣は利用の話がまとまらず条例を廃止しましたが、ご相談があれば応じていきます。 問 湖東保健センターにおける健診時の混雑解消策と、今後の推進策は。 答 特定健診とがん検診を行う総合検診を実施し、主に湖東・愛東・永源寺・玉緒・御園地区か ら利用があり、対象者も増えています。  今後はスタッフを増員し、性別等で健診日を分け混雑の解消を図ります。  また、尿検査をバーコード化することで、信頼性の高い健診業務を実施し、受診者の増加を図ります。