一般質問 東近江市民クラブ 市木  徹 数字は語る Q  東近江市の中心市街地は、八日市駅前だけでなく毎日延べ1万4500人が乗降するJR能登川駅前でもある。  能登川駅東口駅前広場および都市計画道路JR東口線の整備は、現在どこまでの計画が進んでいるのか。  また、着工年度や工期は。 A  JR能登川駅周辺は、副次都市拠点として、交流や商業などの機能の創出に努めます。  垣見隧道や駅前広場、駅へのアクセス道路の整備を進め、また国道8号を横断する道路整備などを重要施策とし、 能登川駅が持つ魅力と能力を十二分に発揮できる環境を整えます。  今年度は、JR能登川駅東口駅前広場および都市計画道路JR東口線の基本計画策定業務を実施します。  計画の推進には、事業へのご理解や用地の確保など、住民の皆様の多大なご協力を必要としますので、 工期の短縮はハードルが高いと思われますが、少しでも早く整備するため、中学校線垣見隧道事業と並行して、 測量や設計業務から実施します。 東近江市民クラブ 河並 義一 「熟慮」 その答えは Q  「強く豊かに・ダッシュ東近江市」のキャッチコピーに決意を込め出馬されたあの時の熱い思い、今は。 A  3つの理念と5つの基本政策のもと、市長の重責を3年半担わせていただきましたが、熱い思いは 衰えるというよりも、さらに強まったと感じています。 Q  市長就任後の事業進捗についての自己評価は。 A  積極的に政策課題に取り組んできましたが、達成されたもの、道半ばのもの、始まったばかりのものと様々です。  また、新たに人口減少社会への挑戦に向けた地方創生の取り組みも本格化させ、地域間競争には 絶対に打ち勝たねばなりません。そこで、3年半の評価を一言で言わせてもらえば、全体として 「道半ば、まちづくりは奥が深い」といった思いです。 Q  今後も引き続き市政運営を担われる考えは。 A 今日までの取り組みや、今後の方向性をきっちりと見極める期間も必要と考えており、また、 市政は一日たりとも停滞させるわけにはいかず、現在の仕事に全力投球をすることが大変重要です。  今しばらく時間をいただき熟慮させていただきたいと思っています。 市政会 岡ア 嘉一 非効率な2度の改修 Q  あかね文化ホール・蒲生コミセンホールの施設耐震改修工事を2回に分けたのはなぜか。  また、舞台には危険箇所があり、早期に着手しなければならないという認識はなかったのか。 A  特定天井を有する施設が他にもあることから、対象施設全体について現地調査を行い、 優先順位が高い施設から改修をする必要があり、予算の関係上、耐震改修工事と舞台改修工事に 分けることにしました。  舞台の吊物機材などについては定期的に点検をしており、業者の点検結果や意見を踏まえ、 今後の改修計画とします。  舞台袖幕の経年劣化については、今後の修繕で対応します。 Q  県道桜川西中在寺線の交通量が大幅に増加しており、そのバイパス道路となる市道桜川石塔線の ルートの変更を踏まえた検討結果と今後の見通しは。 A  ルートの変更については、新たな課題も生じることから、従来からの計画を基に、休止となっている 課題の解決に向けて鋭意取り組みを進めています。  この課題が解決しましたら、速やかに事業を再開したいと考えています。 市政会 西澤 善三 活気あるまち 復活を Q  立地奨励金の拡充で、雇用の創出を図られたが結果は。  また、発足した八日市まちづくり公社の独自的な活動や人的支援は。 A  昨年の条例改正で新規企業立地・既存企業の増設・雇用の促進に繋がっており、雇用促進奨励金の報告は、 雇用実績が報告される2年後になります。工場等の新設・増設工事、設備投資や関係企業の広がりによる 地元への波及は大きなものがあります。  一般社団法人八日市まちづくり公社の業務が市の進める中心市街地活性化と密接な関連があり、 政策推進のため人的支援をすることは、公益的法人等への職員の派遣が認められていますので、 今の業務量を見極めたうえで必要な人員を市職員から公社職員として併任をしています。 Q  がん検診での死亡事故について、事故の調査や再発防止策と胃カメラ検査への移行は。 A  がん検診は委託業者にて実施をしていますが、この事故については、県のがん検診検証委員会において検証されました。  市は同じ事故が2度と起きないよう、委託業者に指導をするほか、再発防止策に取り組みました。  胃カメラ検査への移行は国の指針が改正されたため、今後の方針を検討していきます。