一般質問


東近江市民クラブ 寺村　茂和

強度行動障害者の生活支援を

Q
　障害のある人が増加傾向にある中、介助などを行う家族の高齢化や障害の重度化ならびに重複障害に起因した新たな課題
が生じてきている。
　特に、強度行動障害のある人は、家庭での養育努力があっても著しい処遇困難が続くため、特別に配慮された支援が必要である。
�@国は、障害児・者の地域生活支援のための地域生活拠点整備構想を指針に掲げているが。
�A施設で生活し、作業所で仕事をしている人には、１対１の職員配置が必要で、施設や作業所にさらなる人件費などの特別の支援が必要では。
A
�@この事業推進については、障害者総合支援協議会から、地域生活拠点整備事業に関する提言がされています。
　これを参考にするとともに、第２次東近江市障害者計画・第４期東近江市障害福祉計画では、強度行動障害のある人の暮らしの場や
地域生活の相談機能などを持った、グループホーム併設型の地域生活拠点施設整備を掲げており、市として積極的に整備を推進する考えです。
�A作業所などに特別に配置された職員には、国の加算措置がありますが、県と当市がさらなる予算措置を講じています。
　新たな施設には、どのような支援が必要か検討します。


市政会 岡�ｱ　嘉一

適正な点検を

Q
　建築基準法第12条第２項で、特殊建築物（劇場、病院、共同住宅、学校、体育館、展示場、倉庫、自動車庫等の用途の建物）で、
用途に供する面積が１００�u以上の建物は、３年以内ごとに有資格者による点検が義務づけられているが、
�@点検は実施できているのか。
�A報告書、所見は書類として残しているのか。
�B要是正の判定を受けたことがあるのか。
�C市長は点検の必要性を認識しているのか。
A
�@施設の種類によって業者委託で実施していましたが、今年度から全ての対象施設について、点検資格を有する職員により直営で実施しています。
�A所管課で保管しています。
�B修繕等是正の必要性がある場合は、緊急性を考慮しながら対応しています。
�C一定規模の公共施設について、点検の義務のあることは、認識しています。
Q
　マイナンバー制度における情報漏洩対策は十分か。
A
　当市のシステムは、インターネット接続環境とは分離しており、ウイルスが侵入することができない構造になっています。
　データはすべて暗号化しており、外部のコンピューターからは判読できません。


市政会 西澤　善三

観光客は増えるのか

Q
　八日市駅前ホテルの建設が始まったが、国内外の来訪者や宿泊客の増加策は。
　また、東近江ホテル旅館組合にも支援が必要と思うが。
A
　現在、商店街や青年会議所などのイベント等で集客が図られていますが、中心市街地活性化基本計画のハード・ソフト事業に取り組み、さらに集客を増
加させたいと考えています。
　また、台湾や中国の旅行業者へのモニターツアーや現地での物産展への出店、多言語によるパンフレットやアプリなどの情報発信、
駅や観光施設へのＷｉ‐Ｆｉ整備も行うなど、外国人の集客に努めています。
　なお、総合戦略に位置付ける各種施策を市内ホテル旅館組合と協議、連携して宿泊客の増加を図ります。
Q
　八日市駅前ホテルは10年間借地料が無償の条件だが、この契約は八日市まちづくり公社とホテルで結ばれている。
　これに係る市とまちづくり公社の契約や公社のあるべき姿は。
A
　中心市街地の活性化に向け、市が担う事項と民間や地元が主体となる部分を、年度毎に公社と協議のうえ確定し、その推進に係る経費を
借地費用と含めて契約することとしています。
　また、公社のあるべき姿は、中心市街地への来訪者を増やす様々な事業に取り組み、活性化に向けた役割を果たすことです。


日本共産党議員団 山中　一志

8300：107000

Q
　中小企業対策事業中、29年度実施計画で、経済対策住宅リフォーム助成の実施が予定されていないが継続すべきでは。
　また、28年度の実績および経済波及効果は。
A　リーマンショック後の経済低迷を受けて３年間限定の緊急経済対策として実施し、28年度で終了する予定でしたが、
市民の方から好評であり、産業政策として効果があることから、あらためて検討します。
　12月５日現在、１６３件、助成金額２６４３万８千円、工事金額は３億３千万円余りです。
　なお、３年間の経済効果は約８３００万円の助成額に対して、工事費約10億７千万円。
直接効果だけでも大きな経済効果があったと考えています。
　補助金を全て三方よし商品券にしたこともあって、さまざまな市内事業者での消費喚起につながったものと考えています。

Q
　地域住民にとって安全で安心なまちをつくるため、ボランティアによる青色防犯パトロールが行われているが、この自主防犯活動についての評価は。
A
　子どもたちの見守りや交通安全について、青パトの巡回は走行時に回転灯を点灯させることにより青い光が際立ち、
道行く人の注意をひき、大変有効な活動と捉えています。