フォトニュース ひがしおうみ東西南北 季節の話題をお知らせ! ●2月3日 無病息災を祈願 伝統のドケ踊りを奉納 北菩提寺町の押立神社で五穀豊穣や平穏無事を祈る節分祭が行われ、ドケ踊りが披露されました。長襦袢と赤や金色が基調の陣羽織を着た保存会の5人が、鬼面や般若面をつけ、笛、太鼓の音に合わせて「ドッケノ、ドッケノ、シッケノケ」とはやしながら踊りました。  ドケ踊りは、60年に一度行われる奇祭「古式祭」で披露される踊りで、保存会が継承しています。「ドケ」は神様が通るので「どきなさい」という言葉が由来とする説や「道化」がなまったなどの諸説があります。  次回は平成43年に奉納される予定ですが、伝統文化を絶やさないために平成18年からは毎年、節分祭でも還暦を祝って披露されています。 ●2月4日 地域振興で総務大臣賞を受賞  地域振興に貢献している団体・個人を総務省が表彰する平成28年度「ふるさとづくり大賞」で、本市が地方自治体表彰(総務大臣賞)を受賞し、東京都内のホテルで表彰式がありました。  市職員が地域の一員としてまちづくり活動に参画して地域の課題を共有し、市民と行政が協働で豊かな未来づくりに取り組んでいる「地域担当職員制度」や、全国に広がっている「菜の花プロジェクト」の取組、福祉就労、高齢者のケア、エネルギー、農業を組み合わせた取組などが持続可能な地域づくりのモデルとして高く評価されました。 ●2月5日 男性にも裁縫の楽しさを! 男子ちくちく部  「ドダウリ村のキルト展」の関連イベント、男子ちくちく部「自分だけのペンケースをつくろう」を八日市図書館で開催しました。  毎月第3土曜日に作りたいものを持ち寄って自由に裁縫をする市民団体「ちくちくの会」が、昨年、10周年を記念して展覧会やショーを開催した際に、男性の来場者が多かったことや男性にも裁縫の楽しさを知ってほしいとの思いから、初めて男性を対象にしたペンケース作りを同図書館が企画しました。この日は、子どもから大人まで10人が会員の手ほどきを受けながら、あらかじめセットされた2枚の布をミシン糸で手縫いしロール式のペンケースを作りました。生まれて初めて針を持ったという出川遼くん(8歳)は、「糸を通すところが難しかったけど楽しかった。」と話しました。 ●2月14日 商店街の活性化に一役  近江鉄道八日市駅前地域とJR能登川駅前地域の商店街で地域活性化に取り組む「地域おこし協力隊」の委嘱式を市役所で行い、吉田健一郎さん(37歳)と平井剛志さん(25歳)が協力隊員に就任しました。  三重県亀山市から八日市本町に移り住んだ吉田さんは地域資源を生かした商品の開発や販売を行い、兵庫県川西市から垣見町に移り住んだ平井さんは琵琶湖をはじめとした自然を生かしたアウトドアのイベント開催などを行います。  委嘱状を手渡した小椋正清市長は「地元の皆さんが気づいていない地域のすばらしさを新しいアイデアで掘り起こし、まちを引っ張ってほしい。」と激励しました。