フォトニュース ひがしおうみ東西南北 季節の話題をお知らせ! ●5月6日 「百済寺樽」復活プロジェクト  百済寺でつくられていた幻の銘酒「百済寺樽」の復活を目指して、酒米「玉栄」の田植え体験が百済寺町でありました。この体験は愛東地区地域おこし協力隊の比嘉彩夏隊員が地域資源を生かした事業を行おうと企画されたものです。  酒米づくりを体験する「体験型 幻の銘酒オーナー」として14人が参加され、女性は早乙女姿になり手作業で田植えを体験しました。  参加した高野裕子さん(八日市緑町)は、「田植えは足を取られて大変だったけど、和気あいあいで楽しかった。おいしいお酒ができるよう育ってほしい。」と話しました。  今後は、酒づくりの見学、写経、読経、草鞋づくりなどを体験し、来年1月に新酒試飲会が行われます。 ●5月6日 漕ぎましょう!SEA TO SUMMITプレイベント  6月3日(土)、4日(日)に県内で初めて開催される「びわ湖東近江 SEA TO SUMMIT」のプレイベントが「能登川水車とカヌーランド」周辺で開催されました。  小雨の降るなか、市内外から20人が参加し、カヤックとSUP(スタンドアップパドル・サーフィン)で本番を想定した伊庭内湖から琵琶湖までのコースを往復しました。  プレイベントを企画した実行委員会の白井和男さん(栗見出在家町)は、「SEA TO SUMMITは自然を満喫できるイベントです。ほかの県で開催されるどの大会よりも盛り上がるように準備しています。たくさんの皆さんに参加していただき、東近江市の素晴らしい自然を感じてほしいです。」と話しました。 ●5月10日 里山を探検! 里山保育  玉緒幼稚園で里山保育が実施されました。里山保育は、子どもたちが五感すべてを使って自然の中で発見し、生きる力を養うことを目的に実施しています。  当日は玉緒幼稚園のきりん組(5歳児クラス)の25人が参加しました。  教室で「河辺いきものの森」の職員から里山に入る際の注意点や里山にいる動植物の説明を聞いた後、幼稚園の裏手にある里山へ行きました。里山では、黄色、白色、桃色の花、歩いている生き物、飛んでいる生き物などを探しました。  里山保育に同行した保護者の尾杉祐子さん(上大森町)は、「初めて里山を訪れました。子どもたちは、小さい生き物や花を見つけて楽しそう。四季折々の里山から多くのことを感じてほしい。」と話しました。 ●5月4日 勇壮に神輿を下ろす 伊庭の坂下し  繖山で3基の神輿が下る奇祭、「伊庭の坂下し祭」が行われました。繖山の山頂付近にある繖峰三神社から約500メートル先の大鳥居を目指し、神輿を下ろす神事で、滋賀県の無形民俗文化財として選択を受けています。  神輿は三ノ宮、八王子、二ノ宮と呼ばれ、二ノ宮は重さが500キログラムにもなります。  巨石が続く難所では初山と呼ばれる初めて神輿を担う少年を神輿の先頭に乗せて、足場の悪い急斜面を勢いよく下ります。なかでも二本松という難所は、岩肌が露出した約6メートルの急斜面で一番の見せ場です。  長年、祭りに参加している田中久米治さん(伊庭町)は、「少子化で若い人が少なくなり、この先、3基の神輿を下ろせるかどうか。やっぱり祭りには若い人の力が必要ですね。」と話しました。