■記号は、問=問合わせ IP=IP電話 FAX=ファックス ●湖・里・森のつながりに思いを巡らせながら、自然を体感! SEA TO SUMMIT(シー トゥー サミット)LAKEBIWA(レイクビワ)HIGASHIOMI(ヒガシオウミ)2017 写真=カヌー・カヤックにのる参加者、自転車に乗る参加者、ゴール後の参加者 ■「SEA TO SUMMIT」とは、自然環境をテーマにしたシンポジウムと、カヤックやカヌー、自転車、登山を行い、心と体で自然の尊さを感じてもらう「環境スポーツイベント」 です。  6月3日(土)、4日(日)の2日間、本市の琵琶湖から鈴鹿山脈までの広大で多様性のある自然の中で開催し、全国各地から集まった参加者が本市の自然を満喫しました。 ■6月3日(土)、4日(日)の2日間、「SEA TO SUMMIT」を開催しました。3日(土)は「五個荘コミュニティセンター」で環境シンポジウムを行い、市内外から約400人が参加し、鈴鹿山脈の魅力や人と自然のつながりの重要性などを学びました。夕方からは会場を「能登川水車とカヌーランド」に移し、前夜祭を開催しました。琵琶湖の対岸に沈む夕日と伊庭内湖のシンボルである水車を背景にジャズの演奏を楽しみながら、ホンモロコなどの地場産品に舌鼓を打ち、交流を深めました。  翌日4日(日)は約250人の参加者が、一日かけて琵琶湖から鈴鹿山脈まで本市を横断しました。早朝6時から順番にカヌーやカヤックなどで「能登川水車とカヌーランド」を出発し、琵琶湖岸へ。爽やかな風に吹かれ、琵琶湖の雄大さを感じながら思い思いのスピードで進みました。琵琶湖岸で折り返し、再び「能登川水車とカヌーランド」に戻りました。  次に自転車に乗り換え、湖東平野へ。新緑の風を感じ約38キロメートルを駆け抜けます。沿道からの多くの市民の皆さんやボランティアの声援が参加者の疲れを癒しました。永源寺ダムを抜け、「道の駅奥永源寺渓流の里」へ。  ここからハイクで一路、鈴鹿山脈、目指すはゴールの銚子ヶ口(標高1076メートル)。鈴鹿10座のひとつでもあり、天気が良いと琵琶湖と伊勢湾を同時に見ることができます。参加者は最後の力を振り絞り約6キロメートル、高低差700メートルを約2時間かけて登山しました。途中、高山植物のアカモノが参加者を励ますように咲き誇っていました。  ゴールでは小椋市長や実行委員のメンバーがお出迎え。左右に琵琶湖と伊勢湾の絶景が広がる中、ゴール地点では参加者やスタッフの笑顔があふれていました。  一番目にゴールにたどり着いた灰谷剣さん(永源寺相谷町)は、「東近江市出身ですが、まちの魅力を再発見できました。他の地域の大会にも出たことがありますが、今までで一番沿道での応援がありました。前夜祭も大変盛り上がり、本当に充実した大会でした。」と話しました。ゴール後は、「道の駅奥永源寺渓流の里」に戻り、閉会式。本市を一気に横断した参加者の表情は少し疲れが見えたものの、充実感がただよい、新緑がまぶしい鈴鹿の峰々のように輝いていました。  今回、本市のスケールメリットを生かし、初めて開催した「SEA TO SUMMIT」。琵琶湖から鈴鹿山脈まで広がる多様な自然環境や人の温かさを全国各地から訪れた参加者に届けることができました。市民の皆さんにも早朝から沿道での応援などご協力いただき、ありがとうございました。今後も、本市の自然の豊かさを発信できるように取り組みます。  問=森と水政策課   電話=0748‐24‐5524   FAX=0748‐24‐5560 写真=環境シンポジウムでの嘉田由紀子さんの講演、前夜祭で音楽を楽しみながら交流を深める。、ゴール地点の銚子ヶ口東峰で小椋市長や実行委員がお出迎え、閉会式の後、参加者全員が最高の笑顔でパシャリ!