東近江市民クラブ 西ア  彰 日の丸・君が代の尊重を Q  新教育長としてのビジョンと今後の方針は。 A  これからの東近江市を担う子どもたちには、「地域に愛着と誇りを持ち、心豊かでたくましい人に育ってほしい」という 願いを持っており、その実現に向け尽くしていきます。  心を磨き、身を鍛え、知性を高め学び合うとともに家庭でのしつけも大切にして、基本的な生活習慣、道徳観などを身に着けてくれることを願っています。  学校教育を進めるに当たっては、いじめや児童虐待、貧困といった、今の子どもたちが抱える課題に正面から向き合って、 些細な前兆をも見落とすことのない組織を目指します。 Q  国旗国歌についての認識は。 A  私自身、当然のことながら、国旗国歌を尊重するとともに、全ての教職員が尊重する態度を一層深めるように考えています。  今年度の教職員赴任式では従来行われていなかった国歌の斉唱を行いました。これは、新任の教職員や当市に赴任してきた教職員が、 式典においては国歌斉唱を行うことが自然なこととして受け止めてもらえるようにとの思いからです。  今後、各学校においても教職員はもとより、児童生徒もしっかりと斉唱できるように努めます。 東近江市民クラブ 西村 純次 立ちはだかる法律の壁 Q  長浜市では小谷城スマートTCが開通し、「周辺6次産業化拠点構想懇話会」を立ち上げ検討していると聞くが、当市の取り組みは。 A  当市ではそうしたものは策定していませんが、「東近江プライマリーCo.協議会」を4月に立ち上げ、 収益性の高い地域農業の実現に向け協議を重ねています。  今後、農業関係者、JA、商工会、まちづくり関係者等、地域の方々の自主性を尊重しつつ、蒲生スマートTCを農村地域活性化のために どう生かしていくのか議論を深めていきたいと考えています。 Q  特産品開発栽培実証事業における龍谷大学との連携について、今後の展望は。 A  28年度から蒲生スマートTC周辺市有地の一部において、蒲生地区まちづくり協議会に委託し、龍谷大学農学部教授と連携して、 新たな特産品となり得る果樹や園芸作物の作付け実証のための条件整備に取り組んできました。  農業分野以外も含めた大学との連携は、双方に有意義な活動であると認識しており、今後、市と大学との包括的な連携も視野に入れながら、 部局横断的に機運を醸成しつつ、協定締結に向けた取り組みを推進していきたいと考えています。 東近江市民クラブ 大橋 保治 主要イベントとしての認識は Q  ぶらっと五個荘まち歩きの開催が9月24日に予定されているが、市の主要なイベントとして考えているのか。  また、開催まで4カ月だが、実行委員会の取り組み状況は。  特に、時代絵巻は近江商人の歴史、伝統文化の保存や継承の意味でも大切であるが、これを核とした観光客増加策は。 A  ぶらっと五個荘まち歩きは当市の重要なイベントであり、伝統的建造物群である五個荘近江商人屋敷の町並みや、近江商人が培ってきた 三方よしの精神などの歴史・文化を全国に発信できる機会であるとともに、多くの観光集客が図れるイベントであると考えています。  実行委員会の取り組み状況は、これまで主たる役割を果たしてきた商工会の組織再編等により、イベントへの関わりが見直されたため、 現在、その対応に関係団体と協議しています。  今後、実行委員会を開催して事業を継承していけるよう考えています。  時代絵巻行列は、ぶらっと五個荘まち歩きの主軸で、話題性と集客力があることから、この行列を核として観光客の誘致に努めていきたいと考えています。 東近江市民クラブ 周防 清二 急務!アクセス道路整備 Q  国体開催時の蒲生スマートTCから会場となる布引運動公園へのアクセスおよび安全対策は。  また、市内中心部へのアクセス道路を市が整備する考えは。 A  蒲生スマートTCから県道を通る経路や、市道新六ツ木線を利用する経路など、複数のコースを案内し、分散させることで混雑緩和を図る考えです。  市道新六ツ木線の通学児童横断箇所には、看板設置や路面標示により、速度抑制の注意喚起をしていきます。  また、市内中心部への幹線道路の一つである都市計画道路近江八幡八日市線は、自治体間の広域的幹線道路であり、三津屋バイパスとして 県が整備を計画されていることから、引き続き県において整備されるべきと考えます。  羽田バイパスも主要地方道土山蒲生近江八幡線のバイパスとして県の道路整備アクションプログラムに位置付けられており、 県と市が役割分担し、効率的な道路整備の促進を図る必要があるため、県に早期の整備を強く要望していきます。 Q  あかね幼児園の通園送迎路完成は6年も先になるのか。 A  県により道路工事が前倒しで進められ、33年4月に供用開始の予定です。接続道路についても、同時期に供用開始できるよう進めていきます。