フォトニュース ひがしおうみ東西南北 季節の話題をお知らせ! 12月2日 ローカルサミット 県内初開催  まちづくりを考える「第10回ローカルサミットin東近江」を八日市文化芸術会館などを会場に3日間にわたり開催しました。自然と共生する持続可能な社会を目指し、平成20年に北海道帯広市で始まり、全国各地で開催されています。  「東近江市のベースを知る」をテーマに8コースでフィールドワークが実施され、参加者は百済寺や木地師の工房などを訪れました。また、「琵琶湖から望む東近江の未来の姿」と題した基調講演では田中克さん(京都大学名誉教授)が、「人と自然のつながり、森・里・川・湖のつながりを取り戻すことが、心豊かに暮らせる地域につながります。」と話しました。ほかにも、「100年後の東近江から拓く地域のかたちとローカルファイナンスの活用の意義」を柱に、農業やものづくりなど10の分科会に分かれ、議論を深めました。 11月23日 ガリ版でカレンダー作り 蒲生図書館で体験会  蒲生図書館で、絵本作家の部晴市さん(千葉県松戸市)を講師に、小学1年生から50歳代までの15人が、ガリ版を使ったオリジナルカレンダー作りを体験しました。  これは、蒲生地区発祥のガリ版印刷への理解を深めてもらおうと、蒲生図書館が開催したものです。  参加者は、ヤスリ板の上にロウ引きされた原紙を置いて鉄筆でガリガリと音を立てながら絵柄を描き、上からインクローラーを転がして印刷しました。  親子で参加した田方遥香さん(蒲生西小5年)は、「絵を鉄筆でなぞるとガリガリと音がして楽しかったです。原画の位置がずれたけれど、かえって味がある作品ができてうれしかったです。」と話しました。 11月23日 ここ滋賀で東近江市をPR  本市の豊かな自然や食文化を首都圏で発信する「東近江市day‐い〜もんうまいもん&日本酒バル‐」を県の首都圏情報発信拠点施設「ここ滋賀」(東京都中央区)で開催しました。  1階では、ホンモロコのあめ煮や串焼き、鮒ずし、永源寺こんにゃくなどの特産品を東近江市商工会が販売しました。3階では、日本酒バルと題して、市内6酒蔵の日本酒を販売しました。  来場者は、「東京にいながら東近江市の地酒を味わうことができ、琵琶湖の食材を使ったおつまみもおいしかったです。」と話しました。 11月25日 刀匠の技を伝える「刀剣の美 鑑賞のツボ」   刀剣の魅力を学ぶ講座「刀剣の美 鑑賞のツボ」を北川正忠鍛刀場(五個荘平阪町)で開催し、25人が参加しました。  刀剣の魅力を伝えようと近江商人博物館が平成23年から毎年開催。刀匠の北川正忠さんから日本刀の歴史や刀剣ができる工程を聞き、鍛刀場で刀作りを見学しました。  参加者は、刀のもととなる地鉄をつくる鍛錬、刃文をつけるための土置きから焼き入れまでの工程を見学し、熱心に説明を聞いたり質問をしました。  受講した折田浩一さん(近江八幡市)は、「テレビで見るのと実際に見るのとでは、火の色も全然違って見えました。職人としての意志と根気がいる作業だと感じました。」と話しました。刀匠の北川さんは、「刀剣を身近に感じてもらえればうれしいです。」と話しました。