フォトニュース ひがしおうみ東西南北 季節の話題をお知らせ! 1月13日 古久保さんの個展 初開催  アール・ブリュット作家として国内外で活躍する古久保憲満さん(中野町)の作品展「古久保憲満の世界」が八日市文化芸術会館で開催されました。建物や乗り物などをボールペンや色鉛筆などで鮮やかに色付けされた作品約130点が紹介されました。  古久保さんは、対人関係が苦手で小学生の頃から自由帳に絵を描くことに没頭し、八日市養護学校高等部に入学すると長さが10メートルを超える大作にも挑戦し始めました。以来、自身の感情をそのまま作品に描きながら、ミリ単位で細部まで描き込む作品が多くの賞を受けています。 1月24日 工場立地に伴う協定を締結  株式会社オーケーエム(本社 日野町)と工場立地に伴う基本協定書の調印式を東近江市役所で行いました。高温排ガス用バルブ製造事業の拡大に伴い、来年2月の稼働を目指して、大塚町地先に新工場を建設されます。  村井米男会長は、「蒲生地区は創業の地。市内の人材を雇用するなど、地域の発展に寄与していきたい。」と話しました。 1月24日 県障害者スポーツ大会 連覇を報告 県障害者スポーツ大会において、東近江市が2年連続の総合優勝を果たしました。多くの参加選手が所属する東近江市身体障害者厚生会(脇眞澄会長)が小椋市長に連覇を報告しました。大会では、全国大会への出場を目指して陸上競技などで競いました。  脇会長は、「選手は、さまざまな障害を乗り越えて優勝につなげました。今後も本市の障害者スポーツの推進に貢献していきたい。」と話しました。 1月28日 絶景!スノーシューハイク スノーシュー(雪上歩行具)を使って普段は見ることができない鈴鹿山脈の雪景色を堪能してもらおうと、「はじめてのスノーシューハイクモニターツアー」が東近江市エコツーリズム推進協議会の主催で開催されました。  参加者らは、ガイドから動物の足跡や自然について解説を受けながら、木地師やまの子の家(蛭谷町)から「盤石の丘」(箕川町)までを約2時間かけて登り、鈴鹿山脈や琵琶湖が一望できる絶景を写真に収めました。ガイドの牧野森さんは、「鈴鹿10座は登りやすい山も多く眺めも抜群です。冬ならではの雪山の景色も楽しんでほしいです。」と話しました。 2月1日 21日(祝)まで 近江仏画めぐり 五個荘竜田町にある観峰館で、冬季企画展「近江仏画めぐり」が21日?まで開かれています。地域に伝わる仏教絵画を中心に、所縁の禅僧を輩出した寺院の作品を含め、地域が大切に守り伝えてきた貴重な文化財38点を展示しています。  石馬寺所蔵の市指定文化財「釈迦如来坐像図」や齢仙寺所蔵の「十六羅漢図」など、平安時代後期から江戸時代後期までの幅広い年代の10寺院の所蔵品が一堂に会し、初公開の作品もたくさん鑑賞することができます。  彦根市から夫婦で訪れた中村美代子さんは、「蓮の葉が描かれた観音図は、顔が上品に描かれ、構図が珍しい。」と話しました。  学芸員の寺前公基さんは、「文化財が好条件で保存できているのは、文化財の寄進や修復に尽力した近江商人の支援と、お寺の協力が大きいと思います。」と話しました。 2月4日 ガオがくるぞ!大作戦 八日市商工会議所の有志「ほない会」の会員が、地域に伝承する妖怪ガオの使いに扮して一般家庭を訪れ、子どもを戒める「ガオが来るぞ!大作戦」が開催されました。この催しは、古くから「悪いことをするとガオに食べられるぞ!」などの警句で子どもをしつけていた習慣を現代の教育に役立てようと、平成20年から行われているものです。   会員ら12人がガオの使いに扮し、野々宮神社(八日市金屋一丁目)で出立式を行った後、集まった子どもたちに「親の言うことを聞くか!」とすごみました。  訪問を受けた伊藤慎悟さん(今堀町)のお宅では、ガオが玄関から現れると、母親に抱えられた愛優香ちゃん(2歳)は、怖さに呆然となりながらも「お母さんの言うことを聞きます。」と約束していました。