一般質問 12月11〜13日に23人の議員が一般質問を行いました。質問と答弁の概要をお知らせします。 また、議会ホームページでは、インターネットによる動画配信も行っています。 QRコードを読み取ることで、各議員の質問の様子を映像にてご覧いただけます。 公明党 竹内 典子 健康遊具で筋力アップ Q  高齢になるにしたがい、自然と筋肉量が減り、運動機能が低下することをロコモティブシンドロームというが、 そうならないため公園等に健康遊具を設置し、気軽に筋肉量をアップできるようにする考えは。  また、高齢者が生きがいを感じられるように地域活動の担い手になることや働き続けられるための取り組みは。 A  現在、布引運動公園に健康遊具を設置していますが、公園の整備を実施する際には設置を検討したいと考えています。  各自治会で設置を検討される場合は、市児童遊園整備補助金が活用できます。  地域活動や就労が生きがいにつながると認識しており、当市では新たに活動できるきっかけづくりを支援する補助金制度を 設けています。  すでに活動されている高齢者の声や活動状況の情報を提供していきます。 Q  子育ての切れ目ない支援のため、保健センターと子育て支援センター間の情報共有や担当者の連携、 また子ども家庭総合支援拠点との連携は。 A  妊娠期から子育て期にわたる切れ目ない継続した支援のため、定期的な会議を実施し、子どもや家庭の状況に 応じた支援が行えるよう、さらなる情報共有と連携を充実していきます。 公明党 吉坂  豊 無料Wi−Fiの設置拡大を Q  スマートフォンやタブレット端末を無線でつなぐ公共の無料Wi‐Fiの利用環境が進んできている。 防災面や観光面からも期待されているが、 @避難所数と設置状況は。 A設置計画と民間への周知は。 B観光施設への導入状況は。 A @指定避難所数は99箇所あり、現在設置の公共施設は4箇所です。 A利便性等も踏まえ、必要に応じて設置を検討し、民間へは県の補助制度を活用いただくよう周知に努め、拡大を図ります。 B主な観光施設等への設置数は25箇所です。 Q  いじめの問題が後を絶たない。早期発見には相談体制が第一と考えるが、 @スクールカウンセラーの配置人数と勤務体制は。 A当市のいじめ相談件数と取り組みは。 BSNSを利用したいじめ相談の導入計画は。 A @市立の全中学校に14 人です。勤務は一回当たり6時間が基本で週1〜2回程度です。 A当市の昨年度のいじめ相談件数は300件です。いじめ解消に向けて本人の思いを受け止め、 校長を中心として組織的に対応しています。 B導入計画はありませんが、他市町の先進事例を注視していきます。 日本共産党議員団 廣田 耕康 農村社会の持続的発展と猿害 Q  @農村社会の維持には農業人口を減らさないことが必要で、地域商社や儲かる農業だけでなく、 営農組織・兼業農家・定年者・新規就農者など、規模の大小や形態を問わず農への参加者支援を柱にすべきでは。 A30年度で廃止される戸別所得補償( 一般会計予算の0.5% ) を市でできないか。 A @兼業農家の営農組織への参加や地域住民の草刈り等への参加の促進、新規就農者や後継者育成支援を行っています。 A収入保険や農村まるごと保全対策等で農業が持続可能になると考えており、戸別所得補償の市単独の存続は考えていません。 Q  猿害は農業だけでなく、子ども等が襲われる心配があるなど、日常生活でも深刻な事態だ。 @今や猿害の被害集落も増え、市全体の問題である。集落ぐるみでの対応が大切と考えるが、市の見解は。 A緩衝帯の維持管理が大変であり、公的支援を強めるべきでは。 A @近年、サル等の被害が一層深刻化しており、大きな課題です。「個体数管理」「侵入防止柵等の設置」 「餌の除去」「緩衝帯の整備」「集落への出前講座」等に取り組みます。 A緩衝帯の維持管理には、農村まるごと保全向上対策や中山間地域等直接支払制度を活用することができます。