代表質問  3月9日に5会派が代表質問を行いました。質問と答弁の概要をお知らせします。  また、議会ホームページでは、インターネットによる動画配信も行っています。 東近江市民クラブ 西ア  彰 中小・零細企業の人手不足対策は Q  市内事業所の人材確保のための支援や、市民、特に新卒者等若者の就労のための方策は。 A  経済団体、公共職業安定所、大学等と連携し、26年度から「東近江市就労対策協議会」を設置しています。  当協議会では、当市で就職を希望する新卒者等若者と市内の事業所を対象とする合同就職面接会の開催や、大学生に市内事業所の魅力を知ってもらい就職につなぐための魅力語らい交流会を開催しています。  また、27年度からは、「東近江市しごとづくり応援センター」を設置し、関係機関と連携して地域の実情に即したきめ細やかな就労支援を行っています。  さらに、雇用促進奨励金により企業の積極的な雇用を促進し、市内の事業所が必要とする人材の確保と市民の雇用機会の拡大を図っていきます。 中心市街地活性化事業の具体策は Q  中心市街地活性化事業のうち、延命公園整備と八日市駅周辺の整備の現状と今後は。 A  駅前の空き地の利活用、交通結節点機能の強化、憩いの場となるような公園整備について、現在、地域の皆さんを交えたワークショップを開催しながら構想をとりまとめています。  延命公園と駅前の空き地を有効に活用するための連絡デッキを整備し、公園は地域住民の憩いの場として、また、空き地には活性化につながる施設の立地等を検討しています。 大いに期待 地域商社 Q  地域商社のこれまでの取り組みの経過、構成メンバーや仕組みなどを市が先導していくことの意義、野菜生産転換のための農家への指導や誘導方法など、地域商社の内容や特徴は。 A  29年に4つのJA等をメンバーとする「プライマリーCo.協議会」を立ち上げ、先進の地域商社からノウハウを学び、農家への野菜の作付依頼や販路開拓の実施等、地域商社設立に向けた取り組みを進めてきました。  地域商社の特徴は、市内で採れた新鮮な野菜が、市内の小売店に並ぶような地域内中規模流通の仕組みをつくり、米・麦・大豆だけの農業から、高収益な農業へと転換を促すことで、農家に安定的な収入を確保することです。  野菜は、市場の相場に左右され、量が揃わなければ安く買いたたかれてしまうため、JAと連携して物量を確保した上で、小売店等と交渉できるプロが有利な販路を確立します。  これを市が先導することで、JAとの確実な連携、販売の信用力の向上、作付拡大との連動等が図られ、農家所得の向上につながるものと考えています。 黒丸スマートTC実現を Q  新規事業である黒丸PAに接続するスマートTCの設置構想は、周辺に工業団地や布引運動公園もあるため効果大であると考える。設置の可能性は。 A  黒丸PA周辺には、工業団地や布引運動公園、びわこ学院大学などの施設があり、スマートTCを設置することにより、企業立地の促進や産業の活性化、観光振興等が期待できます。  また、災害時の救援物資の集積中心拠点である布引運動公園へのアクセスが向上し、災害時の機能強化を図ることもできます。このため、まずは設置の可能性を探るための調査費を計上するものです。 河川整備は喫緊の課題 Q  市内一級河川の維持管理は今後どのように対応されるのか。 A  県で河川の定期的な点検を実施し、河川内の土砂の浚渫や、樹木の伐採についても緊急性の高い箇所から実施されています。  河川整備については多くの要望を受けており、引き続き適切な維持管理が確実に実施されるよう県へ要望していきます。