無会派 大洞 共一 Q  30年度一般会計予算で、中心市街地にぎわい創出事業として7,795万1千円の予算が計上されている。  中心市街地活性化事業委託料、測量設計委託料、八日市駅前広場整備工事、土地購入費、コンベンション等開催支援補助金、街なみ環境整備事業補助金の6点について、その詳細は。 A  中心市街地活性化事業委託料は、中心市街地活性化基本計画に基づく事業の進捗管理や、歩行者自転車通行量調査、市街地飲食店マップ作製などを八日市まちづくり公社に委託するものです。  測量設計委託料は、延命公園整備の基本設計を行うものです。  八日市駅前広場整備工事および土地購入費は、観光バスやタクシーの発着などの機能を高めるための予算です。  コンベンション等開催支援補助金は、当市のスポーツ施設や文化施設でスポーツ大会や合宿、学会等を開催され、市内で宿泊された場合、主催者に一定の補助を行うものです。  街なみ環境整備事業補助金は、延命新地内で修景整備や改修をされる場合、その費用の一部を補助するものです。 新政無所属の会 井上  均 Q  地域の均衡ある発展のために、雨水の貯留・浸透などの流域対策を積極的に取り組み、先人による減災対策などを評価した特色ある総合治水対策を。 A  当市の雨水排除対策は、一級河川の本川改修を前提としており、相当な時間と費用を要することから、浸水対策基本計画において雨水浸透施設を積極的に活用する構想を持っています。  しかし、河川放流を前提とした局所的な対策であり、今後関係部局が連携して総合的な治水対策を研究する必要があります。 Q  街路灯LED化促進事業は、民間事業者に包括委託の仕組みで10年間のリース契約をプロポーザル方式の入札で契約するが、提案・審査・契約の過程において、瑕かし疵担保責任や性能指標、きめ細やかな行政サービスが担保されているのか。 A  30年度から実施する機器取付工事において、瑕疵担保責任および性能指標を契約書で明らかにし、きめ細やかな行政サービスについても指導します。 東近江市民クラブ 西村 和恭 Q  永源寺地区の水道料金が5月検針から改定されるが、経緯も踏まえ、その必要性について伺う。 A  当市の水道事業は、合併時、給水人口が5千人を超える上水道事業と、5千人以下である永源寺地区の簡易水道事業のふたつの事業がありました。簡易水道事業では、施設の老朽化等によって施設維持にも多額の費用がかかり、一般会計からの繰出金を受けても厳しい事業運営となっていました。  このような中、ふたつの水道事業を統合できない場合は、今後、簡易水道事業にかかる国からの補助金が受けられなくなるとの国の施策を受け、28年度に上水道事業に統合したところです。  また、水道法に「同一事業の水道料金は同一でなければならない」という定めがあることから、料金負担の公平性に鑑み、3回の料金改定を経て統一料金とさせていただきました。 東近江市民クラブ 西村 純次 Q  県が平成2年に策定した琵琶湖リゾートネックレス構想において、蒲生地区にリゲインハウス計画があった。その跡地が県有地約15ha、市有地約5ha あり、その活用について何らかの進展はあるのか。  また、県が誘致する映画ロケなどの撮影拠点として、同計画跡地は高速道路からのアクセスもよく、五個荘地区・近江八幡市にもほど近く最適地と考えられるので、県に対して積極的にアプローチしては。 A  県と市で具体的な活用を模索するための提案や意見交換を行う場を持ち、取り組んでいるところですが、具体的な活用案に至っていない状況です。  また、ご提案について、県は新年度予算に映像誘致可能性調査事業として、映像制作拠点整備の可能性、またその需要の有無や運営体制のあり方などについて調査・検討する費用を計上されました。  当市の経済活性化や観光振興につながる可能性もあることから、県の動向に注視していきたいと考えています。 東近江市民クラブ 森田 コ治 Q  市道桜川石塔線の改良工事の今後の予定と事業の完了時期は。   A  測量、地質等の調査を終え、現在、詳細設計を行っています。今後は、関係自治会と十分に協議を重ねて、慎重かつ着実に取り組んでいきます。  30年度も引き続き設計、31年度に用地測量、32年度に用地買収、33年度以降に工事着手の予定ですが、財政事情等も勘案しながら進めていきますので、事業完了時期は今のところ未定です。 Q  市道学校横山線のバイパス道路整備について、今後の予定と事業完了時期は。 A  詳細設計について、関係自治会と協議を詰めながら、一部用地測量を実施しているところです。今後の予定は、用地測量にあと2年を要し、その後に用地交渉に入り、協力がいただけましたら、工事着手を考えています。財政事情等も勘案しながら取り組んでいきますので、事業完了時期は今のと ころ未定です。 東近江市民クラブ 田井中 丈三 Q  一級河川愛知川について、  @12月議会で、永源寺ダムの治水研究を官学連携で行うよう提案した。神戸市の千苅(せんがり)ダム(利水ダム)で検討が始まったので、調査の上、水防・防災部局で早急に研究を行うべきでは。  A福堂町の愛知川河道内竹林伐採の要請結果は。  B過去の堤防決壊場所に放置された不要物は撤去すべきでは。  C栗見橋修繕の予算はどうなっているか。 A  @永源寺ダムに治水機能を持たせることは基本的にはできないものと認識していますが、流域治水の研究は重要であるため、ダムの活用についても県に要望します。  A竹林伐採・除根を県が実施されています。  B河川内の不要物は至急、県に撤去を依頼します。  C全額、彦根市で予算計上されています。 Q  積雪時は公共交通の復旧が最優先であり、路線バスの停留所変更がないよう始発までに除雪すべきでは。 A  限られた除雪体制で、すべての公共交通の路線を決められた時間内に除雪することは、困難と考えます。