■記号は、問=問い合わせ IP=IP電話 FAX=ファクス 特集1 東近江市でスクスク子育て、老後もイキイキ。  保健子育て複合施設 ハピネス 開所  10月1日に保健子育て複合施設「ハピネス」が開所しました。この施設は、「すくすく東近江市事業」として、妊娠、出産、子育て、健康づくり、介護予防と子どもから高齢者まで切れ目なく支援が行える環境作りを目指す取組の一環で整備したものです。  4月1日から同じ敷地内に開園した「中野むくのき幼児園」とともに、すくすく東近江市事業について紹介します。 ●切れ目ない支援を目指す すくすく東近江市事業  少子高齢化・人口減少の進行、社会的ニーズの変化に対応するため、子育て支援、健康づくり、介護予防などを切れ目なく効果的に行う必要があります。その拠点を整備・運営する取組がすくすく東近江市事業です。  本市の中心市街地に位置する東中野町の旧八日市南小学校跡地を活用し、認定こども園、保健センター、子育て支援センター、市民が集える広場を一体的に整備して、各施設が連携し、社会情勢に柔軟に対応した質の高いサービスを提供します。 ●多くの市民の皆さんにハピネスを届けるために  保健子育て複合施設の「ハピネス」という愛称は、日本語で、幸福、満足、喜びなどという意味があり、この施設を使用する市民の皆さんに幸せが訪れるようにという願いから公募で選定しました。  この施設には、東近江保健センターと子育て支援センターの大きく2つの機能があります。  東近江保健センターとしては、これまで3カ所で業務を行っていた保健師を集約し、質の高い効率的な保健活動を行います。  また、全ての支所に設置している「保健師の窓口」とも連携し、きめ細やかなサポートを継続しながら、専門性の高いサービスを提供します。  子育て支援センターとしては、100畳の広々としたプレイルームや親子のふれあい交流ができるみらいちゃんルームなどを備えており、つどいの広場や親子教室、赤ちゃん広場を開催します。子育てに関する専門の相談員である「子育てコンシェルジュ」も配置していますので、妊娠中や子育て中の困りごとなどを気軽に相談できます。  また、東近江保健センターが行う母子保健事業と子育て支援センターの支援事業を一体的に行うことで、妊娠期から子育て期にわたり包括的な子育て支援を行います。 ●つどいの広場の利用者 安田里奈さん、涼くん(1歳2カ月)  ほかのお母さんとの情報交換やスタッフに相談もできるので、つどいの広場にはよく参加しています。   新しいつどいの広場は、広くておもちゃも豊富なのでのびのび遊べます。 妊娠、出産、子育て、健康づくり、介護予防、防災など 「すくすく東近江市」 にお任せ! ■保健子育て複合施設ハピネス  所在地 東中野町4番5号  開館日 月〜金曜日      (祝日、年末年始除く)  開館時間 8:30〜17:15  ◆東近江保健センター  電話=0748-23-5050   IP=050-5801-5050  FAX=0748-23-5095  ◆子育て支援センター  電話=0748-22-8201   IP=050-5801-1135  FAX=0748-29-3899 ■中野むくのき幼児園  所在地 東中野町4番17号  電話=0748-20-2130   IP=050-5802-3330 1 子どもが病気で困った時も安心 八日市病児保育室   子育てと就労の両立を支援するため、病気の回復期の子どもを一時的に預かる病児保育室を中野むくのき幼児園内に設置しています。利用方法などは幼児課(電話=0748-24-5647)に問い合わせてください。 2 イザというときも安心 避難所・防災の拠点   保健子育て複合施設ハピネスには、非常用発電設備や備蓄庫を整備し、防災用品を配備しています。  駐車場には下水道に直接接続し、災害時でも使用できる「マンホールトイレ」を設置しており、避難所としての機能とあわせて、防災拠点としても活用します。 3 雨の日ものびのび遊べる プレイルーム   日当たりが良く、100畳の広いプレイルーム。床暖房も完備しています。赤ちゃん用の畳スペースもあります。保育士や助産師などに相談できる「赤ちゃん広場」も定期的に開催しています。 4 一時保育室を新設 ファミリー・サポート・センター   ファミリー・サポート・センターとは、子育てのお手伝いをしてほしい人(依頼会員)と、子育てのお手伝いができる人(協力会員)が会員登録し、ファミリー・サポート・センターのアドバイザーが橋渡し役となり有料で援助しあう組織です。保健子育て複合施設ハピネス内に新たに専用の一時保育室を設置し、より安心して利用できるようになりました。詳しくは、子育て支援センターに問い合わせてください。 5 東近江市の健康づくりの核 東近江保健センター   東近江市の基幹保健センター機能を持ち、健診や介護予防事業、相談ができる広い多目的室、診察室(4室)、調理室などがあります。 一緒に考えましょう 健康のこと  知ろう心とからだ つくろう健康 東近江市健康フェア2018  血管年齢の推定や口臭チェック、肺年齢測定、フッ化物洗口体験、健康チェック、もの忘れチェックなどができます。 時=平成30年11月25日(日)10:00〜15:00 場=保健子育て複合施設ハピネス 問=東近江保健センター 電話=0748-23-5050 IP=050-5801-5050 FAX=0748-23-5095 ●生涯を通して幸せに暮らし続けるために  今回の特集で紹介したとおり、保健子育て複合施設ハピネスを含む「すくすく東近江市事業」は、全世代にわたり支援できる機能を持っています。市民の皆さんが生涯を通して、いきいきと幸せな暮らしが送れるよう、「妊娠・出産期の支援、子育て支援、健康づくり、介護予防」などの取組の質の向上を図ります。  平成31年度には、旧八日市南小学校のグラウンド部分に、市民の憩いの場、交流の場となる「みどりの広場」も整備する予定をしており、さらに機能が加わります。   保健子育て複合施設のハピネスという愛称のように、多くの市民の皆さんに幸せを届けられるよう、施設間の連携を一層強化しながら今後も取り組みますので、講座や広場などへの参加をお待ちしています。 問=保健子育て複合施設ハピネス   東近江保健センター   子育て支援センター