フォトニュース ひがしおうみ東西南北 季節の話題をお知らせ! 10月3日 おいしさを実感「魚の食べ方教室」  八日市公設地方卸売市場による「魚の食べ方教室」が八日市北小学校の6年生57人を対象に行われました。この取組は、魚のおいしさを子どもたちに実感してもらい、消費の拡大につなげようと、平成24年から市内の小学校を巡回する形で始まり、今回が9校目となります。  株式会社八日市中央水産代表取締役社長の野田末利さんから、魚の栄養や骨の仕組みと、魚のきれいな食べ方の話を聞いた後、子どもたちは焼きたての大きなアジを、お箸できれいに身を取り分けていただきました。   残さず食べた山口翔太朗くんは、「今までは食べ方を考えていなかったけれど、今回、上手な食べ方を教えてもらって、最後まできれいにおいしく食べられてよかったです」と満足そうでした。 9月23日明治・大正時代へタイムスリップぶらっと五個荘まちあるき  江戸時代の後期から昭和の初めにかけて全国各地で活躍した近江商人の偉業を伝えるイベント「ぶらっと五個荘まちあるき」が、近江商人屋敷が残る五個荘金堂地区で開催されました。  「近江商人時代絵巻行列」では、チンドンが奏でる軽快なリズムに導かれ、近江商人の旅姿や、はかま姿の女学生、商家の娘などにふんした約100人の行列が、白壁や舟板塀の蔵屋敷が連なる町並みを練り歩きました。  三重県津市から来場した上村澄子さんは、「5年ほど前から毎年写真を撮りに来ています。お祭りの雰囲気もいいのでお気に入りです」とカメラを手に行列を収めていました。       今年は五個荘金堂重要伝統的建造物群保存地区選定20年記念事業と連携し、ステージ会場ではお祝いの舞の「三番叟」の披露や近江商人屋敷外村宇兵衛邸の池でにしき鯉の放流が行われ、来場者を魅了しました。  そのほか、特別公開の近江商人本宅や寺社仏閣など23カ所の会場で「ぶらりまちかど美術館・博物館」なども開催されました。 10月12日 秋の夜長に芸術・音楽を楽しむ 市展夜間鑑賞・ロビーコンサート  第14回東近江市芸術文化祭の催しのひとつである「市展夜間鑑賞・ロビーコンサート」が八日市文化芸術会館で開かれ、約110人が来場しました。  八日市文化芸術会館のロビーをステージに、「レーヴ・パピヨン」によるオーボエ、ヴァイオリン、ピアノの演奏でクラシックコンサートが行われました。オーボエを奏でる田中佑美さんは、佐野町在住です。  「赤とんぼ」といった親しみのある曲や、「愛の挨拶」というしっとりした曲など12曲が演奏されました。来場者は3人が織りなす心地よいメロディーを満喫しました。  生後8カ月の子どもと一緒に鑑賞した田中知子さん(中小路町)は、「さすがプロという演奏でした。このような本格的な演奏が気軽に楽しめる機会が増えたらうれしいです」と余韻に浸っていました。  また、この日は市美術展覧会の夜間鑑賞ができる日でもあり、来場者は、コンサートとあわせて書や日本画、彫刻彫塑の作品を鑑賞しました。 10月8日 市内の多様な生態系を調査 いきもの調査隊   市内に生息している生物を専門家と調査する「いきもの調査隊」が開かれ、秋晴れの下、小学生を含む市民ら24人が参加しました。  この調査は、市内の生態系を把握して環境保全や地域資源の活用につなげようと開催したものです。今回は愛東支所から恵美須溜までと、繖山、五個荘支所前の大同川で調査を行いました。   愛東支所から恵美須溜までの地点では、魚類、昆虫の2班に分かれ、それぞれの専門家と実施しました。  愛東支所近くを流れる経田川の魚類調査では、手持ちの網で、川底の石を持ち上げ網に追い込んだりしながら、オイカワやカワムツ、タモロコやトウヨシノボリのほか、サワガニやトンボのヤゴなども捕まえることができました。  その後、専門家の藤岡康弘さんの解説を聞きながら、捕まえた魚などをみんなで観察しました。  家族で参加した奥川友悠くん(五個荘平阪町)は、「カワムツなどいろいろ捕まえることができて楽しかったです」と笑顔で話しました。