東近江市民クラブ 森田 コ治 災害級の猛暑対策は Q 今夏の猛暑による熱中症対策について、どのような対応を行ったのか、その結果と評価は。 また、自治会館等を一時休憩所として開放することを自治会連合会に要請する考えはあるのか。 A 熱中症の注意喚起と予防啓発を実施、高齢者への熱中症予防対策マニュアル・ガイドラインの情報提供等のほか、公共施設を一時避難所「eオアシス」として開設しました。評価の段階ではありませんが、好評を得たと思っており、重篤化に至らなかったと捉えています。 必要があれば自治会に要請していきたいと考えています。 Q 防災計画について、 @豪雨災害時の応急対策として、避難勧告などの発令、伝達方法は。 A避難行動要支援者の視点を取り入れた防災訓練を実施したことはあるか。また、支援者(サポーター)の確保は。 A @避難勧告などの発令は、気象情報、河川の水位等総合的に判断しています。伝達方法は、防災告知放送システム、緊急通報システム、東近江スマイルネット等で行っています。 A市総合防災訓練において要支援者に声かけをするなどの訓練を実施しています。支援者は、避難行動要支援者避難支援プランに定めるほか、自治会で確保されています。 東近江市民クラブ 鈴木 則彦 誰がどうするムクドリ対策 Q ここ3〜4年前から、八日市駅前にもムクドリの大群がやってきた。夏から秋にかけて、駅前グリーンロードのケヤキの街路樹に大量のムクドリが飛来し、夕方から翌朝までほぼ一晩中鳴き続けるので住民は困っている。 さらに、かなりの量のフンを落とし、降雨後は悪臭が漂い、駅前の衛生上も決してよいとは言えない。 ムクドリの害から住民や通行人を守ることについて、市の考えは。 A 八日市駅前の樹木にムクドリがねぐらとして飛来しており、フン害や鳴き声により住民や通行人に対し迷惑となっていることは29年度もお聞きしており、樹木の剪定を道路管理者で実施していただくなど対応してきたところです。 Q 全国的には、ロケット花火を撃つ、パルス波を放つ、鷹匠に依頼する、天敵の模型を設置する、木に網をかぶせる、敵に捕まったときの鳴き声を聞かせるなど、対策がとられているが、当市の対策は。 A 近年全国的に自治体を悩ます事案であり、他の自治体の対策事例を調査し、効果的な対策を研究していきたいと考えています。 東近江市民クラブ 山本 直彦 特産品で地域おこし Q 物産や特産品の振興に効果的であると期待され、29年度から大学生を交えて準備している物産ロゴマーク認証制度について、 @どのような考え方・目的で導入しようとしているのか。 A進捗状況と今後の予定は。 A @人や地域とのつながり、本物へのこだわりなど、地域愛を大切にしながら活動する作り手にもスポットを当て、物産と作り手の魅力を多くの消費者に知ってもらうこと、また作り手のこだわりを深め、スキルアップを図っていただくことを目的としています。 A現時点では制度の考え方とロゴの素案を整理している段階です。今後、協力していただいている県内の大学でロゴマークのブラッシュアップとロゴの活用方法を発案していただき、認定基準策定委員会において認定基準などを協議し、31年度に募集を開始したいと考えています。 Q 当市の実情や特色に合った独自の小規模企業振興条例の制定を早急に進めていくべきだと考えるが、現状と今後の予定は。 A 同様の条例を制定している先進事例の調査および研究を行っているところです。今後、できるだけ早期の条例施行に向けて、関係団体の意見を聞きながら進めていきたいと考えています。 太陽クラブ 安田 高玄 鈴鹿の山は市の宝 Q 鈴鹿10座は、市制10周年にあたり、鈴鹿の峰々の素晴らしさと存在意義を多くの方に知っていただくとともに、この山々によって育まれる豊かな森林資源や水資源を財産として、次世代に継承していくために選定されたが、 @事故防止の対策は。 A安全についての啓発活動は。 B森林活用の今後の展開は。 C森林を活かした教育は。 A @市山岳遭難対策協議会や山岳会、ボランティアが、標識、レスキューポイント看板などの設置、登山道の補修や周囲の木々の伐採などにより事故防止対策を図っています。 A「はじめての山のぼり講座」の実施、登山道の地図の整備による道迷いの防止、ケーブルテレビの啓発番組の放映、登山届の提出の啓発などを行っています。 B市の56%を占める森林を地域資源と捉え、木材や間伐材の活用のほか、熱エネルギーとしても有効活用を図ろうと考えています。 また、水源でもある山に人が入ることにより森林を活性化させ、結果として土砂災害を防止し、獣害を防ぎ、貴重な生態系を取り戻すことに繋がるなど、森林の持つ様々な可能性を次世代に伝えていくことが重要だと考えています。 C市内小学生を対象にした「やまの子キャンプ」が挙げられます。