新政無所属の会 井上  均 命を守る防災戦略を Q 災害から命を守るには市民に適切な避難行動をとってもらう必要がある。そのため、地域防災計画の周知や自治会・個人の十分な防災への備え、より精度の高い避難情報を作り伝えることが重要である。そこで防災戦略として、 @避難勧告発令での避難割合と気象庁、県、市、自治会、個人の役割と責任の分担は。また、切迫した状況がわかる段階別の情報提供ができないか。 A災害行動計画(タイムライン)や個別計画を策定されている地区に、現場確認時の安全を確保するための危機管理型水位計を設置する考えは。 A @避難勧告を発令し、避難された方の割合は浸水災害で1.8%、土砂災害で1.1%です。災害時には各機関から個々に発せられる情報を収集し、総合的に判断し、市民に周知しています。 避難の最終判断は個々の責任となることから、自助・共助のいて啓発を行っています。 また、段階別情報については事態の深刻さが伝わるように努めます。 A災害行動計画が策定されている地区はいずれも一級河川であり、県が危機管理型水位計の設置を検討されています。行動計画等が有効に機能する箇所に設置するよう県に要望します。 市議会のうごき より開かれた議会を目指して 東近江市議会は、議会改革に係る調査研究および提言を行い、市議会の更なる活性化や、より市民に開かれた議会を目指すため、東近江市議会改革検討委員会を設置しました。   12月19日に、第1回東近江市議会改革検討委員会を開催しました。 議員の中から選出された8名の委員が出席し、大橋議長から「適正な議員定数等について」諮問を受けました。 また、委員会では、市木徹委員を委員長に、田郷正委員を副委員長にそれぞれ選出しました。 議長の諮問を受け、今後は、現状の議会活動や議員活動の検証を行い、 ・適正な議員定数 ・議員報酬 ・政務活動費 について、答申をまとめることとしました。 あなたがかがやくまちづくり〜市民と議会の意見交換会〜 様々なご意見ありがとうございました。 去る10月20日に、五個荘コミュニティセンターで第6回市民と議会の意見交換会を開催しました。今回は、「あなたにとって住みやすいまちってどんなまち?」をテーマに、ワールドカフェ方式で意見交換を行い、市民の皆さまから、たくさんの貴重なご意見を頂きました。 ご意見は報告書としてまとめ、市民の皆さまの声として議会活動に生かし、今後の市政発展につなげていきたいと思います。主な意見は下記のとおりです。 ・ハード的にもソフト的にも障害者にやさしいまち ・交通インフラが整備され、買い物などの移動がしやすいまち ・近所付き合いや、あいさつ、人と人との交流が気軽に行えるまち ・若者が集まれる場所や24時間開いている店がたくさんあるまち ・子ども達に、自分の住む地域をステキだと思ってもらえるまち ・若者が帰って来たいと思えるまち(子育て、就職、生活環境、娯楽、教育) ・サークル活動(居場所づくり)が活発なまち ・医療機関が 充実したまち ・災害に強く 犯罪のないまち ・高齢者が 住みよいまち ・子どもが たくさんいるまち ・自然が 豊かなまち 大規模災害に備えて 市議会では、大規模な自然災害の発生時に必要となる組織体制や議員の行動基準などを定めた東近江市議会業務継続計画(議会BCP)を策定しています。 災害に対する危機管理意識を高めるため、1月16日に防災訓練を実施しました。 当日は、大雨洪水警報発令中に震度5強の地震が発生したとの想定で、災害対策会議の設置や周辺被害状況の報告などの訓練のほか、市の防災情報システムやため池ハザードマップの説明を受けました。