東近江市民クラブ 西村 和恭 「自治会連合会」って要るの? Q  自治会長には自治会運営に専念していただき、地域の様々な課題の集約などは、まちづくり協議会が担うべきでは。また、自治会連合会の組織の見直しも必要では。 A  自治会や各種団体などの地域活動に関わる多様な主体がまちづくり協議会に参画し、相互に連携協力することで、地域の課題解決に向け包括的な取り組みを進めることが必要であると考えています。まちづくり協議会や地区の自治会連合会がどういった役割を果たしていくのか、そのあり方や自治会連合会の機能と必要性について、行政と各地区が共に考えていきます。 Q  主要地方道多賀永源寺線の整備に対する市の認識と、県の対応は。 A  地域の生活を支える唯一の道路であるとともに、森林文化の素晴らしさを発信するために欠かすことのできない道路であると考えています。  県では、現在、落石防護柵の整備を進められており、継続して待避所などの局部的な整備も計画されています。  今後も防災対策に加え、豊かな森林資源や木地師に代表される伝承文化を活用した地域活性化などに寄与する抜本的な道路整備が実施されるよう、引き続き県に要望していきます。 狭くてカーブが連続する多賀永源寺線 東近江市民クラブ 鈴木 則彦 ムクドリと江州音頭 Q  今年も中心市街地に飛来しているムクドリについて、今後の対策は。 A  道路管理者である滋賀県土木事務所へ県道八日市停車場線(八日市駅前通り)の街路樹の早期の剪定を依頼し、実施された結果、昨年に比べムクドリの飛来数は大きく減少し、効果があったものと考えています。今後も飛来状況を把握した上で必要に応じて鷹匠や音響による追い払いの検証をしていきます。 Q  江州音頭について、 @子どもの頃から地域の文化として教育するべきでは。 A文化財としての保護や多方面への有効活用の考えは。 A  @小学校の約3分の1で音楽の授業や総合的な学習の時間に行っています。また、運動会で踊っている学校もあります。 A発祥の地として「聖しょうとく徳まつり」が継続して開催されているのをはじめ、愛好されている方々によって熱心に受け継がれています。しかしながら、生活環境やコミュニティの変化などにより、以前のように踊りに参加し、音頭を身近に楽しむ機会は減ってきているように感じます。郷土を代表する民俗芸能として、これまで以上に保存・継承のための支援を行っていきたいと考えています。 剪定により効果があった駅前通り 東近江市民クラブ 田井中 丈三 伊庭内湖・愛知川の環境整備を Q  鈴鹿の峰から琵琶湖まで続く愛知川水系、風光明媚な伊庭内湖や承水溝を要する大同川水系などは、上水・農地灌か んがい漑・産業利用・防火など市民生活の源であるが、その利用を重視するあまり、大切な自然を傷つけている。 @愛知川は瀬切れが起こり有名な鮎が激減しているが、鮎の復活に必要な対策は。 A伊庭内湖は泥の堆積や異常な水草の繁茂が生じているが、国民スポーツ大会を控え対策は。 A  @愛知川は市を代表する財産で、再び人々で賑わう清流に戻して後世に残す責務があると考えています。天然鮎の遡上時期の瀬切れや濁水対策を、県や専門家と連携して進めています。愛知川内水面漁業振興協議会へのダム設置者の参画についても、今後検討されるものと考えています。 A伊庭内湖の浚渫と水草除去などについては、国スポでの来訪者に好印象となる対策に努めます。 Q  ふるさと納税制度は、過度な返礼品競争で本来の趣旨が歪められている。国に制度改善を求めるべきでは。 A  ふるさと納税制度は、故郷などを応援したいという納税者の思いを実現するものです。制度の見直しも必要であると考えています。国などの動向を見守りながら趣旨に沿った運用を行います。 伊庭内湖を埋め尽くす水 東近江市民クラブ 山本 直彦 「近江匠しょうにん人」募集はじまる? Q  物産ロゴマーク「近江匠人」認証制度について、 @顧客のメインターゲットは。 A明確な認定基準は。 B今後の展開は。 A   @商品の特性だけでなく、背景やストーリーを含めて認証する制度であることから、特定の人物像を想定するのではなく、幅広い方々に認証した商品多角的な視点で評価し購入していただきたいと考えています。 A商品の基本的な品質を前提に「人や地域とのつながり」「本物へのこだわり」「未来への継承」を認定基準とし、可能な範囲で数値化することで客観性を持たせています。 B今年度中に認証を進め、来年度から物産展への優先的な出展支援や、冊子の作成などを進める予定です。また、認証を目指す事業者へ研修会を開催するなど、さらなる制度の普及に努めていきたいと考えています。 Q  学校における色覚障害者への配慮について、 @教職員への指導状況は。 A色覚チョークの使用実態は。 A  @日常的にチョークの色に配慮すること、図画工作・美術の授業で配慮することなど、適切な教育支援を行うよう指示をしています。 A31校中8校で使用しています。今後は色覚チョークを使用するように推奨していきます。