一 般 質 問   1 2 月1 0 日、1 1 日、1 2 日に2 0 人の議員が一般質問を行いました。質問と答弁の概要をお知らせします。また、議会ホームページでは、インターネットによる動画配信も行っています。  QRコードを読み取ることで、各議員の質問の様子を映像にてご覧いただけます。 新政無所属の会 西澤 善三 SDGsへの取り組みについて Q  SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みについて、 @地球温暖化の影響を受け、台風などの自然災害が多発している。震災があった東北では、新設された防潮堤が雨水の排出を妨げ浸水被害が発生した。インフラの強化だけでは解決できない状況になってきている。  2030年までに17のゴールを決め持続可能な社会の実現を目指ざすSDGsが国連で採択された。国では、より一層の地方創生につなげるためにアクションプランを示し、SDGs未来都市やSDGs達成のための取り組みを募集されているが、市の考えは。 ASDGsの理念を活用したまちづくりを行うことが求められていると考えるが。 BSDGsの市民周知や理解、行動を起こしてもらう施策は。 A @本市ではSDGsの理念などを念頭に置いて、持続可能なまちづくりに取り組んでいきます。 ASDGsは国際間において持続可能な発展を達成するための目標であることから、これをそのまま市政の基本に置くことは考えてはいません。しかし、総合計画をはじめとしたさまざまな計画や施策については、SDGsにつながる共通の理念があることは間違いないと考えます。 B市民への周知については、国や県が取り組みを進めている情報などを適宜PRしていきます。 新政無所属の会 井上  均 蒲生医療センターのこれからは Q  蒲生医療センターについて、 @指定管理に至った経緯と地域医療の将来像は。 A長峰、鋳物師診療所を含む公立病院としての責務は。 B地域医療連携推進法人には周辺自治体や公立、民間病院、介護事業所なども参加予定か。 C指定管理者との、施設利用料、指定管理料、政策的医療交付金の取り決めと検証の仕組みは。 Dがんセンターの開設が提案されているが、建設計画は。 A  @地域における重要な医療機関として維持継続するために地域性を理解し、系列病院と連携することができる医療法人社団昴会を候補者に特定しました。また、蒲生医療センターは、一般診療とがんに特化した病院を目指します。 A医療過疎地をなくし、不採算部門など民間で提供が困難な医療と質の高い医療を提供することです。 B東近江圏域の市町に参加を呼びかけ、各医療機関の機能分担や介護事業者の参加については今後検討します。 C施設利用料、指定管理料は相互に支払わない利用料金制による独立採算とします。政策的医療交付金は協定書締結後に協議していきます。 Dがんセンターの建設費用、工事期間などは、現在、指定管理候補者で検討されています。 東近江市民クラブ 田井中 丈三 命を守るためのハザードマップ Q  「災害は忘れた頃にやってくる」この言葉を肝に銘じて、命を守るための備えを怠ってはならない。平成2年の愛知川堤防の決壊から30年が経った。昭和28 年には西の湖の堤防が決壊してきぬがさ町も被災している。自治会役員の多くが堤防決壊の怖さを知らない世代となってきた。住民の命を災害から守るため、 @西の湖の堤防沈下の状況をどう把握し対応しているか。 A自治会などの防災の取り組みへのサポート内容は。 B家の冷蔵庫に貼れる洪水ハザードマップ概要版を地域で作ってもらい、それをサポートする考えは。 C洪水ハザードマップで浸水想定が深い地域への指導内容は。 A  @堤防が1・5qにわたって沈下しており、土地改良区が調査され今後の対策も検討されています。 Aハード面では、資機材や可搬式ポンプなどの購入に使える自主防災組織育成補助金があります。ソフト面では、職員や消防団員を自治会に派遣し、講習や訓練を行っています。 B地域に有用な情報をまとめたマップの作成を出前講座でサポートしています。また、印刷費などにも補助金が利用できます。 C家の2階への垂直避難が困難な地域へは、早めに安全な場所に避難するよう説明しています。