フォトニュース ひがしおうみ東西南北 季節の話題をお知らせ! 2月25日 県立八日市南高校生 文部科学大臣賞を受賞  県立八日市南高等学校花緑デザイン科の生徒2人が、設計図などを正確に書き写す技能を測る「トレース技能検定試験」で文部科学大臣賞を受賞し、担任の吉村教諭とともに小椋市長に報告しました。  トレース技能検定個人の部において、1級で西柊子さんが全国1位、2級で上原彩奈さんも全国1位となり、二人とも文部科学大臣賞を受賞しました。  さらに、団体の部でも全国1位となり、県立八日市南高等学校が創立されて以来初めての主要部門で三冠を達成しました。  西柊子さんは、「4月から造園業界で働きます。図面を描く機会があると思うので、この技能を生かしたいと思います」と意気込みを語りました。 2月22日 歴史から学ぶ未来への投資 東近江市総合戦略フォーラム   東近江市は、うるおいとにぎわいのある豊かな地域づくりを目指して、第2期東近江市まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定しました。本市の総合戦略の目指す方向性について、市民の皆さんと共に考えるため、昨年連携協定を締結した龍谷大学の入澤崇学長を迎え、フォーラムを開催しました。  第一部では、入澤学長が基調講演を行い、歴史文化の観点から、さまざまな歴史文化を育んできた東近江市の未来について話しました。続いて、龍谷大学の深尾昌峰教授をコーディネーターに迎え、入澤学長、小椋市長の3人が鼎談を行いました。  第二部では、「伝えるから伝わる人材育成に」と題し、現役高校生を交えて、ワークショップを開催しました。  参加した奥田弘美さん(上二俣町)は、「多世代で文化や環境を大切に守り育てていくという入澤学長の話に共感しました」と話しました。 2月29日 温かみのある伝統文化を紹介 ラトビアの文化と手しごと展   ロシアに隣接するバルト海東岸の「ラトビア」の魅力を紹介する「ラトビアの文化と手しごと展」が蒲生図書館で開催されました。  ラトビアは、自然豊かな国で、日本と同様に四季があり、美しい季節の移ろいを感じることができます。そんな自然あふれるラトビアには、四季に沿った暮らしと伝統文化を大切にする人々が暮らし、編み物や織物、木工品などの手工業が盛んに行われています。  今回の展示では、防寒だけでなく、かつて冠婚葬祭に欠かせない小道具だった手編みのミトンや、柳で作ったバスケットなどの手工芸品、文化や歴史を伝える写真パネルなど、約80点が紹介されるとともに、関連図書の特設コーナーも設けられました。  来館した青木悦子さん(上平木町)は、「ラトビアという国を知らなかったけど、図書館でこんな素敵な作品を見ることができてよかったです」と話しました。 3月1日 商家に伝わるひな人形めぐり 華やかに  古くから近江商人屋敷を彩ったひな人形を紹介する「商家に伝わるひな人形めぐり」が、五個荘近江商人屋敷など五個荘地区一帯の9施設で開催されました。  このイベントでは、五個荘地区の商家に伝わるひな人形や、近江上布を用いて制作された創作ひな人形など約110組のひな人形が展示されました。  中江準五郎邸では、天皇陛下が即位礼正殿の儀・大嘗祭でお召しになった黄櫨染御袍に身を包んだひな人形2対が全国初公開されました。  また、地元の人が手作りしたまちなか雛が会場周辺に飾られており、訪れた人は風情ある町並みでまちなか雛を探しながら散策していました。  高槻市から訪れた小村靖さんは、「毎年、楽しみにしています。今年は、令和雛も見ることができ、例年と一味違うひな人形めぐりが楽しめました」と満足気でした。