■記号は、問=問い合わせ IP=IP電話 FAX=ファクス 情報ピックアップ ■人と人、人とまちをつなぐ広報紙  広報ひがしおうみ × ボランティアの皆さん  今回は、広報ひがしおうみの発行に協力いただいているボランティアの皆さんを紹介します。  ●自分たちにできることを大切にしたい  ●ボランティアの皆さんの協力で広報ひがしおうみがさまざまな形に! ■声の広報  ●朗読サークルむらさきぐさ × パソコンボランティア  平成元年の立ち上げ以降、30年以上活動を続けている朗読サークル「むらさきぐさ」は、現在7人で活動しています。サークルの皆さんは、広報ひがしおうみなどをカセットテープに吹き込み、希望する人に毎月届けています。  広報ひがしおうみ(20ページ)は、読み上げると60分のカセットテープ2本分になります。  「むらさきぐさ」は、月に2回、福祉センターハートピアに集まり、ダビング作業や打ち合わせを行っています。  代表の赤穂恭恵さんは、「視覚障害者の皆さんのためにとスタートした取り組みですが、活動を通じて、私たち自身の学びになっていることが多いと感じています」と活動を振り返ります。  「むらさきぐさ」が音読する広報紙は、市ホームページでも聴くことができます。パソコンボランティアの木仁志さんの協力の下、音声をデータ化し、どなたでも聴くことができる音声版を市ホームページに掲載しています。  木さんは、「『市ホームページで音声版の広報紙を聴くことができ助かります』と利用者からの声を聞くと励みになります」と笑顔で話します。  「むらさきぐさ」と木さんの連携により声の広報を届けます。  ●声の広報さるびあ  湖東地区で20年以上活動を続けている声の広報「さるびあ」。対面朗読、地元小学校での読み聞かせなど、メンバー8人でさまざまな活動を続けています。  広報ひがしおうみ7月号のカセットテープへの録音はメンバー4人で行いました。朗読する人やカセットデッキを操作する人など役割を分担し、段取りよく収録します。挿入写真なども雰囲気が伝わるように工夫し丁寧に話されています。約2時間かけて読み上げ、でき上がったカセットテープは、メンバーが希望する人に届けます。手渡しすることでコミュニケーションも楽しむメンバーの皆さん。  代表の青西直美さんは、「声を出して読むことが自分たちの活力にもなります。市内で活動するほかの団体とも情報共有を図っていきたいです」と笑顔を見せます。  ●朗読ボランティアスイトピー × あじさい  平成9年に能登川地区で活動をスタートした朗読ボランティア「スイトピー」は、現在7人で活動しています。主な活動として、地域の老人保健施設や学童保育所で読み聞かせや紙芝居などを行っています。その中のメンバー2人が広報ひがしおうみなどのカセットテープに吹き込む作業を行っています。  代表を務める小松安希子さんは、「皆さんに関心を持っていただき、新しいメンバーとともに多くの人に利用してもらえるようにしていきたい」と展望を話します。  吹き込んだテープは、能登川地区で活動する「あじさい」のメンバーが希望する人の自宅に届けます。「カセットテープを手渡しすることで、利用者の様子が分かり、コミュニケーションも図れます」と活動の大切さを話すメンバーの中河利子さん。  朗読ボランティア「スイトピー」と「あじさい」は、共に活動を続けていきます。 ■点字広報  ●八日市点訳サークル燈火  平成5年から活動が始まった点訳サークル「燈火」  現在、11人のメンバーで活動しており、広報紙のほかにもごみカレンダーなど生活に必要な情報を点字に変換して必要な皆さんに届けています。  広報ひがしおうみを全て点字に変換すると、200ページ以上になるため、目次を含めて80ページ以内に収まるよう調整されています。特に、目次を分かりやすく点字に変換するよう心がけています。  広報紙のデータを機械点訳するだけでは、漢字の読み誤りや見出しなどがうまく変換されないことが多く、メンバーが分担して手直しして、点字の印刷に進みます。点字の印刷には、1冊約30分。「燈火」の地道な活動が続きます。  会長の谷順子さんは、「長年活動を続けてきたので、新しいメンバーを募集しながら、活動を継続していきたい」と話します。 ■インタビュー  ●私の広報ひがしおうみ  東近江市視覚障害者福祉協会 会長 川元喜代司さん  点字広報は、大・中・小見出しを設けるなど読む側の立場になって作成していただいているので、流れるように読むことができます。声の広報では、皆さんの元気な声とともに情報が届きます。  ボランティアの皆さんには、アドバイスさせてもらったこともありましたが、今では安心してお任せしています。 ■新メンバー募集中!  私たちと一緒に活動しませんか。  今回紹介しましたボランティアグループで一緒に活動したいという人は、ぜひお気軽に広報課まで問い合わせてください。ボランティアの輪が広がれば、情報の輪も大きく広がっていくのではないでしょうか。  また、点字広報や声の広報が必要な人は、広報課まで連絡してください。広報ひがしおうみは、「人と人、人とまちをつなぐ広報紙」をモットーにこれからも皆さんへお届けします。   申問=広報課 IP=050-5801-5611 ファクス=0748-24-1457